2009/2/21 サポーターズミーティング議事録

2009.02.21(土)
■テーマ:
「安全で快適なスタジアム作り」
■日時:
2月21日(土)11時30分~12時40分
■場所
県立カシマサッカースタジアム 記者会見ルーム
■参加サポーター数:
約60名
■登壇者:

鹿島アントラーズ 代表取締役社長 大東 和美
常務取締役・スタジアム場長 鈴木 貞雄
取締役強化担当 鈴木 満

■司会進行:
高城光代(フォルサ・アントラーズMC)

■以下、議事録
司会:
ただ今より、「安全で快適なスタジアム作り」に向けた第2回サポーターズミーティングを始めたいと思います。先ずは大東より一言ご挨拶を申し上げます。

大東:
本日はお寒い中、また試合前の貴重な時間にお集まりいただき、誠にありがとうございます。いよいよ2009シーズンが始まりますが、ここでまたサポーターの皆様とこれからの安全なスタジアム作りということをお話させていただきたいと思います。日頃から本当に熱い応援、そして選手と一緒に戦う応援、ありがとうございます。おかげさまで昨年はリーグ2連覇を達成しました。本当にありがとうございました。昨年10月13日、9月20日の柏レイソル戦を踏まえてサポーターズミーティングを行いました。その時の結果につきましては、再度ここで申し上げるつもりはありませんが、12月26日にJリーグから柏戦に関する制裁を受けました。内容についてはもう皆様ご存じだと思いますが、始末書及び制裁金100万円というものでありました。柏は200万円ということで、相手にも迷惑をかけてしまいました。そして、その制裁を受けた後の初めての試合が、3月7日の開幕戦で対戦相手は浦和レッズとなります。シーズンが変わったからと言って、私どもが安全・快適なスタジアム作りにかける思いは全く変わりません。ただ再度、この開幕戦に向けて、応援のあり方、スタジアムの安全について話し合いをさせていただきたいと思います。また皆様からご意見がありましたら、賜りたいと思います。昨シーズン後半戦、応援のシンボルである大旗を禁止したり、セキュリティーの強化など警備のあり方を変えました。その後も新たな課題が生まれてきていると思います。そのあたりを話し合うためにまたサポーターズミーティングを開催させていただきました。再度申し上げますが、昨年起こったようなことはもう2度と起こさない。そのことを改めてお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。

司会:
続きまして、スタジアム場長の鈴木貞雄より、スタジアム管理者という立場から安全の必要性についてご説明させていただきます。

鈴木(貞):
安全の必要性は説明するよりも、私は先ず皆様と一緒にスタジアムで戦える喜びを感じています。先日の必勝祈願の時に監督も言っていましたが、1つになった皆さんの大きな、そして燃える応援は必要です。よろしくお願いしたいですし、どんどんやって欲しいと思います。また、皆様もご存じかと思いますが、17日には茨城県からいばらきイメージアップ大賞をいただきました。これは第3回目らしいですが、そういった賞を頂戴いたしました。この受賞は、我々のリーグ2連覇や12冠、そしてコツコツ行ってきた小学校訪問などのホームタウンでの活動が評価されてのことだそうです。しかし、私はそうじゃなくて、やはりこのカシマスタジアムでのサポーターの皆様、そして県民の皆様による熱い応援が鹿島アントラーズのイメージアップにつながっていると思います。そういう観点から今年も熱い応援をいただきたいし、いただくだけではなく、一緒にアントラーズを支えて行こう、盛り上げて行こうと思います。そしてそういう観点から、安全で快適なスタジアムが必要だと思います。今年も一緒にがんばりましょう。それではよろしくお願いいたします。

司会:
続きまして、取締役強化担当の鈴木満よりお話をさせていただきます。

鈴木(満):
昨シーズンは本当に苦しいシーズンでありましたが、サポーターの皆様の熱い声援に支えられまして、Jリーグ2連覇を果たすことができました。私はチームと一緒に行動することが多いのですが、皆様の応援は本当にチームの力となったと思います。ありがとうございました。今シーズンも皆様と一体になって、1つでも多く勝利を勝ち取っていきたいと思います。今年も本当に熱い応援をよろしくお願いいたします。

