PREVIEW
水曜日の天皇杯3回戦は早川、植田が日本代表で不在、テヒョンが韓国代表での活動もありスタメンから外れたなか、チャヴリッチの先制弾、そして小川のアントラーズ初ゴールで長崎に2-1と勝利した。植田、テヒョンを欠く最終ラインにはアントラーズでの公式戦デビューとなる千田が入り、勝利に貢献。小川、千田と先の移籍ウインドウでチームに加入した新戦力がそれぞれ結果を出した。
そして明日はリーグ戦に戻り、ホームで柏を迎える。リーグ戦ではここ3試合、すべて1-2と負けを喫しているアントラーズは首位の座を奪われた柏との"直接対決"を戦う。
代表から戻った植田は、「難しい試合だったと思うが、勝ち切って帰ってきたことはすごくいいこと」と自身の不在のなか、奮闘の末、勝利をもぎ取ってくれたチームメートたちに感謝の念を述べた。
そしてこの重要な一戦へ向けて、「柏もスタイルのあるチームなので、ボールを持たせるところは持たせて、行くときにはしっかりと奪い切る。そういうところをはっきりとさせていきたい」と、闘志を燃やす。
「自分たちが首位から遠ざかるのを防ぐとともに、優勝するという気持ちを見せなければいけない」
闘将・植田が語る言葉は、まさにチーム全員が心に抱いている気持ち。ただ勝利のため、熱くひとつになって戦うだけだ。