PREVIEW

PHOTO""

「苦しい時間もあったが耐えたあとに結果が待っていると思っていた」。至近距離からの強烈なシュートを見事に止め、またしてもチームを救った早川は試合後、そう振り返った。その言葉通り、前節のアウェイ東京V戦は全員で苦しみに耐え、そして途中出場の松村が執念で決めたゴールを守り抜いた末の勝利だった。

また、鬼木監督は試合後、「プレッシャーのあるなかでのゲームでしたが、最後のファン・サポーターの声援に守備の部分でも点を取るところでも助けられた」と、12番目の戦士たちへの賞賛を惜しまなかった。アウェイスタジアムをその圧倒的な存在感と声量で、ホームに変えてしまう。この日もゴール裏のアントラーズレッドは力強かった。

そしてこのリーグ最終節、ホームのメルカリスタジアムに横浜FMを迎える。我々が目指すのは、勝利のみ。相手が誰であろうと、どういう状況であろうと、いつも何も変わらない。

この1年、最終ラインからチームを牽引し続けた植田は、「最後まで全員で、目の前の勝利のために戦っていきたい」と語った。

チケットが完売となり、明日もアントラーズレッドで染まったメルスタで戦うことができる。1年の最後にこの状況を迎えることに感謝し、そして全員が心を一つにして、ただ勝利のために戦おう。

PHOTO""