2009 J1 第29節
vsジュビロ磐田
2009.10.17(土)19 :03 キックオフ
 
会場:ヤマハスタジアム・観衆:14,126人・天候:雨のち曇
鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田
0 0 前半 0 0
0 後半 0
  得点
(アシスト)
 
89分:内田 篤人 警告 12分:西 紀寛
23分:茶野 隆行
57分:犬塚 友輔
  退場  
45分:IN:田代 有三
    (OUT:大迫 勇也)
64分:IN:ダニーロ
    (OUT:野沢 拓也)
64分:IN:増田 誓志
    (OUT:青木 剛)
交代 65分:IN:船谷 圭祐
    (OUT:犬塚 友輔)
74分:IN:上田 康太
    (OUT:村井 慎二)
78分:IN:松浦 拓弥
    (OUT:西 紀寛)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
中田 浩二 MF 6
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
野沢 拓也 MF 8
マルキーニョス FW 18
大迫 勇也 FW 34
 SUB
小澤 英明 GK 1
パク チュホ MF 35
本山 雅志 MF 10
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
田代 有三 FW 9
佐々木 竜太 FW 17
 
ジュビロ磐田
八田 直樹 GK 31
駒野 友一 DF 5
那須 大亮 DF 6
茶野 隆行 DF 3
犬塚 友輔 DF 17
成岡 翔 MF 10
岡田 隆 MF 19
西 紀寛 MF 11
村井 慎二 MF 14
前田 遼一 FW 18
イ グノ FW 33
 SUB
吉原 慎也 GK 21
大井 健太郎 DF 4
上田 康太 MF 27
船谷 圭祐 MF 28
松浦 拓弥 MF 24
萬代 宏樹 FW 13
カレン ロバート FW 22
 
連敗を5でストップ。激しい好ゲームは、スコアレスドロー。
 
 
 
最後まで攻守の切り替えが激しい好ゲームとなった磐田戦だったが、結局、最後までゴールを割ることが出来ずに0-0のスコアレスドローに終わった。これで鹿島は連敗を5でストップしたものの、勝点を伸ばしきれずリーグ3連覇に暗雲が立ちこめてきた。
 
 
 
序盤はポゼッションしペースを握ろうとする鹿島だったが、徐々に押し込まれ、攻められる場面が多くなる。しかし、この日の鹿島は高い集中力を保ち続けた。イ グノ、前田とリーグを代表する2トップを擁する磐田に再三チャンスを作られるが、今日、約5ヵ月ぶりに先発復帰したボランチの中田、そして野沢らが中盤から最終ラインまで戻る献身的なプレーを見せ、ラストパスを出させない。また、その間隙をぬって放たれるシュートにも守護神曽ヶ端が抜群の反応を見せ、ゴールを割らせなかった。特に29分、フリーとなったイ グノのシュートを止めたスーパーセーブは圧巻だった。その後も40分に西の強烈なミドルシュートをワンハンドで触り、CKに逃れるなど曽ヶ端のプレーには鬼気迫るものが感じられた。
 
 
 
 
全員が高い意識を持ち守りきった前半を終え、後半は鹿島がペースを握る。後半開始から大迫に代わりピッチに立った田代が前線で起点になり、セカンドボールも中盤が拾えるようになる。50分には内田の鋭いクロスに田代が左足で合わせたが、これは惜しくもゴール左に外れた。そして、64分、青木、野沢を下げ、ダニーロ、増田が投入されるとゴールへの意識がより明確になる。立て続けにマルキーニョス、田代がシュートを放ったが、なかなかゴールには至らない。試合終了間際の89分にもダニーロの強烈なミドルシュートが見られたが、これは相手GKのセーブにあった。
 
 
 
結局、90分を終え両チームともにゴールを奪えず、0-0のスコアレスドローに終わった。鹿島は、これで連敗を5とストップし、暫定2位の座は守った。「無失点という結果は大きい」と試合後、岩政は振り返ったが、「勝つことを信じてプレーし続けた」という事実は大きい。全員が最後まで勝点3を信じて戦ったこのゲームを生かすためには、残りの5試合を全勝するつもりで戦わなければならないだろう。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・相手のサイド攻撃に注意すること。
・攻撃はシンプルにサイドを使え。
・集中を切らさないように。
ジュビロ磐田:柳下正明監督
  ・守備は縦への長いボールの処理を気をつけよう。
・攻撃は今のまま。後はゴールを決めきろう。
・強い気持ちで勝ちに行こう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  小笠原のポジションを上げたのは、これまでの小笠原がボランチながら見せていた攻撃的なプレーの利点を生かしたかったから。ボランチに入った中田は、ビルドアップもできるし、安定性もある。新しい布陣でいきなり全てが機能するとは思っていないし、これからまた微調整をしていきたい。今日負けなかったことで何かを得られたと思うし、それを選手が感じてくれていればいいと思う。
ジュビロ磐田:柳下正明監督
  スタートからアグレッシヴで、攻守の切り替えも早く、ボール際にも厳しく、非常に良いゲームだった。後半に多少アントラーズのリズムのときもあったが、ある程度はジュビロのペースでできた。ただ、ゴールを決めることができず、勝点3が取れなかったことが残念。次の試合で勝点3が取れるように頑張っていきたい。
 

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