Chronology
ツインタワーが魅せた
未来への希望
黒崎比差支(久志)と長谷川祥之のツートップは、「鹿島のツインタワー」と呼ばれ、Jリーグ開幕前のナビスコカップで得点を量産した(長谷川が9試合7ゴール、黒崎が8試合4ゴール)。
・ジーコのアドバイスを取り入れたクラブハウス、カシマスタジアムの建設が始まる。
・Jリーグ加盟クラブとして、ナビスコカップに参戦。
ナビスコカップ ベスト4
天皇杯 ベスト8
Jリーグ元年
ジーコハットトリック
すべてはここから始まった
J開幕の名古屋戦。下馬評では評価の低いアントラーズだったが、ジーコのハットトリックを含む大量5得点で5-0と快勝した。この勝利でメディアの注目度から周辺環境まで、すべてが変わった。
・カシマスタジアムが3月26日竣工。こけら落としとして、5月4日ペプシカップが開催された。
・日本のプロサッカーリーグ、Jリーグが開幕した。
・Jリーグベストイレブンに本田泰人、サントス、大野俊三が選出。
Jリーグ 年間2位(サントリーS 優勝、ニコスS 4位)
ナビスコカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 準優勝
色褪せない
偉大なる功績
ジーコ、現役引退。10日間に渡るジーコ・カーニバルが開催され、最後のセレモニーではサプライズでジーコの家族が登場。仲間に担がれた瞬間は名場面の1つだ。
・アメリカW杯ブラジル代表メンバーでもある、レオナルドが加入。実力、そして人気を兼ね備えた、初期Jリーグを彩るスーパースターだ。
・アルシンドがシーズン28ゴールの活躍。ヘアスタイルが注目され、CMにも出演した。
・ジーコが内閣総理大臣顕彰を受賞。
Jリーグ 年間3位(サントリーS 3位、ニコスS 5位)
ナビスコカップ 1回戦敗退
天皇杯 1回戦敗退
セレソンコンビが魅せた世界の流儀
現役ブラジル代表コンビが在籍。ワールドクラスのプレーは観客を魅了し、チームにプロフェッショナルの基礎を植えつけた。
・現役ブラジル代表のジョルジーニョが加入。
・2013年のJリーグ20周年企画「Jクロニクルベスト」では、ニコスシリーズ第19節・横浜F戦で生まれたレオナルドのリフティングゴールが過去20年間でのベストゴールに選ばれた。
・サントリーS終了後、草創期の立役者であるサントスが清水に移籍した。この際、経緯がサポーターに伝わらず、問題化。クラブ広報誌「FREAKS」新創刊のきっかけとなった。
・Jリーグベストイレブンに相馬直樹が選出。
Jリーグ 年間7位(サントリーS 8位、ニコスS 6位)
ナビスコカップ 開催されず
天皇杯 ベスト4
初めての年間優勝
1シーズン制になったこの年、クラブ初の年間優勝を成し遂げた。シーズン終盤は5、6チームに優勝の可能性がある状況だったが、大混戦を制した。その後に受け継がれていく、アントラーズのベースが作られた年となった。
・ジョアン カルロスが新監督に就任。ジーコがテクニカルディレクターとして帰ってきた。
・7月、レオナルドがパリ・サンジェルマンへ移籍。
・ジョルジーニョがクラブ初となるJリーグMVPを受賞。
・Jリーグベストイレブンにジョルジーニョ、相馬が選出された。
・高校時代から注目されていた柳沢敦が、平瀬智行、池内友彦とともに新加入。
Jリーグ 優勝
ナビスコカップ 予選リーグ敗退
サントリーカップ 準優勝
天皇杯 ベスト8
「史上最強」と
称されたチームの
2つの栄光
関係者の誰もが、「1997年が史上最強」と口をそろえる。攻守において確立されたチームは、ナビスコカップと天皇杯のタイトルを獲得してシーズンを終えた。リーグタイトル獲得という課題を残して。
・このシーズンから固定番号制となる。
・ビスマルク、名良橋晃が新加入。
