勝率43.4%。1993年Jリーグ発足時に加盟した10クラブである”オリジナル10”同士の対決だ。清水戦は、他の対戦相手と比較しても勝率が高くない。しかし、ホームでの成績となると数字は上昇する。サポーターの力が結果に表れているデータともいえるだろう。今季のアウェイでは３−２で勝利した。その勢いのまま、アントラーズファミリー一丸となって今季清水戦2連勝といきたいところだ。また、山本がリーグ戦通算199試合、中村が99試合となっている。2人の節目となる記録により彩りを加えたいところだ。

PickUp
金崎夢生：現在リーグ戦におけるチーム内得点ランキング1位は、8ゴールの金崎だ。神戸からのオファー報道で周囲もざわついたが、残留を決意した。まさにその直後の試合となった神戸戦。「自分としては結果を出さないといけない状況だった」と、自らを追い込んで2ゴールを決めた。結果も残し、まさにエースと呼ぶにふさわしい活躍だった。今季、金崎がゴールを決めた10試合（リーグ戦7試合、ACL3試合）はすべて勝ち点3を奪っている。また今季の清水戦でもゴールを挙げて勝利に導いた。先週、川崎Fに敗れた。頂点へ向けて連敗は許されない。そのためにも、エースの一発で勝ち点3をその手に引き寄せたいところだ。