
週末の名古屋戦から先発メンバー7人を入れ替えた鹿島が、C大阪に1-2と競い負けを喫した。これでC大阪には2010年8月のリーグ戦(0-1で負け)以来となる白星を献上、決勝トーナメント進出を決めてはいるものの、悔しい敗北となった。
GKに佐藤、最終ラインには前野、山村、植田、中盤に本田、中村、そして前線には出場停止明けのダヴィと名古屋戦から7人入れ替えて臨んだ鹿島だったが、試合開始直後、海外移籍の噂も出て乗りに乗っている柿谷とこの試合初ゴールを狙うエジノのツートップに攻められる。そして2分、後方からのロングフィードを受けたエジノに植田が競り合うものの、うまく体を入れ替えられ、先制点を決められる。
その後も南野、柿谷に攻め込まれるシーンが目立つが、鹿島は柴崎、本田のボランチコンビがうまくいなし、徐々にペースを取り戻す。そして21分、ボールポゼッションから前線へ穴を見つけた柴崎が突如ギアチェンジし、縦への鋭いパスを出す。これを受けた大迫は中村とのワンツーから抜け出し、右足で強烈なシュートを放つ。一度はGKキムに止められたが、これをダヴィがしっかりと押し込み、スコアをタイとした。
その喜びもつか野間、今度は36分、自陣でパスカットした柿谷に高速ドリブルで攻め込まれ、そのまま強烈なシュートを叩き込まれる。これでまたリードされた鹿島は大迫、ダヴィのツートップがC大阪に迫るも同点にできず、前半を終えた。
互いに攻め合う前半を終了し後半に入っても、一進一退の攻防が続く。だが、鹿島は結局同点に追いつくことなく、90分を戦い終えた。放ったシュートは17本と多かったが、決定力に欠けた印象は否めない。また植田、山村を中心とした最終ラインにもいつものような安定感がなく、決められてはいけない選手に決められた印象だけが残った。世代交代が求められる鹿島にとって、乗り越えなければいけない壁は、まだまだ高い。













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【この試合のトピックス】
・C大阪に2010年8月のリーグ戦(0-1で負け)以来となる公式戦白星を献上。対C大阪連勝記録が8でストップする。




・相手のDFラインの背後のスペースを狙っていこう。
・何よりコミュニケーションをしっかりとろう。声をかけ合い情報共有を徹底すること。
・鹿島は良いチームだ。こんなぬるいマークじゃ同点ゴールを決められてしまうぞ。
・テンポ良くボールを動かして、前を向けたらどんどんゴールを狙っていこう。
・正直言うともう少し選手を入れ替えたかった。選手を見極めるのはこうした実際の公式戦で、敵のサポーターもいるなか、相手もいるなか、選手の現状を把握できるいい機会だと思う。本当はそうしたかったが、皆さんご存じの通り、ベストメンバー規定もあり、やむを得ない選択をせざるを得なかった。
・相手の8番(柿谷選手)へのケアミスというのも、当然ながらあった。彼を自由にさせすぎたため、失点を生むような、よりよい条件を相手に与えてしまったという問題もあった。ただ、ボールポゼッション率、ボールを動かして欲しいという要求に関しては、非常にうまくできていたと思う。その2回のミスというのが、相手にカウンターの状況を作ってしまった。特に、その8番を自由にさせたことが、我々が冒したひとつのミス。1失点目の部分は若いセンターバック陣のところだったが、相手にボールを裏に出された時、相手は前に進む状態であり、自分たちは後ろ向きから反転して挑まなければいけない。ただ、いくら反転の練習をしたとしても、動作の部分でその時間をロスしてしまう。そこでフラットで守ろうとすると、必ず失点につながってしまう。相手のフィードの精度が高い選手がいれば、その1本でやられてしまう。今回はそのいい勉強を、彼らは実戦的に今日は肌で感じたことだろうと思うし、これがまた成長につながると思う。
・スタジアムに足を運んでいただいた皆さんには、非常にサッカーの面白さがあった試合を見ることができたと思うし、自宅でテレビを通じて見ていた人たちにとっても、非常に面白みのある試合だったと思う。
最初の失点の形が良くなかった。相手の8番をフリーにしてしまい、DFと1対1になる前に止めておかないといけなかった。失点してから試合中に修正が出来た部分は良かった。これを継続してやることと今日の反省点を修正したい。でないと、だたの消化試合になってしまう。
【大迫 勇也】
先制されたのが早かった。こっちのチャンスもたくさんあった。打ち合いになったところで決められればよかった。リズムは良かったと思う。その中で自分が決められるチャンスもあった。難しい試合だったけど、予選リーグを突破するのが大事だったので、切り替えてリーグ戦に挑みたい。
遠藤選手、山村選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。