PREVIEW
今週水曜日のホーム新潟戦は、気迫の勝利となった。小池が見事なダイレクトボレーでアントラーズ初ゴールを決めると、途中交代でピッチに立った知念の執念が実り、相手のオウンゴールを誘発。この追加点を最後まで全員が守り切り、2-1と難敵を打ち破った。
試合後、鮮烈な先制点、そして2度のポジションチェンジを含め、勝利に大きく貢献した小池はこう語った。
「そんなに難しいことは考えずに、とにかく相手の脅威になること、自分たちがやるべきことを整理した中で、チームがやりたいことを表現する。どんどんいろんなポジションやりながらも、もっと幅を広げられるように。なおかつ効果的な選手になれればいい」
まさにその言葉通り、小池は90分間、相手にとって脅威となった。そして、それは小池だけではない。前線から常にプレスをかけ、相手の最終ラインと中盤を混乱に陥れた優磨、レオ セアラ、最終ラインから効果的なロングフィードを狙い続けた関川、そして途中交代でやるべきことを全うした師岡、知念、舩橋ら、ピッチに立ったすべての選手たちがチームのために戦った。それが、内容云々よりも勝ち点3につながったといえる。
そして明日は、ホーム3連戦のラストゲームとなるFC東京戦。連戦とはなるが、また全員がひとつになって相手に立ち向かう。明日も、ともに戦おう。