PREVIEW

先のホーム東京V戦は、あってはならない結末となった。3点のリードから、相手に追い込まれてのドロー。引き分けと言えど、負けに等しい、いやそれ以上にひどい結果だった。

試合後、カシマスタジアムがブーイングで満ちたことも当然だろう。それほど、不甲斐なく痛みを伴う試合だった。古巣との対戦で誰よりも期する思いがあった安西も試合後、「勝たないといけない」と言った。その言葉が、すべてを物語っている。

屈辱に満ちたホームゲームとなったが、それでもボールは転がり続ける。中2日というスケジュールで、明日対峙するのは広島だ。今シーズンお披露目となった相手のホームスタジアムで、ディープレッドの誇りを再び取り返す戦いが始まる。

すべては勝利のために。ただ、戦うだけだ。