アカデミーレポート

ジュニアユース ドイツ ボルシア・メンヒェングラートバッハ遠征レポート

3月20日(金)から3月31日(火)まで、ジュニアユース3校のアカデミー選抜選手18名でドイツ遠征を行いました。


本遠征は、2026年に締結されたボルシア・メンヒェングラートバッハ(以下、「BMG」)とのクラブアライアンス(2026年1月25日~2030年7月31日)における「アカデミー年代における各種選手育成プログラムの実施(U13〜U18)」の一環として、クラブとして初めてのドイツ遠征となりました。


なお本遠征は、2025シーズンアカデミーサポートクラブ会員の皆様よりいただいたご支援金の一部を遠征費用へ充てさせていただき実施いたしました。


遠征期間中、選手たちはBMGのコーチ陣によるトレーニングへ参加し、計4試合の実践に臨みました。また両クラブコーチ陣でのディスカッションやBMGのスタジアムやアカデミー施設の見学などを行いました。

 

遠征初日は空港に集合後、保護者への挨拶を行い約15時間のフライトを経て、ドイツへ向かいました。

 


朝10時に日本を出発し、ドイツ・フランクフルトには現地時間17時に到着しました。
選手たちは、時差の影響を軽減できるよう、工夫して過ごしていました。


到着後は、BMGのスタッフが迎えてくださり、その後3時間のバス移動を経てBMGの本拠地スタジアム、ボルシア・パークへ到着。ボルシア・パークに隣接するホテルへ11日間滞在します。

 

 

トレーニング


2日目のみ、鹿島の帯同コーチ陣によるトレーニングをドイツで行いました。
スタジアムのピッチが見えるVIPルームをお借りし、コーチ陣からこの遠征で意識してほしいことを映像を交えて伝えたのち、練習へ臨みました。

 

練習はボルシアパークの隣にある約10面のグラウンドの一つで行いました。各カテゴリのアカデミー選手も隣のグラウンドで練習を行っています。

 

 

この遠征を通じて組まれた4試合は、鹿島・つくば・ノルテエリアを超えて普段とは異なるメンバーで臨むことになるので、主に守備を中心に確認を行うトレーニングとなりました。練習の合間には、BMGのアカデミーダイレクターであるNorman Wittekopf氏も挨拶に訪れてくれました。

 

 

3日目以降のトレーニングは、BMGのU17・U15のコーチ陣による指導が行われました。
GKコーチには、BMGで400試合に出場し、クラブのレジェンドでもあるUwe Kampsコーチに指導いただきました。

 


BMGのコーチ陣によるトレーニングは、認知や戦術など判断を養うトレーニングが中心となり、日常的にクラブで行っているトレーニングのスタイルとの違いを選手・スタッフともに体感し、非常に勉強になるトレーニングとなりました。

 

 

練習で評価された選手は、ボルシアの育成チームの練習へ参加する権利も与えられていたこともあり、鹿島コーチ陣からも、「自ら積極的にトライすること」「積極的にアピールすること」が伝えられ、真摯に取り組んでいました。
実際に選抜されアカデミーの練習へ参加した選手は、周囲と積極的にコミュニケーションを取りながら、自身のプレーを出そうと意欲的に参加し違いをみせていました。

 

 

BMGのRainer Bonhof会長のご厚意で、ホームスタジアムであるボルシア・パークでの練習も実施させていただきました。ブンデスリーガが行われるピッチの上で、ボールを蹴る時間を楽しんでいました。

 

 

 

 

 

トレーニングマッチ

遠征を通して、ドイツ・オランダ・ベルギーのチームとの試合に臨みました。


3月23日(月)18:00キックオフ vsボルシア選抜 U15(35分×2本)
前半   6-0(猪瀬大我、礒部怜夢×4、磯部陽希)
後半   6-1(磯部陽希、福川琳音×3、渡邉秀墾、岡伊夢侍)
合計 12-1


ドイツに来て初めての対外試合でしたが、全体的に動きが良く、それぞれの良さが出せており、試合を終始優位に進めることができました。

 

