インフォグラフィックスで読み取る、G大阪戦

  1stステージ優勝をはたしたが、すぐに2ndステージはやってくる。開幕の相手はG大阪だ。これまでに壮絶な打ち合いを繰り広げてきた相手だが、それは数字にも表れている。このカードでは両チーム合計1試合平均得点が3.04点。両チーム合計1試合3得点以上生まれた試合が過去51試合中32試合。大量得点で勝った試合もあれば、大量失点で負けた試合もある、油断ならない強敵だ。1stステージ制覇を決めた福岡戦直後、キャプテン小笠原は「まだ何も成し遂げたわけではない。すぐ試合がある。2ndステージも獲ってその先も勝っていくことが本当のタイトル」と引き締めた。本当の真価が問われる2ndステージが、今始まる。

PickUp
山本脩斗:1stステージ最終節の福岡戦で柴崎のコーナーキックをドンピシャリ頭で合わせて先制点を奪った。「岳がいいボールをくれた。蹴った瞬間に来たなと思った」という出し手と受け手がはまった渾身のゴールだった。山本はこれまでアントラーズで5得点をあげている。それもすべてヘディングでのゴールだ。セットプレーにおけるチームデータにもキーマンであることが表れる。主にセットプレーのキッカーを任される柴崎、遠藤からの供給数はチーム最多の4本ずつ。「セットプレーは、歴代の優勝チームにあった武器。その得点が増えていくことで、自然とタイトルも見えてくる」と鈴木満強化部長も語気を強める強化ポイントだ。福岡戦でその理想の形が出せて1stステージを制覇した。年間優勝を目指して2ndステージでスタートダッシュをかけるためにも継続していきたいところ。セットプレーでは、背番号16に注目だ。

アントラーズでのリーグ戦全ゴール 山本脩斗:
2014.8.9 J1 第19節 vs名古屋 ○3−2 A
2015.8.12 J1 2nd 第6節 vs広島 ○1−0 A
2015.8.16 J1 2nd 第7節 vs仙台 ○3−2 H
2015.10.3 J1 2nd 第13節 vs神戸 ○2−0 A
2016.6.25 J1 1st 第17節 vs福岡 ○2−0 H

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