PREVIEW

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水曜日に行われた天皇杯3回戦・藤枝戦は、文字通り激戦となった。時間が経つにつれ、激しくなる雨と同様、序盤から両チームがハイスパートなフットボールを魅せる。アントラーズは先制される苦しい展開ながら、最後はしっかり2ゴールを奪い、次のラウンドへ駒を進めた。

試合を振り返り、技ありヒールで殊勲の決勝ゴールを決めた仲間は「いい時間に勝ち越しゴールを取れた」と語った。自らの責務をきちんと果たした仲間が言う通り、「延長を戦わずに勝ち切れた」ことは連戦のなか、大きな意味を持つ。

そして同点ゴールでチームを救ったチャヴリッチは、「全員がやるべきことをやれた結果、勝つことができた」と振り返る。その言葉通り、全員がひとつになって戦うアントラーズは強い。

天皇杯からリーグ戦へ戻り、次の相手は横浜F・マリノス。今シーズンは苦戦が続く横浜FMだが、トリコロールの誇りと意地をこの戦いにぶつけてくることだろう。"オリジナル10"同士の戦い、こちらもディープレッドの強さとプライドを見せつけてやろう。

すべては勝利のために。明日もまた、アントラーズファミリーの結束を横浜の地ではっきりと示そう。

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