PREVIEW

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 前節の京都戦はスコアレスドローという悔しい結果に終わった。試合後に岩政監督も「今は自分たちの戦いを作っているところなので勝ち点3の方が自信につながる。その意味では、勝ち点3が欲しかった。いずれにしてもホームで勝ち点3を奪えなかったことを悔しく思っているし、ファン・サポーターの皆さんにも申し訳なかったと思っている」と悔しさを滲ませていた。

 首位の横浜FMとの勝ち点差は13に開いたが、リーグ戦はまだ15試合残っている。後半戦はまだまだこれから。目の前の試合に全力を尽くし、着実に勝ち点を積み上げていけば、その差は埋まっていく。

 そして、次は勝ち点29で並ぶサンフレッチェ広島と対戦する。広島は現在リーグ戦3連敗中と調子を落としているが、難しい相手であることに変わりはない。アントラーズは昨季、広島にシーズンダブルを許しており、今季前半戦の対決でもカシマスタジアムで1-2と敗れた。ミヒャエル スキッべ監督が指揮を執ってからは広島に3連敗中。今節も非常に厳しい戦いとなることを覚悟しなければならない。

 ただ、難しい試合だからこそ、得るものも大きい。勝利すれば、同じ勝ち点で並ぶライバルを上回り、上位との勝ち点差を縮め、選手たちが自信を深めることができる。アウェイでも勝ち点3が求められる一戦だ。

 厳しい暑さのなかで、難しい試合となることが予想される。だが、アントラーズファミリー一丸となって戦い、必ず勝ち点3を持ち帰ろう。

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