PREVIEW
約2週間の中断期間を経て、いよいよリーグ戦が再開する。
前節のホームFC東京戦は、名古と濃野のゴールで2-1と勝利した。2人の卓越した技術からの得点も素晴らしかったが、何よりチーム全体で90分間を戦い通したことが賞賛に値するゲームだった。
カシマスタジアムが歓喜に沸いたホームゲームから4日後、国立競技場ではイングランド・プレミアリーグのブライトン相手に苦渋に満ちた試合を経験させられた。
1-5というスコアもさることながら、後半はほぼ流している相手に対してのこの大敗。優磨は試合後、「非常に差を感じている。衝撃の連続だった」と、率直にその感想を述べている。
しかし、これも次につながる経験のひとつだ。優磨も、「この試合の感覚は忘れてはいけない」と言う。そう、彼我の差が大きい時こそ、冷静に自分たちを見つめ、感じたことを反芻する。そして、未来へのステップへとつなげるべきだ。
明日の試合、鳥栖を相手にどんな戦いを見せられるか。この中断期間で改善し、積み上げたものを示す時が来た。
聖地カシマで、アントラーズファミリーがひとつとなって戦う。暑い夏を、さらに熱く。勝利のために、ただ戦おう。