PREVIEW

photo

 9月11日の福岡戦は非常に悔しい結果に終わった。簡単に受け入れられる敗戦ではないが、前を向いて戦い続けるしかない。相馬監督も試合後の会見で「ルヴァンカップから切り替えて準備してきたつもりだったが、現状を変えるもうひとつのエネルギーを出すことができなかった」と悔しさを滲ませたが、「もう一度立て直して、次の試合に臨みたい」と次戦までの改善を誓った。

 次の対戦相手であるG大阪は、現在リーグ戦3連敗中と調子を落としており、前節で順位は14位まで下がった。降格圏の17位徳島とは7ポイント差と、まだ少し余裕がある状況だが、残留安全圏とは言いにくい。今節はG大阪にとってアウェイゲームとなるだけに、手堅く戦い、勝ち点を狙ってくることが予想される。

 試合の鍵を握るのは、やはり先制点だ。アントラーズは公式戦直近3試合連続で先制点を奪われ、守りを固める相手を崩しきれずに敗戦を喫した。一方、G大阪も今季のリーグ戦で、ここまで逆転勝利はわずか1試合のみと課題を抱える。先制点の価値はいつにも増して重くなるだけに、立ち上がりの攻防には注目だ。

 さあ、ここから勝負の3連戦が始まる。勝ち点は1つも落とせない。非常に難しい試合展開となることが予想されるが、気持ちを前面に出して戦い、必ず勝利を掴み取ろう。

photo

pagetop