・柳沢が25試合8ゴールの活躍でJリーグ新人王を獲得。
・Jリーグベストイレブンにビスマルク、相馬、秋田豊が選出。
Jリーグ 年間2位(1stステージ 優勝、2ndステージ 4位)
ナビスコカップ 優勝
天皇杯 優勝
XEROX SUPER CUP 優勝
リベンジを果たした意地の勝利
激闘の末につかんだ年間王者
チャンピオンシップで磐田と激闘の末、前年に逃した年間王者をつかんだ。鹿島と磐田の二強時代を象徴する戦いが繰り広げられ、秋田と中山雅史の熱い戦いは多くの人の記憶に刻まれた。
・小笠原満男、本山雅志、中田浩二、曽ケ端準、山口武士、中村祥朗のゴールデンエイジが新加入。
・日本が初出場となったフランスW杯の代表メンバーに、秋田、相馬、名良橋が選出された。
・Jリーグチャンピオンシップで秋田がMVPを獲得。
・シーズン終了後、ジョルジーニョの退団が決まった。
・Jリーグベストイレブンに柳沢、相馬、秋田が選出。
Jリーグ 年間優勝(1stステージ 5位、2ndステージ 優勝)
ナビスコカップ ベスト4
天皇杯 ベスト4
XEROX SUPER CUP 優勝
97-98アジアクラブ選手権 ベスト8
涙の数だけ強くなる
一本のキックが生んだ悔悟と成長
ナビスコカップ決勝、延長の末、PK戦までもつれ込んだ。6人目のキッカーは2年目の小笠原。惜しくもゴールネットを揺らすことができず、勝負が決した。この悔しさが、のちの闘将の礎となっていく。
・アントラーズとして初の監督解任。ジーコが総監督に就任した。
・Wユース日本代表メンバーに小笠原、本山、中田が選出。サポートメンバーに曽ケ端が選ばれた。
・日韓W杯開催に向けて、カシマスタジアムでは増改築工事に入った。
Jリーグ 年間9位(1stステージ 9位、2ndステージ 6位)
ナビスコカップ 準優勝
天皇杯 ベスト16
XEROX SUPER CUP 優勝
98-99アジアアップウイナーズカップ 3位
J史上初、「3冠」
Jリーグ史上初の3冠を獲得した。3冠目となる天皇杯優勝が決まったその瞬間、選手たちはピッチで抱き合い、飛び乗り、喜びを分かちあった。国立のピッチには、エンジのユニフォームをまとった男たちの笑顔が広がっていた。
・シドニー五輪日本代表メンバーに柳沢、平瀬、中田、本山が選出。サポートメンバーに曽ケ端が選ばれた。
・ナビスコカップで中田がMVP、鈴木隆行がニューヒーロー賞を受賞した。
・Jリーグチャンピオンシップで小笠原がMVPを獲得した。
・Jリーグベストイレブンに秋田、高桑大二朗が選出。
Jリーグ 年間優勝(1stステージ 8位、2ndステージ 優勝)
ナビスコカップ 優勝
天皇杯 優勝
99-00アジアクラブ選手権 ベスト8
大舞台、小笠原が
2年連続MVP
12月8日、カシマスタジアムに集まった40,115人が背番号8の右足に注目した。延長前半10分、アントラーズのFK。小笠原の右足から放たれたボールがネットを揺らす。磐田GKのヴァンズワムが一歩も動けなかった。圧巻のゴール、そして小笠原はJリーグチャンピオンシップ2年連続MVPに輝いた。
・クラブ創設10周年。
・カシマスタジアムが日韓W杯開催に向けた増改築工事を終えた。
・2000年の3冠が評価されて、茨城県民栄誉賞を受賞。
・曽ケ端がナビスコカップニューヒーロー賞を受賞。
・Jリーグベストイレブンに柳沢、小笠原、中田、秋田、名良橋の最多5人が選出。
Jリーグ 年間優勝(1stステージ 11位、2ndステージ 優勝)
ナビスコカップ ベスト4
天皇杯 ベスト8
XEROX SUPER CUP 準優勝
日韓W杯の狂騒とともに
勝ち得た9度目の栄光
日韓W杯日本代表メンバーに、秋田、鈴木、柳沢、中田、小笠原、曽ケ端の6選手が選出された。自国開催の盛り上がりのまま、リーグ戦では3連覇を逃したものの、ナビスコカップでは決勝で浦和を下して9度目の栄光を勝ち得た。