司会:
ではここから、皆様のご意見をお聞きしたいと思います。登壇者への質問という形でも結構ですし、他の参加者の皆様への呼びかけ、また自らの意見を発表するということでも構いません。どんどん、ご意見を出していただければと思います。また、今回はできるだけたくさんの方からご意見をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

参加者:
今回のテーマからちょっとずれるかも知れませんが、現在、アントラーズとして行っている小学校訪問などはすばらしいことだと思います。ただ、そういう訪問を行いましたなどの告知はオフィシャルサイトなどでありますが、それが直接どのような結果につながったのか、例えば観客動員につながったのかはよく分かりません。ですので、地域貢献という面は個人が感じる部分であると思いますが、もし数字で分かれば、伝わりやすいので発表してほしいと思います。また、そういう時に我々サポーターが何か手伝えることがあれば、ぜひ一緒にがんばりたいというか、お手伝いしたい気持ちがあります。ですので、そういう企画も考えてもらえばと思います。

大東:
小学校訪問に関しては昨年で2回目となります。おかげさまで定着して、各学校でも待ち遠しいというか、期待されていると強く感じるようになりました。また集客のデータで言うと、(キッズパスの利用者数が)一昨年は1試合平均350名だったのが、昨年は集客した努力もあるのですが、倍近くの人数、600名か700名になったと思います。そういう意味で子供たちへのアントラーズの浸透が深まり、ファン・サポーターが増えたと思います。例えば一例を挙げますと、学校サイドの協力も高まり、通常、土曜や日曜に行われる保護者会、参観日というものをアントラーズの試合に合わせまして、午前中に参観日、そして午後、試合をご父兄、子供たち全員で見に行くという学校が現れています。そういうご協力も学校サイドからはいただいておりますし、集客面にも徐々に効果が出ていると思います。ちょっと話を続けますと、昨シーズンは全体としての集客が1試合平均1万9,714名、2万弱でありました。ここ2、3年で集客増となっております。次にサポーターもこの活動を一緒にやりたいというお話ですが、この小学校訪問は教育委員会、ホームタウン協議会と話し合いながら行いますが、学校サイドの日程、あるいはチームの練習スケジュール等の調整がなかなかかみ合わず、決定が直前になってしまう場合が多々ありますので事前告知がしにくいこともあります。できるだけ早く告知してやっていきたいと思いますが、ただサポーターの皆様と一緒にやるのはむしろ学校サイドがお断りになるではと思います。そういった意味で私どもと学校サイドの話し合いが必要でしょうし、私の予想では学校サイドとしては選手だけを希望し、その他の人が関わってくることをお断りになるのではないかと思います。

参加者:
集客に関して、もう一点お聞きしたいと思います。今日ここに来ている方々のほとんどが、ゴール裏で応援されていると思います。やはりサポーターのほとんどがゴール裏が非常に大事だと思っているし、応援するならばゴール裏だと思っています。ですので、ゴール裏の集客に関してクラブはどう考えているのか、どういったご意見があるのかをお聞きしたいと思います。

大東:
おっしゃたようにゴール裏の応援は非常に大切ですし、必要だと思っています。そういった意味も含めて、ゴール裏のサポーターズシートはファンクラブ会員価格、一般価格ともに特別価格でご提供しているわけです。一般席との価格差を設け、皆様がご購入しやすい環境にしているつもりです。またシーズンチケットについては集計中ですが、そう大きくはないのですが昨シーズンを上回る数字になってきています。まだまだ努力することはもちろん必要ですが、ゴール裏の数字は伸びていると思います。私もゴール裏を満席にしたいと思っています。

参加者(続き):
実際、今のところ集客できているのは、チケットの価格もあるかも知れませんが、サポーター同士の呼びかけや個人的な人間関係ということがあると思います。しかし、そういった個人的な行動は限界があるので、例えばゴール裏に特化した選手イベントなど、ゴール裏にプライオリティを置いた営業のあり方をお願いしたいと思います。

