PREVIEW

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 後半戦の初戦となった前節のアウェイG大阪戦は、1-2という結果に終わった。公式戦では13試合ぶりの敗戦。試合後に岩政監督も「久しぶりの敗戦で、久しぶりの感覚を味わっている。試合を通して、G大阪に上回られてしまった」と話したとおり、内容でも大きく課題の残る試合となった。

 だが、選手たちは悔しさを滲ませながらも、すぐに次の試合へ切り替えた。土居が「結果が出る出ないは、やってみないとわからない部分もあるし、やめてしまえば、結果が出なくなってしまう。しっかり反省して、信じてやるしかない」と話せば、佐野も「ずっといい状態というわけにはいかない。悪いときにどうやっていい方向へもっていくかが大事だと思うので、これから全員で同じ方向を向いて改善していきたい」と前を向いた。後半戦はまだ始まったばかり。ここから勝ち点を積み上げていくだけだ。

 そして、次は後半戦最初のホームゲームで、京都サンガF.C.と対戦する。京都は第9節から第16節まで1分7敗と苦しんでいたが、第17節で新潟に3-1と勝利すると、直近の第18節でも横浜FCを2-1と下し、2連勝を飾った。アグレッシブなスタイルをどんな相手にも貫き、対戦相手を苦しめているだけに、今節も非常に難しい試合になるはずだ。

 暑さも増し、ここからさらにタフな戦いが連続する。乗り越えるためには、アントラーズファミリーの力強い後押しが必要だ。カシマスタジアムでともに戦い、必ず全員で勝利をつかみ取ろう。

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