・ナビスコカップで小笠原がMVPを獲得。
・Jリーグベストイレブンに小笠原、曽ケ端が選出。
Jリーグ 年間4位(1stステージ 5位、2ndステージ 3位)
ナビスコカップ 優勝
天皇杯 準優勝
XEROX SUPER CUP 準優勝
01-02アジアクラブ選手権 ベスト8
初の国際タイトルと
レジェンドたちのピリオド
草創期からアントラーズでゴールネットを揺らし続けた長谷川が引退した。リーグ89得点というクラブ記録はいまだ破られていない。同時にレジェンドの秋田、相馬もチームを去った。
・A3チャンピオンズカップを制し、初の国際タイトルを獲得。MVPは秋田。
・Jリーグベストイレブンに小笠原が選出。
・カシマスタジアムがベストピッチ賞受賞。
Jリーグ 年間5位(1stステージ 8位、2ndステージ 4位)
ナビスコカップ 準優勝
天皇杯 ベスト4
A3チャンピオンズカップ 優勝
02-03AFCチャンピオンズリーグ グループリーグ敗退
新たな時代へ
レジェンドがチームを去り、新たな台頭が見られた1年だった。G大阪から加入した新井場徹、大卒で加入して頭角を表した岩政大樹。チームは新たな時代へ突入した。
・Jリーグベストイレブンに小笠原が選出。
Jリーグ 年間6位(1stステージ 5位、2ndステージ 4位)
ナビスコカップ ベスト8
天皇杯 ベスト8
自信と悔恨が
入りまじった一年
スタートダッシュに成功して首位を走るも夏場に失速。あと一歩の戦いが続き、最終的には勝ち点1差でリーグタイトルを逃す。野沢拓也、本山が牽引した攻撃陣も、あと一歩及ばなかった。
・マンチェスター・ユナイテッドとの親善試合で本山が2ゴールの活躍。2-1と勝利した。
・リーグ戦が1シーズン制に移行した。
・5冠を獲得したトニーニョ セレーゾ監督が勇退。
・Jリーグベストイレブンに小笠原が5年連続選出。
Jリーグ 3位
ナビスコカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 ベスト8
背負った十字架は
忘れない
3年ぶりとなるナビスコカップ決勝の舞台だったが、千葉に連覇を許した。試合後、野沢がサポーターの前で涙を流す。
・内田篤人が高卒ルーキーとしてクラブ初となる開幕スタメン出場。
・ドイツW杯日本代表メンバーに柳沢と小笠原が選出。両選手とも2大会連続の選出となった。
・鉄人と呼ばれ、チームを引っ張ってきたキャプテン本田が引退。
Jリーグ 6位
ナビスコカップ 準優勝
天皇杯 ベスト4
奇跡の大逆転優勝
苦しみ耐えた末の10冠目
最大勝ち点11差をひっくり返し、史上初めて一度も首位に立たないまま最終節に逆転で頂点に立った。優勝決定後、内田は指揮官の胸で号泣した。
・7月、本田の引退試合が開催された。
・Jリーグベストイレブンに岩政が選出。
・多くのサポーターに愛された柳沢がチームを去った。
Jリーグ 優勝
ナビスコカップ ベスト4
天皇杯 優勝
全員で手にしたリーグタイトル
優勝がかかる最終節。ベンチ外の選手も含めたチーム全員で札幌に乗り込んで戦いに臨んだ。この結束力で、クラブ史上2度目のリーグ連覇を成し遂げた。
・Jリーグベストイレブンにマルキーニョス、岩政、内田の3人が選出。
・マルキーニョスがクラブ初の得点王に輝き、JリーグMVPを受賞。
Jリーグ 優勝
ナビスコカップ ベスト8
天皇杯 ベスト16
XEROX SUPER CUP 準優勝
AFCチャンピオンズリーグ ベスト8
前人未到の頂へ
Jリーグ史上初の3連覇を達成した。決勝ゴールは興梠慎三。右サイド内田からのクロスを頭で合わせた。エースへの階段を上がった瞬間だった。
・Jリーグベストイレブンに小笠原、岩政、内田の3人が選出。