大東:
イベントの話が出ましたが、我々も色々と知恵を出しながら、皆様に試合前の楽しい一時を過ごしてもらおうとやっております。今、色々なご提案をいただきましたが、皆様のご要望を十分考慮してやっていきたいと思います。ただ、選手絡みのイベントというのは試合前はかなり厳しいとは思いますが、違った形でも皆様に喜んでもらい、楽しんでもらえるようにやっていきたいと思います。

参加者:
先ずはこのサポーターズミーティングを設けてもらってうれしいです。今回は第2回目ですが、これを定期的に行ってもらえればと思います。また、なるべく早く告知していただければと思います。実際、私の友人でももうちょっと早めに告知していただければ参加できたというのもいます。安全なスタジアム作りということですが、今一番危ないと思っていることがあります。それは先ほどあった先行入場のことです。これがぎゅうぎゅう詰めで危険な状況にあるのではないかと思います。先ずはチケットのもぎりがあって、コンコースで一度待機になります。それから階段がオープンになるのですが、すし詰め状態になります。そのうち、将棋倒しになるのではという不安があります。警備員の方もいらっしゃいますが、コントロールできていません。至急、改善してほしいですし、何か事故が起きる前にぜひ対策を取って欲しいと思います。

大東:
先ずサポーターズミーティングについては今後どうするか未定ですが、ご相談させていただきたいと思います。次の先行入場に関してですが、我々も新しく導入して少しでも皆様に役に立つようにしたいと思っていました。しかし、おっしゃいますように問題があるというご指摘は受けております。その問題は把握していますので、警備員の数、やり方含めて早急に改善したいと思います。どういう方法がいいのか分かりませんが、現状のやり方は危ないのでやめて欲しいというのは理解しております。もっと違ったやり方で行いたいと思いますし、席取りなどの問題とも絡んでくるので慎重にやりたいと思います。いずれにせよ、今のやり方は問題が多いので見直して参ります。(いつですか?という質問に対して)次の試合に向けてやっていきます。制裁を受けた後の第1試合が浦和戦という大きな山なので、この試合では何としても安全・快適という観点から、やれることは全てやっていきたいと思います。

参加者:
前回のミーティングにも参加した者ですが、大東社長の影響もあり、大西鉄之祐先生(元ラグビー日本代表監督=社長の恩師)の著書を読んでいます。その大西先生のお考えには「フェア」の精神があったと思います。前回、柏戦の騒動のフォローとして、サポーターズミーティングがありました。その時、感じたのはもう少し開放的にというか、フェアの精神に立ってやったらどうだったか、そしてアウトプットが足りなかったと感じています。前回の騒動の時の話はある程度行われましたが、今度は浦和戦に向けて、ジーコの精神を引き継いだ誇り高き集団であるインファイトにもフェアな精神があって欲しい。浦和戦を前にインファイトと大東社長が交流するような場は設けられないでしょうか。例えば、フリークスの公開座談会などでインファイトのリーダーの方たちとフェアな精神について語り合うなどのコーナーを行ったらどうでしょうか。それであの柏戦の騒動を反省して、ああいうことはもう2度起こさないように誓い合えばいいと思います。いずれにせよ、今度の浦和戦は色々な意味で注目される試合なので、フェアな精神を持って最後の最後まで戦うという気持ちで臨んで欲しいと思います。

大東:
フェアな精神はどのスポーツでも大事なことであり、求められるものだと思います。安全・安心という面から見れば、柏戦で起きたことは、まさに起きてはならないことが起こったということです。ありえないこと。だからこそ、私どもはサポーターの皆様の命である大旗を禁止しました。そして最前列に安全柵を設けました。このまま、ずっと続けていくことが私の考えるフェアな精神であると思います。そのやり方についてはフェアだと思っておりますし、ご理解いただければと思います。

