
前線で献身的な働きを見せたダヴィの活躍で、鹿島が2-1と新潟を撃破した。この勝利で鹿島はBグループ3位に浮上、決勝トーナメント進出へ大きな弾みをつけた。
序盤、鹿島はサイドバックの裏を狙ってくる新潟の攻撃を青木、岩政のCBコンビが中心となってうまく抑える。すると徐々に試合の主導権が鹿島に移り、29分、小笠原が左サイドからのFKを大きく右に展開し、フリーでそのボールを受けた遠藤が楽々とゴール前にクロスを上げる。これをダヴィが強烈なヘディング弾で新潟ゴールに叩き込んだ。
先制点を得た鹿島は中盤の柴崎が積極的に前へ出るなど、野沢、本山らとのコンビネーションも良く流れを作っていく。そして41分、ダヴィがバックパスの対応に手間取る相手GKの竹重に猛烈なチャージをかけ、そのままゴール。先週末の C大阪戦でも見せたダヴィの献身的な動きで、鹿島は前半のうちに早くも2点のリードを奪った。
後半に入っても鹿島のペースは変わらない。そしてトニーニョ セレーゾ監督は72分、遠藤に代え梅鉢を投入し、早くも逃げ切りの形を作っていく。「バチは良かった」と試合後、本山が評したように最初はなかなかボールが回って来ない梅鉢だったが、相手の中盤を自由にさせない動きは少々疲れの見えて来た先発陣に大きな助けとなった。
試合終了直前の86分、「クロスの弾道が誰かに当たり、ちょっと予想外のところに行った」と青木が振り返ったシーンで1点は献上したものの、終始攻守に安定感を見せた鹿島が2-1としっかり逃げ切り勝利を収めた。この勝点3で、Bグループ3位に浮上した鹿島。ダヴィが8試合6ゴールを決めれば、エースの大迫もすっかり足を完治し、万全の形で週末のJ1第6節の大分戦に臨む。4月に入って3連勝と勢いに乗る鹿島だが、この勢いを本物にするためにも勝ち続けていきたいところだ。





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・ピッチは滑りやすくなっているので、積極的に低い弾道のシュートを打っていこう。
・相手に自由を与えることなく自分たちのサッカーをやり切れ。
・やれることを繰り返し続けること。自分たちの強みを出していこう。
・今のチームの姿勢はだいぶ良くなってきているので、それは評価したい。技術的な部分は個人個人でレベルアップをしていかなくてはいけない。選手たちがピッチに入った時にどういう役割をして、機能性をチームの一員として判断するなど、戦術的な部分は監督の役割である。それにプラスして気持ちの部分が入ってくる。そこを高めていかなくてはいけない。ただ、根本的なところは技術の部分である。技術がしっかりしていなければ、選手層を厚くすることが出来ない。苦しい中、上手くやっていかなくてはいけないと思っている。
・ダヴィの貪欲さやあきらめない姿勢は、チームとして持たなくてはいけない物である。それを彼が示して他の選手に伝わり、チームに良い循環を与えている。彼はパワーとスピードを持っているがチームの中で何をしなくてはいけないのか、自分の役割が何かを理解している。それは彼だけでなく、全選手が役割、機能性を常に意識してプレーしている。今はそれが持続できるようになっていると思う。
(アシストのシーンは)今日はあれだけだった。フリーだったが、大樹さんが引きつけてくれたおかげ。セットプレーはチャンスになると試合前から言われていた。勝って良かった。次はリーグ戦に向けてがんばっていきたい。
【大迫 勇也】
足は全然大丈夫。(大分戦に向けて)今は勝っているから、メンバーをそう代えないんじゃないか。チーム全体がいい感じになって来ていると思う。
【梅鉢 貴秀】
(交代で入って)監督の指示を忠実にやろうと思った。センターバックの前を空けないように、満男さんとどちらかは残っているように言われた。(なかなかボールが触れずに)自分の感覚では10分ぐらい触っていないように感じた。入る時はそんなに緊張しなかったが、触れない時間が長くて少し不安になった(笑)。(安定したプレーだったが)後ろから声をかけてくれるので、状況が見える。落ち通いてプレーできた。
【青木 剛】
新潟はやり方が徹底していて、サイドバックの裏のスペースにFWが流れてチャンスを作るというのがパターンでそれに注意してプレーした。(元チームメートの岡本選手とやって)1.5列目的な役割だったので、新鮮だった。(失点のシーン)はクロスが誰かに当たって、ちょっと弾道が変わってしまった。
【小笠原 満男】
(連勝中だが)満足はしていない。もっと勝たないといけない。さらに続けられるようにがんばっていきたい。
本山選手、ダヴィ選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。