
前半に田代が決めた先制点を守りきり、鹿島が今季リーグ戦初の連勝を飾った。勝点も14に伸ばし、鹿島はその暫定順位を12位まで上げた。
気温は25度程度ながら、湿度が80%近くと非常に蒸し暑いホームズスタジアム神戸で、鹿島は序盤から試合の主導権を握る。前節でもゴールを決めた田代と興梠が前線で動き回り、田代は後方からのロングボールを忠実に競って、興梠はそのセカンドボールを貪欲に狙った。若干、単調なリズムとなったが、37分には相手ボールをカットした遠藤がらしくない快足ドリブルで左サイドを駆け上がり、ツートップが構えるゴール前へ鋭いクロスを出す。この決定的なシーンで田代が冷静に左足でゴールに流し込み、鹿島へ先制点をもたらした。
1点リードで折り返した後半には神戸に攻め込まれる場面もあったが、この日も中盤からの守備で相手を封じ込める。惜しかったのは興梠が何度かの決定機を迎えたが、いずれもシュートが枠に飛ばず追加点が奪えなかったこと。試合後、「全然ダメだった」と興梠本人が振り返るほどで後1点取れていたらもう少し楽なゲームになったかも知れない。今後、チームが浮上していくにはこういった決定機で確実に決めていくことが重要だろう。
さらに72分、小笠原と交代してピッチに立った柴崎がその14分後には右足首を痛め、ピッチを去ってしまったことは鹿島にとって大きな誤算だった。前節の磐田戦でも素晴らしい活躍を魅せた柴崎だっただけにこの負傷が今後のチームの行方に大きな影響を与えることも考えられる。
しかし今季リーグ戦初の連勝を飾ったことで、選手たちの士気は高い。「もう負けられない。ずっと勝ち続ける」。試合後、自らの途中交代に悔しさを隠しきれなかったキャプテンの小笠原はそう力強く宣言した。チーム内の競争も激化し、鹿島は新たなステージに突入する。






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・攻撃は相手の背後を狙え。
・リードしているのでバランスを考えること。
・マイボールの時、もっと自信を持って!
・相手のカウンターへのリスク管理をしっかり。
勝ったのは嬉しいが、満足できない。出られる人もいれば、出られない人もいるのは分かっている。今日の交代は悔しかったし、次頑張りたい。有三を使っているのはいいが、もう少しメリハリをつけて使えれば良かった。シンプルに点を取ってくれているし、いい形だがもっと有三に点を取らせるにはサイドからのクロスを入れられるような攻撃をしていかないといけない。(次節に向けて)ホームで勝たないと意味がない。もう負けられないし、まだ2連勝したばかり。
【遠藤 康】
僕らが守備をしないと後ろがきつくなるので、守備も意識してやった。(アシストのシーンで快足を見せたが)スパイクのおかげかな(笑)。コンディションもいいし、そこは良かった。でも最後のクロスはちょっと不十分。相手選手が触らなければどうなるか分からなかった。
【西 大伍】
次のホームゲームにいい形で臨める。連勝は今季リーグ戦で初めてだから良かった。試合自体は長いボールが多くて、ちょっと不完全燃焼。でも勝てたし、そういう試合もある。
※興梠選手・本山選手・田代選手のコメントは、アントラーズモバイルで!!