PREVIEW

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前節、ホームのカシマスタジアムにリーグ暫定首位の広島を迎えて戦った一戦は、本当に悔しい結果に終わった。

名古のCKから知念が見事なヘディング弾で先制したものの、その2分後に瞬く間に同点とされ、前半のうちに逆転されてしまう。

試合終盤となる82分に徳田のゴールで何とか同点にしたものの、勝ち点3が是が非でも欲しかったホームゲームだけに落胆が募る試合となってしまった。

あれから一週間、再びカシマスタジアムでのホームゲームを迎える。対戦相手は、柏だ。

リーグ前半戦、日立台でのアウェイゲームでは終了直前、チャブリッチが決めた劇的ゴールで2-1と勝利している。非常に難しいゲームだっただけに、ポポヴィッチ監督も「(前回対戦時は)我々が主導権を握って、コントロールをしていたが、最後の方は負けてもおかしくない流れにされた」と振り返る。

さらに指揮官は、「柏はチームとしてまとまっていて、組織力が高い」と、明日の試合へ向けても警戒心を隠さない。そして、「目の前の相手に全力で向かっていく」という姿勢は変えず、もう一戦も落とせないリーグ戦を戦い抜く覚悟だ。

この覚悟を持つのは、ポポヴィッチ監督だけではない。選手たちはもちろん、12番目の戦士たちをはじめとする、アントラーズに関わるすべての人間は心を一つにする。

すべては勝利のために。明日もまた、ともに戦おう。

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