
大迫が同点ゴール、そして決勝点を導くアシストの活躍で鹿島を勝利へ導いた。これで鹿島は今季初の4連勝、そしてその順位を6位へと上げた。
鹿島は序盤から中盤でのボールポゼッションから攻撃を仕掛け、守備からのカウンターを狙うC大阪を圧倒する。特にここ最近好調を維持するワントップの大迫が前線で激しく動き回り、2列目の遠藤、フェリペ、野沢に攻撃のスペースを作り出す。ここから遠藤らが果敢にシュートを狙い、先制点は時間の問題かと思われた。
38分、左サイドからボールのバウンドを利用してうまく抜け出した大迫がフリーとなるビッグチャンスが生まれる。これは先制点かと思われたが、茂庭に倒され、エリア侵入を阻まれる。だがこの代償は大きく、茂庭は一発レッドカード。ここから鹿島は数的有利の状況で試合を運べることとなった。
だがその数的有利の状況も、引き気味の布陣から2列目のスピードでカウンターを狙うC大阪の姿勢に苦戦を強いられる。そして52分、ゴール前に抜け出したキム ボギョンにまさかの先制点を献上してしまう。
しかし今日の鹿島はここであきらめなかった。その僅か3分後、フェリペのパスを受けた大迫が見事なステップから豪快なシュート。このスーパーミドルシュートがGKのキム ジンヒョンに反応することすら許さず、C大阪ゴールに突き刺さった。
これで勢いに乗った鹿島は74分、ボール奪取から増田が粘り、大迫へパスを出す。大迫は相手DFを3人引きつけながら、フリーとなった増田へラストパス。増田は相手GKを見極めながら、冷静に逆転ゴールを決めた。
その後、カウンターで危うい場面も見られたが全員が最後まで集中を切らさず増田の決勝点を守りきった。これで鹿島は今季初の4連勝、他チームと試合消化を同じくしてその順位を6位へと上げた。
試合後、「先制されても、全員が(結果を)変えようとした気持ちが出た試合。選手たちを賞賛したい」とオリヴェイラ監督が語ったように数的不利の相手に少々苦戦はしたものの、勝ちたい気持ちを全員で共有した結果が今日の逆転勝利と言えよう。連戦が続く厳しい8月だが、この気持ちさえあれば、いい結果が待っていることは間違いない。
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・ピッチを広くボールを回そう。
・攻めている時のリスクマネジメントをしっかりしよう。
・ボランチは背後のスペースに気を付けよう。
・1人少ないけれど我々には技術がある。自分達を信じて先制点を入れれば勝てる!
C大阪はドリブルを多用する。他のチームには無い、強い部分であり、ドリブルで抜かれないようにしたい。ただ人数を揃えても崩されるので、ドリブルで仕掛けてくるチームはパスで崩してくるチームより守りが難しい。スペースを空けないように前線の守備の意識を強くしてもらう必要がある。3人のシャドーストライカーを自由に動かせないように注意したい。前回の対戦でもパスは繋げていたので、その部分は大事にしていきたい。
【曽ヶ端 準】
前線の選手の個人技、ボランチからの配給に気を付けないといけない。ドリブルでの攻撃を防ぐにはスペースを空けないように守る。空けると仕掛けられる。それをこの暑さの中で90分間続けるのは難しいが、スペースを埋めてコンパクトなサッカーをしたい。
【大迫 勇也】
1トップでプレーというより、フェリペが引いているだけで2トップの意識でやっていた。タクさんやヤスさんが真ん中に入ってくれるので、やりやすい。点に絡むプレーが増えているので、それを続ける。C大阪は中盤の3人が絡んだ攻撃がすごいので、そこを抑えたい。守備は慣れてきたので苦じゃない。ベンチメンバーも凄いから飛ばせるところまで行きたい。
【フェリペ ガブリエル】
チームの約束事がある。それは他の選手をサポートするという事。日本のサッカーは展開のスピードが早い。ボールを奪われると他の選手がカバーする必要がある。これまでもチャンスは作れている。ミスでチームが負け、チャンスを生かして3連勝をした。自分たちで悪い流れを作っていたが、今は良い流れを作れている。戦う気持ちを持ってやれば、結果はついてくる。C大阪に勝って4連勝して、本来の自分たちの順位へと上がって行きたい。
【小笠原 満男】
前線の選手を下がさらなくても良いように、後ろの選手がしっかりとやりたい。
茂庭選手が退場になった場面は、PKだと思った。同点に追いついたシュートは練習していた。浩二さんにアドバイスされるまでは消極的だった。今は前に行けている。もう1点取って楽にしたかった。タクさん、ヤスさん、フェリペの4人で流動的に動いて、プレーできるのでやりやすい。まだ監督の信頼を得ているわけではないので、試合に出続けてもっと点を取りたい。
【小笠原 満男】
1試合1試合、勝っていく。一人少ないのに先制されるのは良くない。もっと上手い試合運びをしないと。これから勝っていくためにも修正しなくてはいけない。良いところは大事にしたい。サコのは良いゴールだったし、誓志も良いプレーだった。
【野沢 拓也】
(試合消化が他チームと並ぶこの試合で)勝てたのは良かった。最後の目標は優勝。そのために上位に近づくためにも一つ一つ勝ちたい。攻守の切り替えとか、自分たちらしいサッカーができるようになったし、コンディションも上がってきた。
【西 大伍】
今日はかなり疲れた。次の広島戦が大事になる。先制されたが、あれは防げた失点だった。4連勝の前も勝ったことはあるが、今とは違っていた。今は皆の意識が一つになっている。
【岩政 大樹】
今は結果が出る時期にいるだけ。失点場面はルーズボールが流れたので、どこかで切るという選択肢もあったかもしれないが、結果論。夏場の苦しい時期なので、少しでも前に出てカットすれば、チームの流れが良くなる。夏場は意識をしてやっている。昨年はW杯で夏場の調整で苦しんだので、今年はコンディションを作れるようにした。
※曽ヶ端選手、中田選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください!