2022JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第6節

2022年05月18日(水)  19:03 Kick Off

AWAY パナソニック スタジアム 吹田

ガンバ大阪

  • 78' 三浦 弦太

試合終了

1-3

0前半1
1後半2

鹿島アントラーズ

  • 16' 上田 綺世
  • 58' 土居 聖真
  • 80' 土居 聖真

試合経過

16' ゴール 上田 綺世
28' イエローカード 中村 亮太朗
クォン ギョンウォン → 中村 仁郎 交代 46'
ダワン → 奥野 耕平 交代 46'
58' ゴール 土居 聖真
シン ウォノ → 黒川 圭介 交代 59'
64' イエローカード ブエノ
66' 交代 上田 綺世 → 染野 唯月
66' 交代 広瀬 陸斗 → 常本 佳吾
66' 交代 中村 亮太朗 → 樋口 雄太
奥野 耕平 イエローカード 72'
桒原 陸人 → 山見 大登 交代 72'
75' 交代 舩橋 佑 → 小田 逸稀
三浦 弦太 ゴール 78'
南野 遥海 → 坂本 一彩 交代 79'
80' ゴール 土居 聖真
83' 交代 安西 幸輝 → 溝口 修平
上田の先制点、土居の2ゴールで首位突破!

▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼





YBCルヴァンカップ グループステージ 第6節、パナソニック スタジアム 吹田でガンバ大阪と対戦した。上田のゴールで先制すると、土居が追加点を決めて、2点差とする。その後、セットプレーから三浦に決められて、失点を喫したものの、すぐに土居がゴールを取り返し、このまま3-1で勝利を飾った。

今大会は、ここまで3勝1分1敗の成績で、すでにグループステージ突破が決定している。ただ、首位突破のためにも最終節の勝利を目指して、アウェイゲームへの準備を進めた。

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G大阪戦は、リーグ戦から大きくメンバーを入れ替えた。スタメンは、GKが沖、最終ラインが広瀬、ブエノ、関川、安西。中盤から前線は、ミンテ、中村、アラーノ、舩橋、土居、上田が入った。ベンチには、早川、小田、溝口、常本、樋口、小川、染野が座る。

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アントラーズは立ち上がりから積極的に試合に入った。ボールを奪ってから早いテンポで前進し、迫力のある攻撃を仕掛ける。良い流れの中で、6分には上田が強烈なロングシュートを放ち、ゴールを脅かした。

主導権は完全にアントラーズが握る。前線からの強度の高いプレスに加え、ボール保持時も背後へのスプリントを繰り返し、相手に脅威を与え続けた。

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すると16分に試合が動く。中盤でミンテがうまくボールを奪うと、中村亮太朗に繋ぎ、そこから中間スペースにいたアラーノへパスが出る。アラーノは抜群のファーストタッチでうまく前を向き、前方へスルーパスを供給。ボールを呼び込んだ上田が、グイっとスピードを上げて、相手DFを置き去りにし、右足のシュートでゴールネットを揺らした。理想的なカウンターから上田の見事なフィニッシュワークで先制に成功する。

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アントラーズは得点後も強度を落とさない。29分に中途半端なプレーからピンチを招いたが、その一場面を除けば、G大阪を圧倒。攻撃面においては、中間スペースに積極的に顔を出し、安定してボールを支配しながら、背後を狙う姿勢も失わず、チームとしての連動性を見せた。守備面でも、前線からアグレッシブにプレスをかけ続け、セカンドボールの予測と球際の攻防で相手を凌駕した。

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少ないボールタッチでテンポよくパスを繋ぎ、安定したボールポゼッションを見せる。

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このまま前半最後まで強度を落とすことなくG大阪を圧倒し、1-0でハーフタイムに突入した。

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後半開始直後はG大阪に押し込まれたが、そこからすぐに前へ出る。49分には、アラーノのパスから舩橋が強烈なシュート。52分にもアラーノのパスから、土居がゴール前で決定的なシュートを放った。追加点には至らなかったが、前へ、前へ、湧き出るように人が飛び出し、G大阪を攻め立てた。

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波状攻撃を仕掛ける中で、58分に追加点が生まれた。安西が左サイド深くまでドリブルで進入すると、マイナスのクロスを送る。これにダイレクトで合わせたのが、土居。強烈なシュートをゴールネットに突き刺し、アントラーズが2-0とリードを広げた。

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66分に広瀬、中村、上田をベンチに下げ、常本、樋口、染野を投入した。時間の経過とともに、ボールを受ける動きが少なくなっていく。前への意識は伺えたが、細かいミスが目立ち、なかなか落ち着いてボールポゼッションできない。75分には舩橋との交代で小田を投入した。

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すると、悪い流れの中でコーナーキックから失点を喫してしまう。78分、キッカーの山見が送ったクロスを三浦にヘディングシュートされ、ゴールを奪われた。2-1と1点差に迫られてしまう。

それでも、失点後すぐに得点を奪い返す。80分、前線から連動したプレスをかけると、ミスを誘発し、相手のペナルティエリア内で土居がボールを奪う。土居はGKを交わして、冷静に右足を振り抜いた。強烈なシュートがゴールを射抜き、3-1と再び2点差に戻した。

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83分には、安西に代えて溝口が投入された。溝口はこれが嬉しいプロデビューとなった。

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このまま、試合は終了。3-1で勝利し、Aグループの首位突破が決定。プレーオフステージでは、Dグループを2位で通過したアビスパ福岡と対戦することが決まった。

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次はリーグ戦に戻り、中2日で浦和戦に臨む。限られた時間で最善の準備を尽くし、アウェイでの勝利を目指す。

【この試合のトピックス】
・溝口がプロデビュー
・上田が今大会3ゴール目
・土居が今季初ゴールを含む、2ゴール
・小川が公式戦初のベンチ入り

スタッツ

ガンバ大阪 鹿島アントラーズ
7 シュート 13
12 GK 8
1 CK 4
15 直接FK 11
4 間接FK 0
3 オフサイド 0
0 PK 0

試合データ

入場者数
4,254人
天候
晴、弱風
気温 23.0℃ / 湿度 20.0%
ピッチ
全面良芝
主審
飯田 淳平
副審
西橋 勲
鈴木 規志
第4の審判員
清水 崇之