水曜日にスルガ銀行チャンピオンシップで2連覇を達成し、連戦で迎えた第20節のベガルタ仙台戦だったが、アウェイで押し込まれる展開の中、中村のゴールで先制した。しかし後半に疲れからか失速し、2ゴールを奪われ1-2と逆転負けを喫した。
序盤、ホームの大声援を背にして前に出てくる仙台に対して、押し込まれる展開が続く。11分には仙台の松下にミドルシュートを打たれたが、曽ヶ端の好セーブで難を逃れた。
粘りの守りで先制点を許さずにいると、23分に中村が均衡を破った。右サイドで小笠原からのパスを受けた遠藤がストレートのクロスボールを上げると、ゴール前に飛び込んだ中村がダイレクトで右足のボレーシュートを突き刺し、鮮やかにゴールネットを揺らした。
先制すると仙台にボールを持たれる時間が続いたが、組織的な守備で決定機を許さずに1点リードで前半を折り返した。
ところが、後半に入ると連戦の疲れからか、仙台に攻め込まれるシーンが目立つ。49分には太田にGKと一対一のシーンを作られたが、曽ヶ端のビッグセーブで大きなピンチを切り抜けた。しかし、仙台の攻めを受ける形が続くと、55分、柳沢にヘディングシュートで同点弾を許してしまった。
追いつかれた鹿島は60分にジュニーニョと土居を投入して、局面の打開を図る。しかし、盛り返せずにいると、曽ヶ端の好セーブなどで耐えていたが、81分に再び失点。右サイドからクロスを入れられると、最後はゴール前のヘベルチに頭で押し込まれた。
逆転を許すと途中出場していた岩政が、86分と後半アディショナルタイムにヘディングシュートでゴールを狙ったが、惜しくも得点とならず。1点差のままタイムアップを迎えて、痛恨の逆転負けを喫してしまった。
スルガ銀行チャンピオンシップを連覇した勢いをリーグ戦にもつなげたかったが、かえって連戦の疲労により、後半の2失点につながってしまった点もあるだろう。次節のホームでの新潟戦は、1週間後の開催となる。敗戦を引きずらずにしっかりリフレッシュして、再び浮上を図りたいところだ。

【この試合のトピックス】
・今日の負けでリーグ戦アウェイゲーム5連敗。また6試合連続未勝利で今季アウェイゲームでの勝利は、4月27日の第8節・新潟戦までさかのぼる。



・全体の形をコンパクトに保ち、自陣でのマーキングはタイトに。
・ボールを支配し、効率の良いサッカーを展開しよう。
・相手のカウンターへのリスクマネージメントはしっかりすること。
・残り45分、全てを出し切ろう!
・ホームであれば、もう少し動けたかも知れないが、アウェイゲームという部分も難しくなった要因。多くのサポーターが駆けつけてくれたので感謝しているが、やはりここにはアウェイという雰囲気が強かった。
・頭で分かっていても、疲労から足が動かないこともある。有望な若い選手もいるが、駆け引きという部分、スカウティングから得た情報をどう活用するかというところで、まだ時間がかかるもの。これは普通のことであり、我々は特に若い選手たちを育てていかなければならない。
・仙台というクラブをリスペクトしているが、今日は正直言って勝てる試合だったと思う。ただ選手たちは日程がタイトな中で、結果を求めて戦ってくれた。その部分は称賛に値する。両チーム合わせて3ゴールあったし、両チームのサポーターも素晴らしい応援だったので、スペクタクルなゲームだった。もう少し何かあれば、結果も違ったかな思う。
得点してもチームが勝てていない。最初の失点は、自分がもっと早くついていれば防げたと思う。コンディションは途中出場している時から良かった。得点して勝って初めて結果を出せたと言えるので、負けた事には不満。
【曽ヶ端 準】
良いセーブをしても勝たないと意味がない。試合中、太田選手らが嫌なところに入ってきていたし、サイドに上手く入られていたのでDF陣に注意をした。相手は後半になっても運動量が落ちなかった。相手のプレッシャーもあり、上手く自分たちの時間を使えなかった。
岩政選手、遠藤選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。