参加者:
今回の趣旨から外れてしまいますが、私はソシオ会員です。メインスタンドで観戦しています。ゴール裏の皆様にはいつも感心しています。今回、私が言いたいことは、3年ぐらい前からソシオに対する待遇が落ちていることです。クラブはソシオ会員にやめて欲しいのかと思うぐらいです。一つはチケットの先行販売がメガメンバーと同じ日付になっているということがあります。また観客が多く訪れる試合に関してはソシオ席の空いているところにも座れることになっています。それらの席はS席やSS席となるのですが、私たちとしてはそれが不服です。空いているところを使用されるのは問題ないのですが、我々の席は例えば3S席としてステータスを上げてもらいたいと思います。そうすれば、私たちのソシオ会員としてのプライドも維持されると思います。ソシオとしてのステータスの問題となりますのでその辺をきちんと考えていただきたいと思います。もう一つはポイントシステムのこともあります。(ファンクラブ内で)大きく違う金額を払っているのにこのポイントの違いは何なのか。これは我々にやめて欲しいということなのでしょうか。それならば、早く言って欲しいと思います。

大東:
決してソシオの会員の皆様をないがしろにするつもりは全くございませんし、むしろ私どもとしてはソシオ会員をもっと増やしたいと考えております。数字やデータなど今細かい資料がありませんので、現会員の方から今いただいたご意見は早急にクラブ内で詰めて改善できるかどうか考えて参りたいと思います。重ねて申し上げますが、ソシオ会員の皆様を冷遇しているわけではありません。私どもの気持ちが至らず、そういう風に感じられたことに関しては大変申し訳ございませんでした。

参加者:
2月1日に秋田さんの引退試合があったのですが、雰囲気がとても良かったと思います。これから先、今京都にいる柳沢さんとかが引退したとき、ぜひカシマで引退試合とかできればいいなと思います。また、そういう楽しいイベントをもっと増やしてもらえればいいなと思います。社長はどう思われますか。

大東:
秋田選手の引退試合には、本当にたくさんのファン・サポーターの皆様にお越しいただいて、非常に盛大なものとなり感謝しております。実は引退試合というのは、Jリーグの規定がありまして、ある一定の条件を満たさないとできないことになっております。ですので、例えば柳沢選手の例が出ましたが、彼がその条件を満たすかどうかというのは調べてみないと分からないところがあります。ただ私どもはJリーグクラブで初となるクラブ独自の功労賞を設けました。そして先日、第1回目としてジーコ以下、11名を選出しました。ミュージアムに展示していますのでお時間がある方はぜひご覧ください。このように私どもはクラブに貢献した方々に大きな評価を与え、末永くその貢献に感謝を申し上げる制度を設けております。今後、誰が選ばれるか、また引退するかは分かりませんが、そういったことや引退試合を含めて行っていきたいと思います。今回は京都の方や名古屋の方と色々な調整がありました。やはり現所属クラブにきちんとお話をしなければいけません。色々な苦労はありましたが、結果的にカシマでやって良かったなというのが私どもアントラーズの気持ちですし、サポーターの皆様の心境だと思っております。

参加者:
シーズンチケットの受け取りに関してなんですが、今日もやっているようですがアウェイ側でやっているみたいです。今年は開幕戦が浦和戦ということでチケットは完売していますし、恐らく大勢の浦和サポーターがやって来ることかと思います。そんな中、ホームのチケットをアウェイ側で受け取るのは危険ではないかと思います。ですので、今回はホーム側にしてもらえればと思います。

大東:
おっしゃる通りだと思います。この受け取りに関して今ちょっと初めて聞いたので、担当者も不在ですので、これに関してはすぐに改善いたします。

参加者:
今シーズンも昨年、問題を起こした柏のスタジアムやヤマハスタジアムと言ったサッカー専用の小さなスタジアムでやるわけですが、そういったスタジアム含めてアウェイでの安全対策や試合前の待ち時間でのトラブルに対する相手クラブとの協力体制はどうなっていますか。また先ほども他の方がおっしゃっていたようにサポーターズミーティング開催の情報提供が遅いと思います。そういった情報提供のあり方も考えて欲しいですし、そういった対策の情報提供もしっかりやっていただいた方がいいと思います。情報提供、そして今シーズンも起きると思われる審判へのクラブとしての意見などもきちんと提供してもらえれば、きちんとやっていることが分かると思います。

