インフォグラフィックスで読み取る、仙台戦

  勝率58.8%。過去対戦成績では勝ち越しているが、ホームでの対戦成績はより優位な結果を残している。2003年9月13日以来、ホームで負けなし。その期間はおよそ13年にもおよぶ。前節鳥栖戦で敗れ、今季リーグ戦で初の連敗。昌子は「もう一度、全部を見直さないといけない」と危機感をあらわにした。2ndステージに入ってから、なかなか思うような結果を残せていないが、この相性のいい相手からの勝利を皮切りに、年間優勝への道筋としたいところだ。アントラーズサポーターの力を背に、きっちり負けなしの記録を継続させ、手綱を締め直すような試合を期待したい。

PickUp
柴崎岳:今季7アシストを記録している。昨季10アシストだったが、今年はさらにペースを上げている。攻守両面でチームの中心として活躍する柴崎だが、数字にこだわっているわけではない。それも、自らのポジションは数字を残すことだけが仕事ではないと考えるから。「僕のポジションはリンクマン。自分が点を決めるために動き出さなくちゃいけない場面もあれば、なにげないプレーで味方のプレーを楽にさせてあげることもあるし、黒子役に徹してしっかりと守備をするときもある。それは場面によってさまざま。いろんな役割ができるのがボランチとしてのおもしろみ」。何よりまず目指すところは、チームの勝利だ。「勝ってこそアントラーズ。今は立ち返るスタイルもあるし、やるべきことは分かっている。先を見ずに1試合、1試合を戦っていきたい」。仙台との対戦は、東北から注目を集めるカードでもある。東北を元気づけるため。勝ってアントラーズサポーターと喜び合うため。攻守に渡ってさまざまなプレーで勝利に貢献する姿を“背番号10”は見せてくれるはずだ。

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