・小笠原がJリーグMVPを受賞。
・2月、秋田の引退試合が開催された。
Jリーグ 優勝
ナビスコカップ ベスト8
天皇杯 ベスト8
FUJI XEROX SUPER CUP 優勝
AFCチャンピオンズリーグ ベスト16
「剛さんのために」
チームはひとつになった
12月8日、大岩剛の引退が発表された。選手として、人間として尊敬された同僚の最後の花道を飾るべく、チームはひとつになった。クラブとして天皇杯4度目の優勝を決めた日が、大岩にとって現役最後の日となった。
・南アフリカW杯日本代表メンバーに岩政、内田。また、韓国代表メンバーにイ ジョンスが選出された。
Jリーグ 4位
ナビスコカップ ベスト8
天皇杯 優勝
FUJI XEROX SUPER CUP 優勝
AFCチャンピオンズリーグ ベスト16
サッカーが
できる
その喜びを
かみしめて
クラブ創設20周年という節目の年に、東日本大震災で甚大な被害を受け、約3カ月間、カシマスタジアムが使用不可能に追い込まれた。リーグ戦再開の横浜FM戦は、サッカーができる喜びを噛み締める一戦となった。
・柴崎岳、土居聖真、昌子源、梅鉢貴秀のプラチナ世代が新加入。
・チャリティーイベント「SMILE AGAIN」開催。
・茨城県復興支援活動「WITH HOPE」プロジェクトを立ち上げた。
・被災された方への思いを胸にナビスコカップを制す。
・大迫勇也がナビスコカップでMVPを獲得。
Jリーグ 6位
ナビスコカップ 優勝
天皇杯 ベスト16
FUJI XEROX SUPER CUP 準優勝
AFCチャンピオンズリーグ ベスト16
レジェンドがもたらした監督としての栄光
かつて選手としてチームにプロの基礎を植えつけたレジェンドが、クラブ初のOB監督として帰ってきた。リーグ戦では苦境に立たされたが、ナビスコカップを制覇。試合後、MVPを獲得した柴崎とともに喜びを分かち合った。
・柴崎がJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。
・スルガ銀行チャンピオンシップで、ウニベルシダ・デ・チリ(チリ)をPK戦で下し、初優勝を飾った。
Jリーグ 11位
ナビスコカップ 優勝
天皇杯 ベスト4
スルガ銀行チャンピオンシップ 優勝
個々の台頭
3大タイトルには届かなかった年だが、個々が成長した。年間を通じて出場し、チームの核となった柴崎や遠藤康を始め、最たる覚醒を見せたのが大迫だ。リーグ戦で19ゴールをあげ、1998年柳沢の22ゴール以来となる歴代日本人得点数3位の記録を残した。
・Jリーグベストイレブンに大迫が選出。
・スルガ銀行チャンピオンシップでサンパウロを下し、大会連覇を成し遂げた。
Jリーグ 5位
ナビスコカップ ベスト8
天皇杯 ベスト16
スルガ銀行チャンピオンシップ 優勝
「アントラーズは僕のすべて」
ともに歩む新たな道
1998年から長年にわたってクラブを支えたレジェンド中田が引退を決意した。途中海外移籍を経験したが、在籍13年半の間に獲得したタイトルは、11。最終戦のセレモニーで、ピッチに別れを告げた。クラブに残り、フロントスタッフとして新たなキャリアを刻む。
・Jリーグベストイレブンに柴崎が選出。
・西大伍がJリーグ最優秀ゴール賞を受賞。
・カイオがJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。
Jリーグ 3位
ナビスコカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 2回戦敗退
苦悩の末に立ち戻った原点
ファン ソッコのゴールが決まった瞬間、喜びが爆発した。「これからは、これをベースにで きる試合」。監督はじめ選手が一様に口をそろえ、笑顔を見せる。3年ぶりに制したナビスコカップは、チーム全体に確かな自信を植えつけた。