大東:
アウェイの問題ですが、全ての仕切りがアウェイ側にございます。様々なスタジアムがあるので、まだきっちりしていない部分もあります。アントラーズのサポーターの皆様にはそういう状況をご理解いただきたいし、そういうスタジアムでもきちんと対応していただきたいと思います。確かに柏のスタジアムは狭いですし、入場口が一緒であったりするわけですけど、これは何度も申し上げますが柏サイドのやり方であって、私どもも昨シーズンのトラブル後に改善の申し立てを行っております。しかしどこまで改善されるかは柏サイドが現在、協議しているようです。今年も柏のスタジアムで試合を行いますが、どうなったとしてもあちらが決めることですので、それに沿った行動や対応を皆様にはお願いしたいと思います。審判の問題に関しては強化から申し上げます。

鈴木(満):
審判の問題に関しては、Jリーグなどからメディアを使ってのやりとりは色々な誤解を招くので、できるだけ避けてくれという要請もあります。そういう風に規制をされていて公にできないことがあります。しかし私もそうですが、サポーターの皆様も納得いかない時があると思います。ですので、Jリーグに規制されている以外の部分に関して、公表できることはオフィシャルサイトなどを通じて公表したいと思います。ただ重ねて申し上げますが、規制があることは理解していただきたいと思います。

参加者(続き):
アウェイの仕切りに関しては当然のことだと思いますし、理解しました。ですが、アウェイスタジアムのルールはこちらのオフィシャルサイトなどに告知して、気をつけなければいけないことなどをはっきりと明記してもらえれば、こちらも分かりやすいですし、意識できると思います。そういった情報提供を含めた協力体制を確立して欲しいと思います。

大東:
アウェイスタジアムの情報提供はなかなか難しく、完璧にやることは不可能かと思います。それはあちらがやることであって、私どもがアウェイスタジアムの運営を云々言うことはできないと思います。それはどんな状況であるかは、皆様が検索するなどして理解に努めていただくことを私は望んでいます。

参加者:
ここ2年ぐらい、カシマの試合で納得いかない判定が起きています。もしこういうことが続いていけば、あまり考えたくはないですけど、サポーターの暴動も起きてしまう危険性もあると思います。これまで色々とご意見を出されたかと思いますが、誤審が改善されたような結果は出ていますか。

鈴木(満):
誤審と言いますか、納得できないことに関しては肉眼で見ていると自分たちに有利なように考えてしまいがちです。しかし、後でビデオで見ると、(審判の判断も)仕方ないかなと思う時もございます。ビデオを見ても納得がいかない場合は、異議申し立てを行います。それに対する回答はありますが、誤審とまでは言いませんが、ある程度認めてくることもありますし、あちらの見解を説明してくる場合もあります。しかしそれを一件一件、「あれが誤審でした」などと公表しますと、次にその審判が来た時にトラブルが生じる恐れもあります。審判委員会は独自でそういった意見を研修などで活用して、善処していますし、私どもは委員会とのやりとりに終始します。またルール講習会などでやり取りもあります。詳細は公表できませんが、できるだけ努力はしているつもりです。また協会なりJリーグもそういう問題を重く受け止めています。それでも納得いかないことがあるとは思いますが、できるだけご理解いただければと思います。

大東:
これは全く私見ですが、王者に対しては審判も含めて周りの目が厳しくなると思います。だからこそ、こちらの言動に気をつけないといけないと思います。審判も人の子ですから、厳しい目で見ているんじゃないかと思うこともあります。ただ逆のケースもあります。ですが、審判は絶対です。ミスなどもあるとは思いますし、できる限り対処しますし、異議申し立ても行いますが、その結果は皆様にも受け止めて欲しいと思います。

