2009 J1 第31節
vsモンテディオ山形
2009.11.8(日)15 :04 キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:20,433人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs モンテディオ山形
2 1 前半 0 0
1 後半 0
20分:興梠 慎三(小笠原 満男)
49分:マルキーニョス
得点
(アシスト)
 
57分:マルキーニョス
86分:岩政 大樹
警告 23分:秋葉 勝
47分:古橋 達弥
48分:レオナルド
58分:宮崎 光平
  退場  
81分:IN:ダニーロ
    (OUT:本山 雅志)
85分:IN:大迫 勇也
    (OUT:興梠 慎三)
88分:IN:青木 剛
  (OUT:野沢 拓也)
交代 42分:IN:山田 拓巳
    (OUT:小林 亮)
60分:IN:渡辺 匠
    (OUT:秋葉 勝)
67分:IN:廣瀬 智靖
    (OUT:宮沢 克行)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
中田 浩二 MF 6
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
パク チュホ DF 35
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
青木 剛 MF 15
田代 有三 FW 9
大迫 勇也 FW 34
 
モンテディオ山形
清水 健太 GK 1
小林 亮 DF 20
レオナルド DF 3
西河 翔吾 DF 34
石川 竜也 DF 13
宮崎 光平 MF 6
秋葉 勝 MF 19
佐藤 健太郎 MF 17
宮沢 克行 MF 7
長谷川 悠 FW 15
古橋 達弥 FW 9
 SUB
鈴木 雄太 GK 27
石井 秀典 DF 23
山田 拓巳 DF 26
渡辺 匠 MF 5
北村 知隆 MF 11
廣瀬 智靖 MF 29
財前 宣之 FW 10
 
興梠、マルキーニョスのゴールで山形に快勝!! 勝点3を奪い、首位川崎Fを追走!!
 
前節に続き、興梠が1ゴール1アシストの活躍を見せた。前半に公式戦3戦連続弾となるゴールを奪えば、後半にはJ通算200試合出場となったマルキーニョスのPK弾をお膳立てし2-0の快勝に大きく貢献した。鹿島はこれで勝点を57とし、首位川崎を激しく追走する。
 
 
 
試合序盤、鹿島は大きなサイドチェンジを織り交ぜ、ピッチを広く使いながらボールをポゼッションし相手ゴールを窺う。他チームの結果如何では今節でJ1残留が確定する山形は深い陣営を引き堅守を見せるが「焦らなければ、絶対に穴は出てくると思ったので落ち着いてやるだけだった」と試合後、中田がそう話すように序盤から落ち着いたパス回しを見せ、徐々に山形DF陣を崩し始める。
 
 
 
すると20分、待望の先制点が鹿島に生まれる。右サイドで小笠原が豪快なドリブル突破から、前線の興梠へスルーパスを送る。このボールを受けた興梠は綺麗に流し込み、鹿島が1-0とリードを奪う。これが興梠にとっては、昨シーズンの自己最多記録8ゴールを上回る9点目。そして先制点を得た鹿島は、その後も山形にチャンスらしいチャンスを作らせず1点のリードのまま、試合を折り返した。
 
 
 
 
早い時間に追加点を取り、試合を有利に進めたい鹿島は後半開始早々にビックチャンスを得ることになる。49分、ペナルティーエリア内で相手DFに倒された興梠がPKを獲得する。このPKをJ通算200試合出場を達成したマルキーニョスが落ち着いてゴール右隅に蹴り込み、自身今季13点目となる追加点でリードを2点に広げる。「シュートを打たれた記憶がない」と試合後に曽ヶ端が語るように中盤の素早いプレスが効果的に機能する鹿島は、90分間を通して山形にシュートを1本も打たせない鉄壁の守備を披露した。
 
 
 
これにより、公式戦3試合連続となる完封試合で勝点3を上積みした鹿島。同時キックオフの首位川崎Fが勝利したため、残念ながら首位奪回とはならなかったが、試合後の曽ヶ端は、「しっかりと勝ち続けて川崎Fにプレッシャーをかけ続けないといけない」と力強く語りスタジアムを後にした。岩政、そしてマルキーニョスが累積警告で出場停止となる次節のアウェイ京都戦。だが、史上初の3連覇のためにはどんな状況であれ、勝ち続けるしかない。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・攻撃している時に相手FWのマークを確実にすること
・連動した動きで相手を崩すように
・集中・注意力が大事になってくる
モンテディオ山形:小林伸二監督
  ・アプローチをしっかり、はっきりと
・パス&サポートの動きを意識すること
・必ずチャンスは出来る。後半の入りをしっかりと
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  残り試合が少なくなっているところで、チームが進化してきているのは喜ばしいこと。ゲームの支配率・ボールコントロールも我々が主導権を握っていたし相手にチャンスを与えなかった。チームが良くなってきていることに満足している。
(チームの進化という点については?)
機能、効率性という点で効率がうまく発揮できない試合もあったが守備も安定出来るようになってきた。
モンテディオ山形:小林伸二監督
  中盤のプレスが早く、思うようにプレーさせてくれなかった。2点目の失点では後半立ち上がりだったこともあり、もったいない失点だった。上位相手に(失点されてから)2点を取るというのは難しいこと。何人か新しい選手などを使ったがうまくボールをキープしたりすることが出来なかった。これを90分通して出来るのが上位のチーム。J1に定着して、相手のスピードに慣れたり、(定着できるような)補強をすることがこれから必要になってくるというのを感じた試合であった。
 

TOPへ戻る