エウベルの2ゴール!マテウス ブエノ、チャヴリッチも決め、C大阪に4-1で快勝!
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2026/27明治安田J1リーグ第13節、アントラーズはメルカリスタジアムでセレッソ大阪と対戦した。
10月の連戦を締めくくる、ホームでの一戦。この試合は「~茨城発、世界へ~ 理想科学工業 創業80周年記念試合」として開催された。秋晴れに恵まれたメルスタには多くのアントラーズファミリーが集い、勝ち点3だけを目指してキックオフを迎えた。
試合は立ち上がりから激しい攻防となる。3分にはC大阪のカウンターから小見にミドルシュートを許すが、植田が体を張ってブロック。アントラーズも7分には津久井のグラウンダーのクロスから鈴木がダイレクトシュートを放つなど、積極的に前へ出ていく。
すると14分、待望の先制点が生まれる。右サイドで松村が相手選手を巧みにかわしながら仕掛け、ゴール前へラストパス。これをエウベルがしっかりと決め、1-0。見事な連係からの一撃でメルスタのボルテージは一気に高まった。
さらに22分、アントラーズが追加点を奪う。右CKから樋口がファーサイドへ精度の高いボールを送ると、鈴木が頭で折り返し、最後はエウベルがヘディングで押し込んだ。8分間でエウベルが2ゴールを奪い、リードを広げる。
しかし25分、C大阪の反撃を受ける。左サイドからのクロスをパブロ サバックにヘディングで合わせられ、2-1。すぐさま1点差に詰め寄られてしまう。
それでもアントラーズは攻撃の手を緩めない。36分、再び試合が動いた。スローインのリスタートから鈴木がグラウンダーのクロスをゴール前へ送ると、マテウス ブエノが強烈なダイレクトシュート。豪快にゴールネットを揺らし、3-1。C大阪に傾きかけた流れを引き戻す貴重な追加点で、再びリードを2点に広げた。
後半に入っても、アントラーズは積極的にゴールを狙う。47分にはエウベルが右足アウトフロントでクロスを送り、レオ セアラが反応。50分には津久井とのコンビネーションから松村がエリア内へ深く進入するなど、左右の両サイドからC大阪ゴールへ迫っていく。
そして58分、鬼木監督は2ゴールのエウベルに代えてチャヴリッチ、この日、復帰した樋口に代えて柴崎を投入。前線の推進力と中盤の構成力を今一度高め、さらに試合の流れを引き寄せようとする。
すると70分、カウンターからレオ セアラが前線でボールをつなぐとチャヴリッチが抜け出す。相手GKの位置を冷静に見極め、鮮やかなループシュートでゴールを奪う。途中出場のチャヴリッチが見事な一撃を決め、4-1。メルスタは再び大きな歓声に包まれた。
その後もアントラーズの勢いは止まらない。79分には松村が持ち前のスピードを生かして右サイドを突破。エリア内から送ったグラウンダーのクロスにチャヴリッチが合わせるが、惜しくもクロスバーの上。最後まで5点目を狙い続けた。
一方、守っても守護神の早川を中心に高い集中力を見せる。72分には前線へ抜け出した櫻川に対して、早川が素早く飛び出してクリア。後半アディショナルタイムにも早川は岡澤のシュートを右手で止め、そのままキャッチするなど、C大阪の反撃を許さない。
そして試合終了のホイッスル。アントラーズが4-1でC大阪を下し、ホームのメルスタで快勝を飾った。
瞬く間に2ゴールを奪ったエウベル、豪快なダイレクトシュートを決めたマテウス ブエノ、そして鮮やかなループシュートで4点目を決めたチャヴリッチらの活躍もさることながら、この試合では全員が最後まで攻め続け、そして体を張って守る意識が強くあった。
怒涛の連戦はまだまだ続く。ここで立ち止まることなく、また共に闘おう。



【この試合のトピックス】
・2ゴールを決めたエウベルがLIXIL賞を受賞。
・2日前に移籍先の富山から復帰したばかりの松本が途中交代で出場。J1初出場を飾る。
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リーグ戦の京都サンガF.C.戦、柏レイソル戦ではなかなか勝ち点を積み上げられませんでしたが、直近のACL Eliteで引き締まったゲームをしてくれたことが、今日の勝利につながったと捉えています。京都戦や柏戦も決して悲観するようなゲームではないと選手たちには伝え続けてきたなかで、今日のゲームは勝つべくして勝ち、選手がやるべきことを遂行して勝ったと評価しています。ただ、失点場面のワンプレーにはこだわりたいです。一つのクロスで決められてしまい、あのようなゴールが相手を勇気づけてしまうため、試合後も選手へ伝えました。
