2009Jリーグ ディビジョン1 第7節
vsモンテディオ山形
2009.4.25(土)14:04キックオフ
 
会場:NDソフトスタジアム山形 ・観衆:16,658人・天候:雨
鹿島アントラーズ vs モンテディオ山形
1 1 前半 0 1
0 後半 1
25分:マルキーニョス 得点
(アシスト)
52分:長谷川 悠
38分:青木 剛 警告 15分:石井 秀典
38分:長谷川 悠
  退場  
61分:IN:増田 誓志
    (OUT:本山 雅志)
72分:IN:大迫 勇也
    (OUT:興梠 慎三)
81分:IN:遠藤 康
    (OUT:野沢 拓也)
交代 66分:IN:宮沢 克行
    (OUT:北村 知隆)
72分:IN:宮本 卓也
    (OUT:秋葉 勝)
81分:IN:渡辺 匠
    (OUT:佐藤 健太郎)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
パク チュホ MF 35
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
マルキーニョス FW 18
興梠 慎三 FW 13
 SUB
小澤 英明 GK 1
大岩 剛 DF 4
増田 誓志 MF 14
船山 祐二 MF 23
遠藤 康 MF 25
佐々木 竜太 FW 17
大迫 勇也 FW 34
 
モンテディオ山形
清水 健太 GK 1
小林 亮 DF 20
レオナルド DF 3
石井 秀典 DF 23
石川 竜也 DF 13
キム ビョンスク MF 16
秋葉 勝 MF 19
佐藤 健太郎 MF 17
北村 知隆 MF 11
長谷川 悠 FW 15
古橋 達弥 FW 9
 SUB
遠藤 大志 GK 21
園田 拓也 DF 22
宮本 卓也 MF 14
渡辺 匠 MF 5
宮沢 克行 MF 7
宮崎 光平 MF 6
廣瀬 智靖 FW 29
 
鹿島、みちのくの地で1-1と惜しいドロー。勝点を伸ばせず
 
マルキーニョスのPKからの1ゴールのみで、鹿島はJ2からの昇格組である山形と1-1のドローに終わった。25分、興梠の得たPKをマルキーニョスが落ち着いて決め、クラブのJ通算得点記録を999にしたが、後半、山形の反撃に遭い、結局1-1の引き分けに終わった。
 
 
 
序盤、守備的な山形に対し、鹿島は前線のマルキーニョス、興梠、そして中盤の野沢、本山を中心に攻撃を組み立てる。また内田、新井場の両サイドバックも積極的な攻撃参加でチャンスをうかがう。水曜のSAF戦に続き、ボランチに入ったパクも青木との連携がスムーズで20分過ぎまで鹿島ペースで試合は進んだ。
 
 
 
そして25分、鹿島は早くも先制する。その2分前、ペナルティーエリアで相手DFに倒された興梠がPKを得て、これをマルキーニョスが冷静に決めた。このJ通算999ゴールで鹿島はさらに勢いに乗るかと思えた。
 
 
だが、そこから山形にカウンター攻撃を許す。40分過ぎから、試合前、「気をつけなければいけない選手」と本山が指摘していた左の石川、そして右の小林らにサイド攻撃を仕掛けられ、ヒヤリとする場面も見られる。しかし、小笠原の代役としてキャプテンマークを巻いた岩政らを中心にDF陣は集中力を保ち、前半を1-0のまま終えた。
 
 
 
しかし後半に入り、鹿島は痛恨の失点を喫する。一瞬の隙を突かれ、長谷川にヘディングゴールを決められた。これで同点とされた鹿島は追加点を奪うべく、増田、大迫、そして遠藤らをピッチへ送り出すがボールはなかなか前に行かない。68分には青木が強烈なミドルシュートを放ち、局面を打開しようとしたが、これは相手GK清水にキャッチされてしまった。
 
 
 
それでもロスタイムに入り、鹿島はやっとゴール前での展開を見せ、CKを得る。2度のCKから最後はマルキーニョスがシュートを放つも、これはゴールの枠に飛ばない。結局、鹿島はみちのくの地で1-1のドローという結果に終わった。試合後、「今日みたい試合を勝ちきる力をつけないといけない」と内田が語ったように試合の主導権を握りながらも勝点1のみの積み重ねで終わってしまった。水曜の神戸戦での巻き返しが期待される。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・後半は相手DFの背後のスペースを狙って攻撃しよう。
・FWが両サイドのスペースへ飛び出せ。
・ディフェンスは忠実に。もっと厳しいプレッシャーをかけていこう。
モンテディオ山形 :小林伸二監督
  ・守備の時のアプローチを大事にしよう。
・セットプレーのチャンスを逃さないように。
・点は取れる。いい攻撃をして逆転しよう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  パク選手はボランチで2試合目の出場で、今日はチームの連携やリズムを作る小笠原選手の代わりだったが、彼は才能があるし、良いプレーをしてくれたと思う。中2日の試合だが、選手たちは通常通りにプレーをしてくれ、フィジカルに関しては影響はない。興梠選手と大迫選手はそれぞれに特徴があって、2人とも素晴らしい選手。疲労を考慮したり、競争意識を高めるためにもうまくローテーションをしていきたいと思っている。
モンテディオ山形 :小林伸二監督
  今日は立ち上がり15分ぐらい押し込まれたが、ボールを回されても引かずに積極的に前からプレスをかけていこうと言っていた。良い感じになってきた時にPKを取られてしまったが、1点取られてからは自分たちでどうにかしようとする場面が見られた。リスタートとサイド攻撃が上手くいけば点を取れると思っていたし、早い段階で点を取れたのは良かった。連敗を抜けだして勝点1を取れたことは次に繋がると思う。
 

TOPへ戻る