・7月、中田・柳沢・新井場合同引退試合が開催され、多くのOBと名だたるサッカー界の面々がカシマスタジアムに集った。
・セレーゾ監督が解任となり、石井正忠コーチが監督に就任した。初代の宮本征勝監督以来、21年ぶり2人目の日本人監督。
・ナビスコカップにて小笠原がMVP、赤﨑秀平がニューヒーロー賞を受賞。
・Jリーグベストイレブンに金崎夢生が選出。
・2002年から背番号10を背負ってきた本山が北九州に移籍。
Jリーグ 5位(1stステージ 8位、2ndステージ 2位)
ナビスコカップ 優勝
天皇杯 3回戦敗退
AFCチャンピオンズリーグ グループステージ敗退
7年ぶりのリーグタイトル
チャンピオンシップを制し、年間王者に輝いた。勢いそのままにFIFAクラブW杯では決勝でレアル・マドリードを相手に健闘するも惜しくも準優勝。天皇杯を制し、2冠でシーズンを終えた。
・FIFAクラブW杯でブロンズトロフィーを柴崎が受賞。チームとしてもフェアプレー賞を受賞した。
・Jリーグチャンピオンシップ最優秀選手に金崎が選出。
・Jリーグベストイレブンに昌子が選出。
・Jリーグ最優秀監督賞に石井監督が選出。
Jリーグ 優勝(1stステージ 優勝、2ndステージ 11位)
ナビスコカップ グループステージ敗退
天皇杯 優勝
FIFAクラブW杯 準優勝
スルガ銀行チャンピオンシップ 準優勝
失われた連覇
最終節での首位陥落
一時は2位との勝ち点差を8まで広げたが、終盤は川崎Fとの争いに。第32節浦和戦に1-0で勝利して、連覇に王手をかけた。しかし、第33節柏戦と最終節磐田戦で痛恨のスコアレスドロー。得失点差で優勝をさらわれた。
・石井監督が解任となり、大岩コーチが監督に就任した。
・Jリーグワールドチャレンジ2017でセビージャFCと対戦し、2-0で快勝。マン・オブ・ザ・マッチに安部裕葵が選出された。
・Jリーグベストイレブンに昌子、西が選出。
Jリーグ 2位
ルヴァンカップ ベスト8
天皇杯 ベスト8
AFCチャンピオンズリーグ ベスト16
FUJI XEROX SUPER CUP 優勝
悲願のアジア制覇
8度目の挑戦でついにアジアの頂点に立った。鬼門といわれたラウンド16を突破すると、勢いに乗った。イランのアザディスタジアムでアジア制覇の歴史を刻んだ。
・ジーコが2002年以来、16年ぶりにテクニカルディレクターに復帰。
・内田が8年ぶりに復帰。
・闘将としてチームを引っ張ってきたキャプテン小笠原が引退。
・AFCアニュアルアワーズでアジア年間優秀監督に大岩監督が選出。
・Jリーグベストイレブンに西が選出。
Jリーグ 3位
ルヴァンカップ ベスト4
天皇杯 ベスト4
AFCチャンピオンズリーグ 優勝
FIFAクラブW杯 4位
新国立競技場こけら落としでの悔恨
令和初の天皇杯決勝に進出した。新国立競技場のこけら落としとなった試合だったが、0-2で敗れ、無冠でシーズンを終えた。
・Jリーグ功労選手賞に小笠原とアレックスが選出。
Jリーグ 3位
ルヴァンカップ ベスト4
天皇杯 準優勝
AFCチャンピオンズリーグ ベスト8
後継に示した
レジェンドの引き際
ザーゴ新監督そして11人の新人・新加入選手を迎えた新生アントラーズとなった。開幕4連敗を喫するも、11年ぶりにリーグ戦7連勝を達成。終盤は上位争いを繰り広げた。8月20日に内田が、そして12月24日に曽ケ端が引退を発表した。
・アントラーズ一筋23年、曽ケ端が引退。
・2018年に復帰した内田が引退。
・Jリーグベストイレブンにエヴェラウドが選出。
Jリーグ 5位
ルヴァンカップ グループステージ敗退
天皇杯 出場なし
AFCチャンピオンズリーグ プレーオフ敗退