PREVIEW

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前節のアウェイ鳥栖戦は、本当に不甲斐ない試合となってしまった。

前半早々の11分、濃野がリーグ戦2試合連発となる先制点を決めたものの、30分に同点とされ、前半終了間際のアディショナルタイムにも、失点。後半も80分に失点し優磨がPKから1点は返したが、88分には4失点目を喫した。

2-4というファイナルスコア。今季最多失点もさることながら、鳥栖に90分間、ほぼ完全に試合をコントロールされたことに、ショックを受けたアントラーズファミリーも少なからずいるだろう。明らかに相手はアントラーズのことを研究し尽くしていた。そして、それに対応する術もなく完敗を喫してしまった。

確かに3日前には、はるか遠く八戸で120分間戦った。鹿嶋へ舞い戻り、すぐに鳥栖への遠征と、チームへの負担は非常に大きいものだった。だが、それを言い訳にしてはならない。こういった過酷な条件でも、勝利のために戦うのが、アントラーズだ。

鳥栖での完敗から1週間が空き、続く相手はG大阪だ。アウェイでの連戦にはなるが、対するG大阪は3日前、YBCルヴァンカップでJ3のFC琉球に1-2とまさかの敗北を喫している。この屈辱を払拭するためにも、明日の試合はがむしゃらに戦ってくることだろう。

必勝を期する相手に、己の戦い方を貫き、圧倒できるか。勝利だけを追求し、一丸となって戦おう。

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