PREVIEW

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水曜日の天皇杯2回戦は、群馬に4-0と圧勝してみせた。序盤こそ、相手にも主導権を握らせてしまう時間もあったが、相手のオウンゴール、そして後半から交代出場でピッチに立った優磨が、圧巻のハットトリック。これがプロ入り初ということが驚きだったが、やはり勝負どころでの強さに関しては我らがエースに並ぶものはいない。

試合後、「(点は)入るときは入るし、入らないときは入らないなという感じ。相手が思った以上にこちらの強度を嫌がっていたので、奪ったらチャンスになると前半から思っていた」と、エースは語った。内にある闘志を沈め、心を平静に保つ。それが優磨だ。

そして明日、リーグ戦が再開され、シーズンの後半戦が始まる。対する相手は、広島。第8節には、0-1と悔しい負けを喫した相手だ。

「どんな相手でも目指すことは圧倒すること。それができなければ、最後に勝ち点3を何が何でももぎ取るんだと」

鬼木監督はこの重要な試合を前に、戦う姿勢を率直に示した。理想を追求しながら、勝利に執着し続ける。この姿こそが、アントラーズだ。

明日、ホームのカシマスタジアムで再び集えることを誇りに。またひとつになって、ともに戦おう。

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