PREVIEW

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 国内公式戦で初の「声出し応援運営検証対象試合」となった先のホーム福岡戦は、2-1で勝利するも、アウェイゴールの差でルヴァンカップ敗退という結果に終わった。約2年半ぶりの声援に応えることができなかった悔しさは、この先も消えることはないだろう。

 しかし、失ったタイトルが戻ってくることはない。今シーズンはこれからも続き、気持ちを切り替えることはできなくとも、次の戦いはすぐにやってくる。結果を受け止めたうえで、前を向く。苦しいときこそ、心を一つに団結して戦うこと。決して簡単なことではないが、ここで踏ん張らなければ、タイトル奪還の目標は叶わない。

 どんな強いチームも、シーズンの中で必ず苦しい時期が来る。その苦しい時期を、いかに乗り越えられるか。迷うことなく互いに信頼し合い、全員で団結できるか。目標達成のためには、難しい状況のいまこそ全員の力を合わせることが必要だ。

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 幸いにも、次もまたカシマスタジアムで戦える。声出し応援は認められていないが、背番号12の力強い手拍子は、選手たちの心と体を、前へ、前へと突き動かすはずだ。ハードワークを武器とする京都相手に、勝ち点3を獲ることは容易ではないが、アントラーズファミリーの力を借りて、ここからまた力強くリスタートを切ろう。

 我々の信念が揺らぐことはない。すべては勝利のために。アントラーズファミリー全員でともに戦い、必ず勝ち点3を掴み取ろう。

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