PREVIEW

photo

 天皇杯は準決勝で敗退した。ホームのカシマスタジアムでタイトルを失った事実は非常に重く、大きな痛みを伴う。試合後に岩政監督も「クラブ史に残る大失態」と語った。

 しかし、突きつけられた現実を直視して、挑み続けるしかない。試合で日頃のトレーニングの成果を確認し、その結果を分析してトレーニングを重ね、また次の試合に臨む。そのサイクルの中で、課題克服にトライし、積み重ねていく。その変化の過程において、苦戦を強いられることは、当たり前のこと。再びあるべき姿に戻れると信じて、苦しい時期も団結し、我慢強く戦う必要がある。

 そして、目の前の試合の勝利を追求することは、これからも変わらない。アントラーズファミリー全員で団結し、勝利のために全力を尽くすこと。それ以外に前に進む方法はない。

photo

 次はアウェイ磐田戦。相手は残留を目指して、必死に勝ち点を求めて戦ってくるはずだが、サックスブルーを凌駕するアントラーズレッドの熱量を全員で発し、力強く立ち上がる姿を見せよう。

 誇りと意地にかけて、求められるのは勝利のみ。幾多もの激闘の歴史が刻まれてきたヤマハスタジアムから、また新たなスタートを切る。

photo

pagetop