
森崎(浩)の2度に渡るスーパーゴールに鹿島が涙を飲んだ。これで鹿島は今季のJリーグで早くも3敗目、2試合ほど他チームより試合消化が少ないながらも降格圏内の16位にまでその順位を落とした。
序盤、アジア制覇という大きな目標を失った鹿島は吹っ切れたかのように前線からの激しいプレッシングで試合の主導権を握ろうとする。中盤でも調整不足を危ぶまれた小笠原が従来の運動量を取り戻し、広島に自由を与えない。しかし9分、森崎(浩)に右サイドからのパスをダイレクトのミドルシュートで決められるという圧巻の先制点を許してしまう。
しかし失う物が何もない鹿島はここで諦めることはなかった。18分、野沢が左サイドで仕掛けるとそのこぼれ球を受けた大迫が狙い済ましたクロスをゴール前へ上げる。ここに飛び込んだのは、6月のキリンカップで代表復帰を果たした興梠だった。相手選手のマークをうまく外し、ニアでジャンプしたフェリペの頭を越えてくるクロスボールをダイビングヘッドで合わせる。この見事な同点弾で鹿島は息を吹き返す。
その後も広島にシュートを打たれるシーンはあるものの、そのほとんどはブロックを作り、シュートコースを限定させて打たせたものだった。前後半通じて鹿島はゲームをコントロールし、決定的なチャンスも何度か見られた。
しかし後半アディショナルタイムにまたしても森崎(浩)にスーパーゴールを決められる。ペナルティエリアすぐ外でボールを受けた森崎(浩)の体をうまくひねった左足シュートで鹿島はついに決勝点を献上してしまった。
その後、試合終了直前にFKのチャンスからこぼれ球を野沢がダイレクトでシュートするもこれは惜しくもゴール左に外れる。直後にタイムアップの笛が吹かれた時、鹿島のほとんどの選手が天を仰いだ。
図らずも試合後に「どちらが勝ってもおかしくないゲーム」と両チームの監督が口を揃えて評したこの第13節は好ゲームだったと言っていいだろう。しかし、結果は1-2。どん底にあえぐ鹿島にまたしても厳しい現実がつきつけられた。















・サイドチェンジを効果的に使い攻撃すること。
・後半も集中、注意していこう。
・あわてないこと。
・ボールを動かした中で縦パスを狙っておくこと。
・我々は必ず得点できる。
内容は良かったが、負けは負け。サコから良いボールが来たので決めるだけだった。他の決定機を決められなかった事が反省点。
【大迫 勇也】
決められる所を決められなかった。
【曽ヶ端 準】
状況が状況なので勝てない事には…。気象条件はGKもフィールドプレーヤーも同じ。素晴らしいシュートだと言って片づけられない。勝ちたかった。中断明けまでの時間を大事にしないといけない。
※岩政選手・小笠原選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください!