
東日本大震災により延期された第2節のリスケジュールマッチだけに勝利への決意をアウスタに持ち込んだ鹿島だったが、終始、主導権を握るもゴールを奪えずスコアレスドローに終わった。前日には震災当日の3月11日同様、午後2時20分にクラブハウスを出発しリスタートの意味も込めた中、96年9月21日の第20節より約15年ぶりにリーグ戦では敵地での失点を免れたことはプラスポイントだが、昨シーズンから続く決定力不足が浮き彫りとなったゲームとなった。
序盤から鹿島の出足を警戒する清水に対し、鹿島は早いタイミングで前線の田代へボールを入れる展開でゴールを狙う。4分、自らが蹴ったFKのこぼれ球から野沢が強烈なボレーシュートを放つもこれはポストをかすめる。また40分にはまたもや野沢のFKからビッグチャンスを得る。左サイドからキッカーの野沢がゴール前に高いボールを入れ、これを田代が相手選手のマークをうまく外しフリーでバックヘッド。しかし、これは相手GK碓井の正面を突き、得点とはならなかった。
後半に入ると、ホームの清水もゴールを狙って前に出てくる。ゴトビ監督が早いタイミングで高木、枝村、小林と攻撃的な選手を次から次とピッチに送り出し、攻撃に厚みを加えられるが、中田、岩政、そして曽ヶ端を中心に鹿島の堅い守りにほころびは見えない。1点さえ奪えば勝てる展開に最大のチャンスがアディショナルタイムに訪れる。岩政のロングフィードから田代が得意の空中戦で競り勝ち、その隣を走る興梠がダイレクトでシュート。これは完全に決まったかと思われたが、僅かにゴール左へ逸れ、鹿島のゴール裏からは大きなため息が漏れた。
結局、90分で12本のシュートを放ったが決定力不足に無き、スコアレスドローに終わった鹿島。苦手とするアウスタで終始、主導権を握り清水を完封に抑えたことは評価すべきことだが、悔しさの残る一戦となってしまった。震災からのリスタートを期したこのゲームで鹿島は更なる課題を得る結果に終わった。







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・両サイドのスペースを狙って攻撃しよう。
・後半も一つ一つのプレーを集中していこう。
・全ての競り合いで負けている。もっと強く!もっと闘え!もっと男になれ!
・ホームだぞ!ホームだぞ!ホームだぞ!闘え!!
順位は清水より下にいるので勝たなくては駄目。得点を意識して出場した。
【伊野波 雅彦】
相手にあまりボールを持たせないようにプレーをした。いつも通りに平常心でチームの役割を全うした。
【興梠 慎三】
有三さんを軸にある程度、自分が動く練習をしていた。ボールをつなげていたけど、粘り強く守られた。決められれば良かったが、次にチャンスがある時に決めたい。
【青木 剛】
久々の試合。しっかり練習していたことも出来たが、勝たないといけない試合だった。内容が良くても勝たないと悔しさだけが残る。
【増田 誓志】
今日は自分が全然駄目だった。運動量が少なかったし、バランスを崩さないために前半の青木さんとの関係があいまいになった。相手のボランチからは効果的なパスはゼロだったと思うが自分の役割は他にもあるので、それが出来なかった。
※西選手・野沢選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください!