| 中田のヘディング先制弾を守りきり、1-0とACL開幕戦を勝利で飾る | |||
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| 鹿島は中田のヘディング弾で得た先制点を守りきり、悲願のアジア制覇に向け幸先の良いスタートを切った。2月下旬という通常よりも早めのシーズン開幕という難しい状況の中、中国の強豪相手に90分間ゲームをコントロールしたことは今後に向け、明るい材料と言えるだろう。 | |||
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| グループステージ初戦をホームで戦う鹿島は絶対に負けられないという気迫を序盤から見せる。3バックといいながらも両ウイングバックが下がり、ほぼ5バックと自陣奥深くに陣取る長春相手に圧倒的なボール支配率で攻め立てる。キャプテンの小笠原が昨季からの処分繰り越しで出場停止、そして本山を負傷中で欠くという厳しい状況の中、小笠原の代わりにキャプテンマークを腕に巻いた中田が冷静にゲームをコントロールし支配する。そして野沢、これがアントラーズのシャツを着て初の公式戦となるフェリペ ガブリエルらが相手ペナルティーエリア付近で果敢に仕掛け、先制点を狙った。 | |||
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| 序盤は一方的に攻め立てた鹿島だったが、守りにほとんどの時間を割き、自陣に立て籠もる長春をなかなか崩せない。野沢とのコンビネーションで新井場が再三、左サイドを駆け上がりクロスを入れるが長身が揃う相手DF陣にはね返される。すると前がかりになった鹿島は徐々に長春のカウンター攻撃に遭い、リスクマネージメントに時間を取られるシーンが多く見られた。 | |||
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| だがこの嫌な流れをガラリと変えたのは、「今シーズンは自分がもっとチームを引っ張っていく」という野沢だった。42分、その野沢が右サイドで自ら得たFKを見事なカーブでゴール前へと送り込む。この絶妙なボールに飛び込んだのは、今日のゲームでキャプテンマークを腕に巻いた中田だった。この豪快なヘディングシュートで是が非でも欲しかった先制点を得た鹿島はいい形で前半を折り返した。 | |||
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| 後半に入っても優勢が続くかと思われたが、後半頭から交代カードを2枚切った長春の猛攻に遭う。だがこれは中盤の中田、青木、そしてこの試合で公式戦初のコンビを組んだイ ジョンスと岩政のCBコンビが冷静に対処する。思うように攻められない長春の選手たちにラフプレーが目立ち始めるが、その後も鹿島は冷静にゲームを支配する。交代で入った遠藤、ジウトン、大迫もチームプレーに徹し、結局、鹿島は後半1本もシュートを打たずに守りきり、中田の先制点のみで1-0と逃げ切った。 | |||
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| 「先ずは勝って良かった。後は次のアウェイゲーム(vs全北現代)でもしっかり勝って、アジア制覇を狙うアントラーズの厳しさを見せたいと思う」。試合後、90分間相手の攻撃を封じた岩政はそう力強く語った。シュート数わずか6本と少々寂しい感も否めない鹿島だったが、取らなければならない点を取り、そして失点してはいけないゲームで守りきったことは事実。この安定したパフォーマンスこそが鹿島の強さであることは明白だ。 |
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試合結果
AFCチャンピオンズリーググループステージ 第1節
2010年02月23日(火) 19:00 Kick Off
HOME 県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ
- 42' 中田 浩二
試合終了
1-0
1
前半
0
0
後半
0
長春亜泰
試合経過
| 中田 浩二 |
|
42' | ||
| 44' |
|
ドゥ チェンユ | ||
| 46' |
|
ジョニー → チャン ウェンチャオ | ||
| 46' |
|
ドゥ チェンユ → リュウ ウェイドン | ||
| フェリペ ガブリエル → 遠藤 康 |
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74' | ||
| 内田 篤人 → ジウトン |
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85' | ||
| マルキーニョス → 大迫 勇也 |
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90' |
-
ゴール
-
イエローカード
-
レッドカード
-
交代
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|---|---|
| スターティングメンバー | |
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GK 21
曽ヶ端 準
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GK 18
アン チー
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DF 2
内田 篤人
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DF 2
ワン ワンペン
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DF 3
岩政 大樹
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DF 4
カバジェロ
|
|
DF 14
イ ジョンス
|
DF 5
イ セイン
|
|
DF 7
新井場 徹
|
MF 6
ワン ドン
|
|
MF 15
青木 剛
|
MF 7
ジャン ペンシャン
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|
MF 6
中田 浩二
|
MF 23
チャン シャオフェイ
|
|
MF 8
野沢 拓也
|
MF 24
イェン フェン
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MF 11
フェリペ ガブリエル
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FW 8
ドゥ チェンユ
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FW 13
興梠 慎三
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FW 9
ジョニー
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|
FW 18
マルキーニョス
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FW 17
ガオ ジャン
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| サブメンバー | |
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GK 30
杉山 哲
|
GK 28
ミー チャンヘー
|
|
DF 5
ジウトン
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DF 27
ワン ボー
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DF 19
伊野波 雅彦
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MF 25
ルー ジャンジュン
|
|
MF 8
船山 祐二
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FW 10
リカルド ステール
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MF 25
遠藤 康
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FW 11
チャン ウェンチャオ
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FW 9
大迫 勇也
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FW 14
ツァオ チャンバオ
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FW 17
佐々木 竜太
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FW 21
リュウ ウェイドン
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| 監督 | |
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オズワルド オリヴェイラ
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沈 祥福
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スタッツ
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|---|---|---|
| 6 | シュート | 4 |
| 8 | GK | 2 |
| 5 | CK | 0 |
| 13 | 直接FK | 21 |
| 6 | 間接FK | 0 |
| 5 | オフサイド | 0 |
| 0 | PK | 0 |
試合データ
気温 11.2℃ / 湿度 71.0%
モハマドレザ アボルファズリ















(Q:鹿島と戦ってみての感想は?)
スカウティングビデオを見た時も実際に戦ってみても、思ったとおりのチームであった。
勝ってホッした。前半に点を取ることが出来たので、後半は楽に試合を進めることが出来た。後半は全体のバランスだけを考えてプレーした。
【岩政 大樹】
(イ ジョンスと初めてコンビを組んだけど?)もうちょっとやりにくさを感じるかと思ったけれども予想以上に良かったと思う。新しい選手とコンビを組む時はある意味で「ボカシ」を入れていかないと失点につながるけれど、今日はその「ボカシ」がほとんどなかった。コンビネーションを含めて修正していかなくてはいけない部分はたくさんあるけれども、Jリーグ開幕前の試合としては良かったと思う。
【中田 浩二】
ホームだったし、今年最初の試合だったので勝ててホッとしている。(ゴールシーンは)タクがいいボールをくれた。相手はジョンスと大樹にガツガツいっていたし、自分をマークしていた9番が結構ルーズだったので、走りこめばチャンスになると思っていた。フェリペもジョンスもうまく特長を出してくれた。いい勝ち方だったと思う。
【イ ジョンス】
(試合前に)監督からはビルドアップについて言われていた。コンビネーションの部分でいくつか修正点はあるけれど、自分にとっては2年目のJリーグだし、日本のサッカーに対しての大きな問題はない。今日は勝利で終われて幸せ。
【遠藤 康】
自分が入った時には1-0で勝っていたし、浩二さんからも「まずは守備から入れ」と言われていた。まずは、チームのために何が出来るかを考えてプレーした。最近は落ち着いてプレーすることが出来ていると思う。