参加者:
前回も出席しましたが、今回は残念ながらインファイトの主要幹部の方々がいません。前回、私が2番目の発言で質問したことに対して、野村さんが答えてくれましたが、「インファイト内でも様々な意見が出ていますが、話し合い中であり結論が出ていないのが事実です」と答えられました。また同じような質問をされた方に対して、「連座制という考え方もありますが、インファイトも大きな組織になったので、今ここで私自身が何か言うことはできません」答えられました。ですのでまだ回答をいただいておりません。その回答を今日もらえると思って来ました。ですが今日来られていないので何らかの形でいいので、インファイトとしての見解を教えてもらいたいと思います。なぜかと言うと、先ほど12月26日のJリーグ裁定で柏側に200万円の罰金が科されました。これを受け、柏では1月18日に1,500人を集めてサポーターズカンファレンスを行って、議事録21ページ中、3ページも使って議論を重ねました。そして今シーズン、前回、事件があったにもかかわらず、柏のスタジアムで鹿島戦を行うことになった経緯などが話されております。また柏サポーターが今署名を集めているそうですが、なぜ今回こんな裁定となったのか、それでは無観客試合や勝点没収とはどんな基準なのかを説明して欲しいとJリーグ側に要望を出すそうです。これは私が柏のサイトで見たわけではなく、今回は山形のサポーターの方のブログを見て知りました。彼が言うには、「(山形のホームである)NDスタジアムはメインスタンドにしか売店がない。ホーム、アウェイのサポーターもみんなぐちゃぐちゃになる。そんな時に柏のような事件が起き、主催者側に200万もの罰金を科せられたら、ウチのクラブはやっていけない」ということでした。ですので、他のクラブのサポーターの目が今、非常に厳しくなっています。このミーティングの議事録を柏も山形も他のクラブのサポーターもみんな見ると思います。だからこそ、この前、私たちがした質問に対する回答をインファイトの幹部の方々がしてくれることを他のクラブのサポーターも注目していると思います。別の機会にきちんと公表してもらえればと思います。

大東:
私の理解が間違っているかも知れませんが、あのミーティングが終わった後、インファイトの何人かの方が来て謝罪をされていったと記憶している。ただ、彼らも色々なグループになっており、大きな組織なのでなかなか統一見解というのは出ないのではないかなと思います。だからこういうミーティングを重ねることで皆様の思いが共有化されて浸透していくんじゃないかなと思います。ご理解いただければと思います。今回は、インファイトの幹部が出ていないということをおっしゃっているのですか。

参加者(続き):
あの事件の時、暴走した2人の人間に「こういった行動はチームに迷惑をかけるな」といった抑止力があれば、もしくはそういう方法があれば、そしてそれをインファイトが明らかにしてくれれば、他のサポーターにも伝わると思います。

大東:
その時の話をぶり返すつもりはないですが、彼ら2人はクラブハウスに来て涙ながらに謝罪しました。私どもは彼らを入場禁止として、そしてまだその処分を解除しておりません。また今後の見通しも厳しいものです。そういった意味でクラブとしても対処していますし、インファイトとしても強く認識して、ああいうことは2度と起こさないと心に決めていると思います。インファイトの方々は色々なグループが形成する大きな組織ですので、なかなか統一見解などは出ないと思います。柏のサイトから出ているご意見に関しては、スタジアムをアウェイ側はアウェイ、ホーム側はホームとして区別することが求められていると思いますし、それがJリーグでの役割分担だと思います。ただ、それができていないからと言って、それに乗じて何かするということは今後一切やめていただきたいと思います。もし、逆の立場でそういうことがカシマで起きたらどうなるのでしょうか。ですからここカシマでもそういうことを起こさないように今後もやっていきたいし、それはご理解いただいていると思います。他のクラブの考え方は色々あると思いますけど、私どもは皆様と一緒になって取り組んでいきたいと思います。他のクラブのことは情報は集めますが、それぞれのクラブに対処を任せたいと思います。いずれにせよ、アウェイで昨年起こったようなことを起こさないことをお願いしたいと思います。