 

3月25日(水)19:10キックオフ vsローダJCケルクラーレ(オランダ)
前半   6-0 (礒部怜夢×3、清水瑛、猪瀬大我×2)
後半   5-0 (清水瑛×2、礒部怜夢、磯部陽希、岡伊夢侍)
合計 11-0


ホテルから約1時間程移動し、オランダで試合を行いました。ケルクラーダはオランダリーグ2部に所属し、ドイツとの国境近くにあるクラブです。
アップ途中には雹が降りはじめ、極寒の悪天候の中試合を行いました。
ドイツ遠征2回目となるこの試合では、これまでの練習で積み上げてきたものを形にしようと、選手たちが積極的にトライしており、気持ちのこもった試合が出来ました。

 

 

3月28日(土)11:00キックオフ vsボルシア・メルヒェングラードバッハ(30分2本)
前半  5-1(礒部怜夢×4、佐藤快翔)
後半  3-0(渡邉秀墾×3)
合計  8-1


組織的にボールを握ろうとしてくる相手に対して、積極的に前から奪いにいき先制点を先取。その後も個の優位性を活かし、得点を重ね勝利しました。

 

 

 


3月28日(土)12:30キックオフ vsKASオイペン(30分2本)
前半  3-0(猪瀬大我×2、礒部怜夢)
後半  1-0(福川琳音)
合計  4-0 


2試合目となり疲労もみられましたが、1試合目と同じく積極的に前からボールを奪いにいき、先制点を獲得しました。その後もメンバー交代を行い、積極的にアクションを起こし続けて勝利しました。

 

 

コーチディスカッション


BMGのコーチ陣とのディスカッションも行いました。

 

U-17、U-15のアカデミー年代のコーチ陣とのディスカッションでは、育成年代の取組についてフットボールの側面だけでなく、メンタル面や生活における取り組みなど、広い範囲で非常に参考となる情報交換が出来ました。

 

また別日には、GKに特化したディスカッションの機会も別途時間をいただくことが出来ました。実際にボルシア内部のMTGで使用した資料をもとに、GK育成にあたってプレゼンテーションを行っていただき、その後質疑応答を行いました。

 

 

文化交流


滞在中は、ドイツの文化を知る機会も多く設けていただきました。

 

ボルシア・パークのスタジアムツアーにも参加し、約5万4千人の収容人数を誇るスタジアムの規模感や、アカデミーからTOPチームへの繋がりを意識したロッカールームの作り、VIPルームなど、ブンデスリーガクラブのスタジアムの素晴らしさを感じることが出来ました。

 

 

またトレーニングマッチの終了後には、BMG U15の選手とお昼ごはんを食べました。言語の壁はありながらも、英語・日本語を教えあったり、翻訳アプリを使ったり、積極的にコミュニケーションを図りながら笑顔に溢れる楽しい時間を過ごしていました。

 

 

ドュッセルドルフ市内観光も行い、ガイドさんの説明を聞きながらライン川沿いを歩いたり、ドイツの歴史や街並みを感じることができました。

 

 

帰国日には、たくさんのBMGの方々が挨拶にお越しくださり、今回の提携に対する大きな期待と本遠征でたくさんの成果を得られたことを伝えてくださりました。CEOのStefan氏もお越しくださり、選手達へ激励のメッセージとユニフォームのプレゼントをいただき、帰りの空港にはサプライズで選手バスでの送迎を手配してくださいました。

 

 

滞在期間中、BMGのコーチ・スタッフの皆様より全面的なサポートをいただき、フットボールへ集中することができ、普段日本では出来ない多くの体験を得て本遠征を無事に終えることが出来ました。


ドイツで得た経験を今後の活動に生かすべく、選手たちは各エリアでの活動に戻り、関東リーグに臨んでいます。
たくさんの経験を、それぞれのチームへ還元し、成長をしていきます。

 

※本練習の写真はボルシア・メンヒェングラートバッハのプロカメラマンに撮影いただきました

 

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