
余りにも悔やまれる前半の戦いぶりで鹿島は2-3と川崎Fに勝点3を献上した。後半に入ると50分の遠藤によるゴールを皮切りに川崎Fを攻め立てた鹿島だったが、78分に追加点を取られ、結局2-3と競り負けてしまった。
前半、復調したジュニーニョを中心とした川崎Fに攻め込まれる。ボール保持率の面からもシュート数の面からも圧倒され、これが鹿島とは思えないほど不甲斐ない戦いぶりだった。そして10分にジュニーニョ、31分には山瀬と警戒すべき選手に決められる体たらくで前半45分をまるでいいところなく戦い終えた。
ハーフタイムで目覚めたのか、後半の鹿島は前半と打って変わり、川崎F陣内でのプレーが多くなる。西、新井場の両サイドバックもサイドのスペースへ飛び出せるようになり、前線では遠藤、野沢らが創造力豊かなプレーで攻撃のアクセントをつける。そして50分、興梠がサイドを駆け上がる野沢へボールを預けると、野沢はゴール前の状況を確認しつつダイレクトでグラウンダーのクロスを入れる。ここに遠藤が飛び込み、得点。これでスコアは1-2となった。
その後、77分にキャプテンの小笠原を代えるなど逆転に向けて動いたオリヴェイラ監督だったが、その願いも空しく78分にこの日3失点目を食らう。またもやリードを2点に広げられた鹿島はその後も必死に攻めるが、結局、アディショナルタイムにカルロンがJ初となる意地のゴールを見せたのみで苦手の等々力でまたしても悔し涙を飲んだ。
この敗戦により、順位はまさかの15位。ACLの関係で他クラブより試合消化が少ないといっても鹿島にとっては耐えられないほど低い順位と言えよう。このどん底から這い上がるためには全員が一丸となって戦うしかない。ここからが、スタートだ。


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・守備の組織をしっかりすること。
・攻守の切り替えを早く。
・みんなで声をかけてバランスを取るように。
・立ち上がりと同じ気持ちで残り45分、最後まで戦い抜くこと。
今日は足元でのプレーが多かったし、もっとパスを回したかった。うちの良さは中盤なのでチームで連動して攻撃をしたい。
【大迫 勇也】
不甲斐ない。ロングボールが多く、行ったり来たりで間延びした。ハイボールも多く、前と後ろも離れてしました。
【増田 誓志】
意識が変わらないと駄目。鹿島の良さである「走り」、「人のため」、「献身」が全く見えなかった。後半はだいぶ良くなったので次は期待が持てると思う。
【青木 剛】
相手は前半から前がかりに来てたので押しこまれ、それを押しこみ返す事が出来なかった。押しこまれた分、出ていくのもつらかった。後半は相手に負けない気持ちが大きかったと思う。
【伊野波 雅彦】
走らないと勝てない。まだ基本的なこともできていない。ここ数年間、同じ過ちを繰り返している。今日のサッカーは、やってはいけないサッカー。若い選手も多いし、ベンチにも良い選手がいるので雰囲気を変える必要もあると思う。
※柴崎選手、西選手、小笠原選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください。