PREVIEW

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前節のホーム鳥栖戦は3-0という結果のみならず、内容も素晴らしいものだった。90分間通して試合を支配し、濃野、仲間、そして安西とバリエーション豊かなゴールシーンを生み出した。守備の面でも隙を見せず、まさに鳥栖を圧倒し続けた。

試合後、ポポヴィッチ監督は「全員がやるべきことをしっかりやり切ったという意味で言えば、今シーズンで一番の試合だったのかもしれない」と振り返った。その言葉通り、鳥栖戦はチームの全員がひとつになって戦い、得るべきものを得た試合だった。

8月に入り、暑さと天候不順のなか、選手たちは休む間もなく、明日、アウェイで磐田と戦う。鳥栖戦でアントラーズ復帰後、初となる先発フル出場を果たした三竿は「(復帰してからの)中断期間に取り組んだことも出せていたので、これを継続させたい」と意気込む。

水曜日のカシマスタジアムで魅せたフットボールをもう一度、再現できるか。連戦とアウェイという状況で、それができれば、今の強さは本物だと言えよう。

明日は、進化したアントラーズを証明する時だ。

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