参加者:
私はここに来るのに車で2時間かかります。平日開催について質問したいと思います。平日にここに来るためには2時間以上かけて来るので、仕事を早くあがるか休むしか手立てがありません。また僕が知っている限りでもゴール裏にいる人たちは1時間以上かけてここに駆けつけている人が多いです。だから平日のゲームは来づらくなっています。実際、平日は空席が目立っています。そういう状況を見て、交通アクセスの改善などの要望を出したり、努力はされていますか。なぜ私がこんなことを考えたかと言うと、昨年のACLで敗退した時、アデレードでのアウェイゲームが平日にも関わらず、満員だったのをTVで見たからです。向こうはいい雰囲気でそこで差が出たかなと思いました。今後も平日に駆けつける努力をしますが、クラブとしてはそれはホームタウンの人口が少ないから仕方ないと思っているのか、それとも改善への努力をしているのか教えてください。

大東:
これは私どもに関して大きな問題です。ですので、平日にも関わらず、来てくださる皆様のことは誠にうれしいと思います。実際、私どもとしては平日開催を極力少なくしたいと思っています。今シーズンに関して言えば、リーグ戦では1試合だけとなりました。ACLはルール上、平日火曜、水曜にナイトゲームでするしかありません。集客に関してはクラブ内で色々やっています。交通アクセスに関しては観客数が多い時はJRで臨時便が出たりします。でも観客数が少ない時はそういう協力もしてもらえません。ただ、日程に関しては我々だけではどうしようもない部分もあります。ナビスコカップ、ACLは調整できません。平日開催にも来ていただける皆様には本当に感謝しています。もっともっと考えて知恵を出していきたいと思います。本当にありがとうございます。アデレードの時はスタジアムの立地条件など違いはあっても、平日開催にもかかわらず満員となり、色々と考えさせられました。努力はこれからも続けていきたいと思います。

参加者:
スタジアムでは指定席、自由席もあり、人それぞれ応援のやり方があると思います。今季、開幕戦が浦和とやることになって、いきなり大一番があります。サポーターとしても負けたくないという強い思いがあります。でもそういう試合になると、自由席を安い席だからと言って入って、ただ座って見ている人も結構います。そうするとチームを応援すると考えて来ている人と温度差が出てきて、チームをフルサポートしたい大事な試合に限ってゴール裏の勢いが下がるというジレンマもあります。また、席取りの問題があると思います。これがなかなか改善されていないし、トラブルもあります。シーズンチケットで先行入場するというのをやっていますが、その人たちが後で入ってくる人たちの席取りをしている場合もあり、なかなか難しい問題かと思います。この問題は根が深いのかも知れませんが、もっとその点について真剣に取り組んで欲しいと思います。去年の浦和戦だと前泊して先行入場しても、一階席が埋まっているという不思議な状況になっていました。出来たら、開場してまだ人が入っていない状況を一度確認して欲しいと思います。また、そういう大事な試合だとスタジアムを盛り上げようとインファイトの方々が色々考えてくれて盛り上げようとして、踊り場から声をかけてくれますが、できればフリークスとか何かを使って呼びかけて欲しいと思います。そうするとこちらも事前に準備ができるかも知れないし、一体感が生まれるかも知れません。そういうことも考えて欲しいと思います。

大東:
先ずはチケット販売に関しては、私どもがお客様を選別することはできませんので、ルールに沿ってやって欲しいと思います。先行入場と席取りの問題に関しては、先行入場ということを始めたら、今度は席取りの問題が出てきました。これに関して運営サイドは今シーズンから厳しく取り締まっていきます。もっときちんと警備員を置いたり、そういうことを見つけたら直ちにやめさせるなど厳しく対処していきます。ただ一方で厳しくと言いながらも、例えばご家族の皆様であれば、一つ二つ取っておくというのはある程度やむをえないと思います。ですが、テープで何席も囲んでおくとか、荷物で5席から10席を全て占めるなどはあり得ないことでありますので、私どもは厳しく対処していきたいと思います。今までのご批判も理解しているのでしっかりやっていきたいと思います。また応援に関しては昨年あったように相手の中傷するようなやり方は今後、絶対にやらないで欲しいです。ただ応援をどうやっていくかをクラブがこういう風にやってくれなどと言うことはできません。それは皆様が一緒になって、どう盛り上げていくか考えていただけたらと思います。

