オランダ遠征(8/23)

2015.08.24(月)
【つくばジュニア】

オランダ遠征は4日目を迎え、準々決勝以降の試合が行われました。前日、3試合連続の無失点勝利を果たしたつくばジュニアは、準々決勝で、オランダのFCユトレヒトと対戦しました。

膠着した試合展開でしたが、前半13分、中央の密集地帯から矢島颯太が抜け出し、そのまま先制ゴールを奪うと、後半にも中央の鈴木雄大のパスを右サイドで受けた川澄栞太が左サイドのゴールネットに流し込み、追加点。つくばジュニアが2-0で快勝し、準決勝に駒を進めました。

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準決勝は、1番ピッチでの試合ということで、スタンドからの歓声もひときわ大きくなりました。つくばジュニアの対戦相手は、スウェーデンのハンマルビーIFです。つくばジュニアは序盤からボールを支配し、優勢に試合を進めましたが、ゴールを奪えません。すると後半終了間際、相手に与えたFKがそのままGKの頭上を越え、失点。先制を許すと、そのまま試合終了となり、0-1で敗れて、決勝進出はなりませんでした。試合を優勢に進めていただけに選手とスタッフにとって、非常に悔しさの残る敗戦となってしまいました。

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準決勝での敗戦から、なかなか気持ちを切り替えられないまま迎えた3位決定戦は、ドイツのボルシア・ドルトムントとの対戦です。つくばジュニアは、開始2分にロングシュートを決められてしまいました。その後、今大会で出場時間の少なかった選手たちの奮闘もありましたが、0-1で敗戦。最終的には、4位という結果で大会を終えました。

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なお、決勝戦はドイツの1.FCケルンと、ハンマルビーIFの対戦となりました。ヘリコプターで審判と試合球が運ばれて始まった一戦は、ハンマルビーIFが試合終了間際に同点に追いつき、勢いそのままに、PK戦で勝利。優勝を果たしました。

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試合の合間に地元テレビ局のインタビューに応じる鈴木雄大選手


閉会式のセレモニーでは、4位として表彰されたつくばジュニアのキャプテン・鈴木選手が、「この大会に招待されたことを感謝しています。来年もこの大会に参加したいです」と、感謝の言葉を英語でスピーチしました。

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その後もピッチでいろいろなチームが交流を深め、つくばジュニアの選手は、写真撮影や漢字でのサインをねだられるなど、人気でした。

選手、スタッフは4位という結果には全く満足しておりませんが、この大会を運営する関係者のホスピタリティに大いに感謝し、この大会に参加できた喜びを感じています。

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つくばジュニアは明日、帰国の途につきます。