次はアウェイでのACL Eliteになりますので、守備へのこだわりをもう一度持ち、相手に簡単にプレーさせないことが重要になってきます。とにかく総力戦で、これからも戦い抜く覚悟です。ファン・サポーターの方々にも、今日の素晴らしい雰囲気に心から感謝しています。選手を勇気づけてくださり、ありがとうございますと伝えたいです。
Q. 樋口選手の復帰後初出場が先発起用だったが、判断の経緯と今日のプレーの評価を。
A. ACL Eliteのタイミングで起用する予定でしたが、本人の体調不良などイレギュラーな状況が発生したため、一度見送りました。そのような経緯があった中で、今日のこの雰囲気でプレーできたことは良かったと感じています。ただ、実戦が久しぶりだったという点も考慮しつつ、彼本来のポテンシャルからすれば期待値が高い分、さらに高いパフォーマンスを発揮できるはずです。
Q. 試合前のウォーミングアップがいつもと違っていたが、中2日での連戦を考慮したのか?
A. 昨日のトレーニングと、中2日という状況を考慮しての判断です。普段であれば、自分の中で落とし込みたい部分に時間や強度を割いていますが、今回は連戦ということもあり、コンディションを重視しました。ただ、試合への入り方や自分たちの狙いを明確に持つという意味では、今回のようなアプローチは過去にも何度か実践しているものです。今後も、こうした形が増えていくと考えています。ウォーミングアップがすべてだとは捉えていませんが、選手たちはこちらの意図を汲んで取り組んでくれていますし、それをしっかりとオーガナイズしてくれているスタッフ陣にも深く感謝しています。
鹿島の効率性の高さが際立った試合でした。彼らは個々のクオリティの高さを示し、その正確さが得点に直結していました。我々も良いスタートを切り、最初のチャンスを作ったのは我々だったにもかかわらず、鹿島は少ない攻撃回数を確実にものにし、4本のシュートで3ゴールを決めてみせました。あそこから試合を逆転するのは、極めて困難な展開になってしまったと言わざるを得ません。
【樋口 雄太】
自分の守備から得点の起点になれたことは良かった。そういうところは自分の良さなので、もっと出していきたい。(戦列復帰については)公式戦でプレーできていなかったので、感覚を取り戻さなければいけないと今日の試合でも感じた。また、チームがもどかしい時期に、自分がケガをしていることで申し訳ない気持ちもあった。ただ、ピッチの外から見ることで意外といろいろなものが見えたので、そこで感じたことを今後につなげていきたい。
【松村 優太】
サイドの選手が斜めに走ることで相手の裏を取れるというのは試合前からわかっていた。エウベル選手がうまく抜け出してくれて、良い時間帯に先制点が取れたのは大きかった。4点取れたのは良かったが、失点についてはチーム全体で改善すべき点だ。常に得点に絡み続けることが大事だし、アシストだけでなく自分で決め切れるようになれればもっと怖い存在になれると思う。
【エウベル】
相手のディフェンスラインが高いことはわかっていたので、松村選手がすごくいいボール運びをしてくれて、私もキーパーの位置を見てコースを狙って決めることができた。2点目は普段から練習しているデザインされたプレーであり、優磨選手が素晴らしいパスを出してくれたおかげで、自分もしっかりとゴールに流し込むことができた。チームには素晴らしい日本人選手がたくさんおり、彼らのサポートがあるからこそ我々外国人選手も持ち味を発揮できている。これからも全員で助け合い、再びタイトルを勝ち獲りたい。
【松本 遥翔】
メルスタは本当に最高だなと思った。このスタジアムでプレーできる喜びを大切にしながら、これからやっていきたい。帰ってきたからには結果を残し、スタメンを奪うぐらいの気持ちで臨む。富山で学んだ攻撃的なサッカーや本当に大事なことを、鹿島に貢献することで恩返ししたい。一戦一戦、目の前の勝負を大切にし、自分の良さを前面に出して頑張っていく。