PREVIEW

前節のアウェイ磐田戦は内容、結果ともに不甲斐ないものだった。優磨のPK弾で先制しながら攻守に精彩を欠き、1-2の逆転負け。相手の勝利への渇望に飲み込まれた結果となった。

試合後、ポポヴィッチ監督は「勝利への執着心は磐田が我々を上回っていた」と語った。指揮官の言う通り、試合をコントロールする時間は長かったかもしれないが、気迫を持って戦った磐田がアントラーズを上回っていた。

不甲斐ない前節から1週間を経て、明日はホームのカシマスタジアムに浦和を迎える。言うまでもなく、カシマで絶対に勝たなければいけない相手だ。

「次は結果をしっかりと求めていき、全員で戦う」

全員がひとつになって戦う。まずはその原点に立ち戻り、相手を気迫で上回ろう。その先に、我々の求める勝利がある。