ブラジル遠征滞在2日目を迎え、いよいよ『第19回日伯友好カップ』初日となりました。
大会は予選リーグ、準々決勝(予選リーグ1位と2位の上位3チーム)、準決勝、決勝と連日開催されます。
グル―プ
Aグループ:ノルテ、フラメンゴ、サントス、CFZブラジリア
Cグループ:つくば、アバイー、アトレチコミネイロ、アウダックスオサスコ
Dグループ:カシマ、ヴァスコダガマ、インテルナシオナル、ボアヴィスタ

各チーム散歩後に朝食を摂り、試合の準備に入りました。
8:30よりZICOセンターで開会セレモニーが行われ、開会宣言後、国旗掲揚、ジーコの挨拶があり、大会の幕が開きました。




ZICOセンターには、アントラーズに携わっていただいたエドゥーの御子息ドゥドゥーは、現在フラメンゴのスタッフとして参加。元ユース監督キッカ、元選手のサントス、リカルド、PTリカルドといった懐かしい方々が訪問されていました。

奥がドゥドゥー		キッカ氏

【試合レポート】
予選リーグ第1戦 9:00キックオフ

ノルテ 0(0-4.0-4)8 サントス

メンバー:大和田(45分雫石)、鴨志田、稲葉、柴田、高橋(岳)、大山(49分保坂)、関口(52分大槻)竹内(67分坂本)、野口、小川、久保田(52分満島)

前半10分までは互角の戦いを展開していたものの、徐々に相手プレッシャーの速さに慌てる場面が多くなり、バックパスや味方への横パスを狙われて危ないシーンが増えてきました。その中、中盤左サイドでの中への横パスカットからDFの背後にパスを出され失点。そこから単純なパスミスが目立ち出し、相手に主導権を握られる展開となりました。相手の守備から攻撃の切り替えの速さについていけない状況が続き失点を重ね前半を0-4で折り返しました。
ハーフタイムに、気持ちを切り替えて0-0のつもりで戦うと話しましたが、最初にチャンスをつかみかけた矢先にボールを失い、カウンターで失点してしまいました。前半と同様の展開となり、失点を重ね、結局0-8で初戦を落としてしまいました。


予選リーグ第1戦 12:30キックオフ

つくば 0(0-0.-1)1 アヴァイー

メンバー:中島蒼、石川(琢)、後藤、藤原、中島唯(70分荒垣)、石川(航)、丸山(70分金子)、我妻(45分鈴木)、塙、國分、関口

前半から互角以上の試合で特に守備が良く、狙いを持ったボールの奪い方から、しっかり味方に繋ぎました。中盤から前線へ良いボールが配球されて、前線でもしっかりボールが収まり、チャンスは相手よりも多く作れたもののラストパスやクロスの質が悪く得点にはいたりませんでした。
後半も前半同様に良い流れで試合を進めますが、徐々に運動量が落ちてきました。65分にちょっとした守備のポジション修正がルーズになってしまい、一瞬の隙を突かれて、SBの背後に出たボールを相手FWがシュート。一度はGKが弾きますが、詰められ痛い失点をしてしまいました。非常に良い流れを形成出来ていたので明日は良い結果を出せると思います。


予選リーグ第1戦 14:15キックオフ

カシマ 4(2-1.2-0)1 ヴォアヴィスタ
得点者：5分菊池、28分栗俣、42分藤井(PK)、55分古谷

メンバー:山田、中島(遼)(46分小針)、玉木、生井澤、根本(HT高橋永)、藤井、石井、菊池(44分染野)、齋藤(42分古谷)、杉山(51分平松)、栗俣

序盤の立ち上がりは硬さが目立ち、ピンチを招きましたがゴール前で粘り強い守備で凌ぎました。5分に栗俣のシュートのこぼれを菊池が決めて1-0でリード。ここから落ち着いてプレーできるようになり、28分には杉山の浮き球のパスに栗俣が反応し2-0とするも、1分後に失点してしまい前半を2-1で終えました。
後半に入り徐々に宛の運動量が落ちてきたところで、相手選手のハンドによるPKを獲得。これを藤井が決め3-1となりました。その後も流れを変えることなく、最後は相手のロングパスの競り合いに勝った染野のヘディングから、古谷が4点目を決めました。カシマが日本勢唯一の勝利となり、勝ち点3となりました。

試合終了後、各チームはホテルへと戻り、夕食前後で映像を見て修正点や良い点を共有し明日の試合に備えました。

『明日の試合予定』
ノルテチーム　9:00 vs　フラメンゴ
つくばチーム　12:30 vs　アトレチコミネイロ
カシマチーム　14:15 vs　ヴァスコダガマ

ジーコ公式サイト
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