PREVIEW

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 前節の鳥栖戦は、激しい撃ち合いとなった。0-3という絶体絶命の状況に追い込まれたものの、後半アディショナルタイムに逆転。しかし、試合終了間際に失点を喫し、4-4のドロー決着となった。

 悔しい結果に終わったが、悲観的になる必要はない。0-3という苦境に立たされても、選手たちは誰一人諦めることなく、一つの方向を向いて戦った。ここまで積み上げてきた確固たる自信と勝利への執着が、後半の反撃に繋がったのだろう。決して満足することはできないが、勝ち点1を獲得できたことは、今後の戦いに必ず活かせるはずだ。試合後にレネ監督も、次のように語った。

「すべての試合が選手たちにとって教訓になる。最後にセットプレー2本が立て続けにあるということも、ピッチでは起こりうること。ただ、時間が経って分析をしようと思うが、0-3から追いついたことは良かったし、それが教訓になると思う」

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 その「教訓」を得て臨む次の一戦は、FC東京とのアウェイゲーム。FC東京はここまで6勝4分5敗のリーグ6位と上位につけている。堅固な守備を武器としており、15試合で総失点はわずか13点(リーグ2位タイ)。経験豊富なベテラン選手も多く在籍しており、打ち崩すのは容易ではない。

 そんなFC東京に勝利するためには、やはりプレー強度が鍵を握る。タイトな日程で連戦が続くが、アグレッシブな姿勢を貫き、アウェイでも積極的にプレーすることが求められる。鳥栖戦のように、スタメンの11人だけでなく、ベンチメンバー、サポーターも含め、アントラーズファミリー一丸となって戦うことが重要になるだろう。

 難しい試合となることが予想されるが、アウェイでも目指すは勝ち点3のみ。味スタ、そして、DAZNで、アントラーズファミリー全員でともに戦おう。

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