レオ、チャヴリッチ!福岡との激闘を3-2で制し、開幕3連勝!
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2026/27明治安田J1リーグ第3節、アントラーズはメルカリスタジアムでアビスパ福岡と対戦した。
前節に続き、ホームのメルスタで迎えたこの一戦。開幕から2連勝のアントラーズを後押しするべく、この日も多くのアントラーズファミリーがスタンドに集結した。この力を糧にアントラーズは立ち上がりから積極的に前へ出る。
試合は序盤、互いに相手の出方を探りながらの展開となる。アントラーズは松村、広瀬の右サイドを中心に攻撃を組み立て、10分には松村のクロスからチャンスを作る。守っては早川が16分、見木のシュートがリフレクトした難しいボールにも素早く反応し、ゴールを許さない。
すると31分、アントラーズが先制する。ペナルティエリアすぐ外から得たFKを小川が直接狙うと、相手GK永石が弾いたボールが奈良に当たり、そのままゴールへ。このオウンゴールでアントラーズは1-0とリードを奪った。
しかし43分、福岡の反撃を受ける。前田のシュートは早川が止めたものの、そのこぼれ球を師岡に押し込まれ、1-1。前半終了間際に追いつかれ、試合は振り出しに戻り、ハーフタイムを迎える。
後半も緊張感のある展開が続くなか、58分に鬼木監督が動く。マテウス ブエノに代えて三竿、吉田に代えてチャヴリッチを投入すると、この交代がアントラーズに流れを大きく引き寄せた。
60分、カウンターから柴崎、松村と素早くつなぎ、最後はレオ セアラが冷静に相手GKのポジションを見極め、2-1と勝ち越しに成功する。
さらに64分には優磨のパスを受けたチャヴリッチが、右足アウトサイドで鮮やかにフィニッシュ。途中出場直後のチャヴリッチが見事な働きを見せ、一気に3-1とリードを広げた。
このまま試合を決めたいアントラーズだったが、76分、福岡の左CKから奈良がすらしたボールがレオ セアラの頭に当たり、そのままゴールへ。3-2と1点差に詰め寄られ、試合は再び緊迫した展開となった。
それでもアントラーズは集中を切らさない。後半アディショナルタイムには福岡の攻撃を早川を中心に全員で跳ね返し、最後まで1点のリードを守り切った。
試合は3-2で終了。先制、同点、勝ち越し、そして追い上げを受ける激しい展開のなかでも、最後まで勝利への執念を失わなかったアントラーズが、ホームで勝ち点3をつかみ取った。
開幕から3試合、いずれも簡単な試合ではなかった。それでも勝負所でゴールを奪い、最後は全員で守り切る。この勝負強さこそ、今のアントラーズの力だ。
開幕3連勝。この勢いをさらに加速させ、次の闘いへ共に向かっていこう。



【この試合のトピックス】
・決勝点を決めたチャヴリッチがLIXIL賞を受賞。
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非常に難しいタフなゲームでしたが、選手とサポーターの力で勝てたことをうれしく思います。自分たちらしいプレーを出せた時間帯は長くはなかったですが、どんな状況でも、どんな選手の組み合わせでも勝てるというのは大事なことです。また今日も、あとから出てくる選手たちがエネルギーを持ってプレーしてくれました。これからもチーム全員の力で、難しいゲームも乗り越えながら進んでいきたいと思っています。
Q.経験豊富な広瀬選手のプレーが光っていたが。
A.チームへのフィットは問題なく、ずっと一緒にやってきたような感覚があります。僕が持っていた印象よりも、さらにいいプレーヤーになって加入してくれました。いろんな意味でチームにエネルギーを与えてくれているし、キックの質や戦術眼は素晴らしいものがあります。それらをもっと出していければ、より良くなるのではと思います。
Q.先発メンバーを選ぶときに意識していること、またボランチで先発出場した2選手(マテウス ブエノ選手、柴崎 岳選手)の印象は。
A.今シーズンのタフなスケジュールを考えると、いろいろな組み合わせを試していかなければと思っています。前半は自分たちがボールを動かす時間が短く、2選手の特性は生かしきれなかった印象でした。ただそこも含めてチャレンジしてくれていましたし、チーム全体の戦術イメージの共有という、最低限のところはできていました。完璧とはいかなくても、勝ち続けながら自信をつけていければと思っています。ただ、今日は相手にチャンスを与える機会が多かったので、そこは修正点として選手たちにも伝えています。
Q.マテウス ブエノ選手をチームに組み込む作業について。
A.まずは「鹿島の強度」に慣れてもらうこと、それは試合だけでなく練習も含めての強度です。慣れる作業は簡単ではないですし、時間が必要だと思っています。吉田 湊海選手にも同じ話をしています。どんな素晴らしい選手でもチームに慣れるのは時間がかかることですし、僕自身も覚悟しながら、この先必ず力になってくれると思っています。
前半の立ち上がりから非常にいいかたちで入れたが、警戒していたセットプレーで先に失点してしまったのがもったいなかった。ただその中でも我々が狙っていた通りの攻撃もできていたし、守備のところも大きな問題なく、ハーフタイムを迎えられた。しかし後半は相手の両サイドの圧力に耐え切れず、後手を踏んでしまった。相手サポーターの作る空気のなか、どちらに転ぶかわからない展開に持ち込めたのは進歩だが、あと半歩、一歩が足りなかった。ただポジティブな面も多く見られたので、そこは誇りを持つように選手に伝えた。連戦なので、いいケアをして次に向かっていきたい。
【松村 優太】
自分自身、調子が良い実感はあった。ただ、結果を残すことができていなかったから、ひとつ、結果を残せて良かった。(2点目の場面では)柴崎選手にボールが渡れば必ずパスが出てくると思っていたし、いい感じに左サイドにあまり相手選手がいなかったので、自分も中央を見る余裕があった。レオ選手の仕事が素晴らしかったし、みんなのクオリティーがつながった結果だと思う。
【チャヴリッチ選手】
(鈴木)優磨選手が走り続けて完璧なパスを送ってくれて、自分自身もファーストタッチがうまくいってゴールを決めることができた。トレーニングでもアウトサイドでシュートを打つ練習をしていたので、それも良いゴールにつながった要因だと思う。日本の夏にもすっかり慣れたので、これからもチームを助ける力になりたい。