インフォグラフィックスで読み取る、甲府戦

Jリーグの中断期間にはセビージャを相手に勝ち切り、自信を深めた。大岩体制となってから、リーグ戦5勝1分けと6戦無敗。「勝ち続ける」と繰り返す大岩監督の言葉を実行し続け、最後は頂点に立つことを目指す。その戦いが今、再開する。
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昌子源:今季リーグ戦でチーム唯一のフル出場が昌子源だ。今年は選手会長をつとめ、イベントでは選手を代表して挨拶をつとめる。ピッチ外だけでなく、ピッチ内でも左腕の腕章、つまりキャプテンを任されるようにもなった。ピッチ内外で中心選手としての姿を見せ続けている。
今節の相手となる甲府は、18試合を戦って失点19。アントラーズの失点と同数となっている。順位こそ14位と下に位置するが、堅守を表す数字といえるだろう。アントラーズのDF陣を引っ張る昌子はいう。
「うちがボールを持つ時間が長くなるということは、横パスを取られてカウンター、相手のクリアが相手FWに入ってカウンターなど、ミスから生まれる場面がいつ起こるかわからないということ。ボールを持てば持つほど、リスク管理が重要になる。どんな状況でも、僕らが先にボールへさわれる準備をしたい」
引いてくる相手に対して、いつカウンターで攻め込まれるかわからない。一瞬のスキが試合を左右する可能性もある。そんな一つのミスも許されないDF陣を引っ張る、背番号3に注目だ。
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