インフォグラフィックスで読み取る、仙台戦

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柴崎岳:今季7アシストを記録している。昨季10アシストだったが、今年はさらにペースを上げている。攻守両面でチームの中心として活躍する柴崎だが、数字にこだわっているわけではない。それも、自らのポジションは数字を残すことだけが仕事ではないと考えるから。「僕のポジションはリンクマン。自分が点を決めるために動き出さなくちゃいけない場面もあれば、なにげないプレーで味方のプレーを楽にさせてあげることもあるし、黒子役に徹してしっかりと守備をするときもある。それは場面によってさまざま。いろんな役割ができるのがボランチとしてのおもしろみ」。何よりまず目指すところは、チームの勝利だ。「勝ってこそアントラーズ。今は立ち返るスタイルもあるし、やるべきことは分かっている。先を見ずに1試合、1試合を戦っていきたい」。仙台との対戦は、東北から注目を集めるカードでもある。東北を元気づけるため。勝ってアントラーズサポーターと喜び合うため。攻守に渡ってさまざまなプレーで勝利に貢献する姿を“背番号10”は見せてくれるはずだ。
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