PREVIEW

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 直近のリーグ第8節、ホーム横浜FM戦は強度の高い試合になった。前半はアグレッシブにゴールへ迫り、いくつか決定機もつくったが、後半途中から運動量が減少し、苦しい展開を余儀なくされる。しばらく、我慢強く耐え凌いでいたが、試合終盤にセットプレーから均衡を破られると、全体のバランスを崩し、最終的なスコアは0-3。非常に悔しい結果となった。

 ただ、この敗戦でこれまで築き上げた自信が崩れることはない。失点後にリスクを犯してゴールを狙ったため、スコアこそ0-3になったが、そこまでの過程で多くのチャンスをつくっていた。レネ監督も「0-3でも、0-1でも、勝ち点を1ポイントも取れないということは同じ。その意味では、そこまで1-0でリードできる展開があったなか、それができなかったことがこの結果になった要因だったと思う。これをやめずに続けていくことが大事になる」と、前向きに語る。現時点で力が及ばなかったことは受け止めなければいけないが、決して悲観的になる必要はない。ここからまた成長を遂げ、勝利を重ねていくだけだ。

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 さあ、気持ちを切り替えて臨む次の一戦は、YBCルヴァンカップのアウェイゲーム。対戦相手のC大阪は、Aグループで3戦全勝、首位に立つ。グループステージ突破へ向けて、絶対に勝ち点3が求められる一戦だ。

 中2日と日程的には厳しいが、総力戦で乗り切ろう。ここで勝利できれば、チームはまた一段と自信を深め、レベルアップできる。平日夜のアウェイゲームではあるが、アントラーズファミリー全員の気持ちを一つにして戦い、必ず勝利を掴み取ろう。

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