参加者:
先行入場に関してですが、今やられているように一度コンコースで待機してそれから一斉に移動というのは非常に危険ですし、将棋倒しになる可能性があります。ですが、一向に変わっていません。今年の開幕戦は浦和戦だし、普段スタジアムに来ない人がたくさん来るので危険度が増します。また子供たちが脇からどんどん入っていることがあり、(停止用の)ロープがないに等しくなります。去年の最後あたりは両側の二つの入り口から入っていくことになっていたのにロープを超えて真ん中から入っていく人もいました。これだと並ぶ意味をないのでやめて欲しいと思います。

大東:
そういったご意見もすでに伺っています。ご指摘ありがとうございました。この先行入場に関しては、その運用について見直しが必要だと思います。運営サイドはよく理解しているので、そのあたりを改善していきます。何度も言いますが、開幕戦は浦和戦で4万人が入ります。皆様の一刻も早くスタンドに入りたいという気持ちは十分分かりますが、安心で快適なスタジアムのため、きちんと改善していきたいと思います。また、もし問題が発生したら警備員に言って欲しいです。その警備員からすぐにフィードバックがくるシステムにしました。ルール違反には厳しく対処したいと思います。ありがとうございます。

参加者:
私は都内で社会科の教師をやっております。いつも授業でアントラーズを取り上げていますし、フリークスも使っています。例えば、2006年の磐田戦でエコプログラムを実施された時のことですが、環境問題やチーム-6%のことを授業で説明しました。でもその時にふと思ったのが、「2007年や2008年でもエコプログラムをやったかな?」と思ってしまいました。カシマの食べ物はおいしいのでゴミもいっぱい出ます。だからこそ、環境問題にもっと取り組んで欲しいと思います。また、たばこの分煙も考えて欲しいです。サポーターズシートには子供たちもたくさんいます。だからこそ、たばこの分煙をしっかりして欲しいと思います。日本の中でこんなにたばこを許しているスタジアムがあるのでしょうか。JRの駅も全面禁煙になります。カシマでも考えて欲しいと思います。応援しています。

大東:
耳の痛くなる話で恐縮です。ですが、今日まさしくエコイベントをやっております。ただ、これを持続できるようにしないといけません。こういったイベントが長続きしないことがあります。例えばリユース容器などは費用の件もありますが、取り組んでいきたいと思います。たばこに関しては様々な方からご指摘をいただいております。現在、カシマは場内禁煙ですが、場外は吸えるようになっています。灰皿の位置などをできるだけコンコースから離してみるなど分煙をしっかり実行したいと思います。またゴミ箱も汁物などに対応できるように置き場や形を考えていきたいです。小さなことも大きなことも何でも言ってもらえれば嬉しいです。貴重なご意見、誠にありがとうございます。

司会:
大変申し訳ございません。質問がつきませんがそろそろ時間がつきてしまいました。最後に大東からご挨拶がございます。

大東:
前回同様、熱いご意見を賜り、誠にありがとうございます。皆さんの貴重なご意見は絶対に無駄にせず、クラブに反映させていきたいと思います。今日は皆様の「アントラーズを良くしたい、スタジアムを良くしたい」という気持ちをひしひしと感じました。これで終わることなく、きっちりとやっていくのでこれからも色々なご意見を伺いたいと思います。2009シーズン、いよいよ始まります。わくわくし気持ちでいっぱいですし、しかも開幕戦はいきなり浦和戦です。全力で対処していきたいと思います。応援含めて、貴重なご意見よろしくお願いいたします。最後に今シーズンもよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

司会:
誠にありがとうございました。これで第2回サポーターズミーティングを終了いたします。