2009 J1 第27節
vs名古屋グランパス
2009.9.26(土)18:04キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:17,192人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス
1 0 前半 2 4
1 後半 2
74分:マルキーニョス(小笠原 満男) 得点
(アシスト)
5分:ケネディ
13分:ブルザノビッチ
53分:杉本 恵太
83分:ブルザノビッチ
77分:中田 浩二 警告 30分:ブルザノビッチ
  退場  
57分:IN:ダニーロ
    (OUT:本山 雅志)
61分:IN:中田 浩二
    (OUT:青木 剛)
75分:IN:大迫 勇也
    (OUT:興梠 慎三)
交代 45分:IN:巻 佑樹
    (OUT:ケネディ)
61分:IN:小川 佳純
    (OUT:杉本 恵太)
70分:IN:玉田 圭司
    (OUT:マギヌン)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
伊野波 雅彦 DF 19
パク チュホ DF 35
中田 浩二 MF 6
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
大迫 勇也 FW 34
 
名古屋グランパス
広野 耕一 GK 30
田中 隼磨 DF 32
バヤリッツァ DF 3
吉田 麻也 DF 4
阿部 翔平 DF 6
杉本 恵太 MF 19
吉村 圭司 MF 14
三都主 アレサンドロ MF 38
マギヌン MF 8
ブルザノビッチ FW 9
ケネディ FW 16
 SUB
西村 弘司 GK 21
竹内 彬 DF 2
小川 佳純 MF 10
花井 聖 MF 27
玉田 圭司 FW 11
巻 佑樹 FW 17
津田 知宏 FW 18
 
またしても開始早々の惨劇。今シーズン最多となる4失点で完敗。
 
前半早々にミスから失点を喫し、またもや負の連鎖から抜け出すことが出来なかった。マルキーニョスが今季リーグ戦10得点目となるゴールで1点は返したが、名古屋に今シーズン最多となる4失点を喫し、3シーズンぶりとなる3連敗を記録した。
 
 
 
試合序盤ボールを支配し、いいリズムで試合に入った鹿島だったが、またしても一瞬の隙を付かれ早い時間にゴールを献上してしまった。5分、左サイドのマギヌンからクロスにブルザノビッチが反応。このシュートを曽ヶ端が1度はセーブするも、こぼれ球をケネディに詰められあっさりとリードを許してしまう。これでゴールを奪いに行くしかなくなった鹿島だったが、13分、予期せぬ失点にスタジアム中が静寂に包まれる。内田からのバックパスを受けた曽ヶ端がまさかのクリアミス。このボールをブルザノビッチに奪われあっけなく追加点を決められてしまう。その後、同点にしようと必死に攻めへ出る鹿島は新井場、本山と立て続けにミドルシュートを放ち、名古屋陣営に襲いかかる。しかしボールは無情にもバーの上に外れ、2点のビハインドを負ったまま前半を終える。
 
 
 
オリヴェイラ監督から、「落ち着いてゲームを進めろ! しっかりと気持ちを切り替えろ!」とゲキを受け入った後半だったが、全体的に動きは鈍く、小さなミスの連続でなかなか波に乗れない。そして53分、杉本にループ気味のヘディングシュートを決められ、決定的な3点目を奪われてしまう。厳しい展開となった鹿島は、74分に小笠原のFKに反応したマルキーニョスがヘディングで流しこみ、1点を返すものの、この得点では悪い流れを断ち切ることが出来ず、逆に83分、ブルザノビッチに4点目を決められ、息の根を止められた。
 
 
 
 
大宮戦、横浜FM戦での敗戦に続き、3シーズンぶりの3連敗となった鹿島は今シーズン最多となる4失点での完敗。「ミスを恐れての消極的なプレーが多かった」と試合後に大岩が語るよう、追いかける展開ながらも、気迫を感じるプレーが見られず積極性を欠く試合内容となってしまった。もう勝点の貯金がなくなり、後がない鹿島。ここからの奮起に期待したい。
 
 
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・まず落ち着いてゲームを進めること
・マークを確実につかむこと
・パスを確実につなぎ攻めること
名古屋グランパス:ストイコビッチ監督
  ・前半良かったが、今以上にボールをキープしていこう
・危険な場所でファールを与えないようにしよう
・前半のコンビネーションやプレスを続けていこう
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  (今日は選手の動きに統一感がないようにみえたが?)
相手が我々のミスを誘う、ミスをさせるために徹底して対策をとっているし我々も相手のミスを突くようなプレーをしている。確かに今日の試合は集中力が欠けてしまった部分は目立っていたかもしれない。敗戦していることによって選手たちは自信をなくしてきている。最初は勝ち点差が大きく開いていたのに急に差が縮まってきたことで圧力がかかり、うまく消化できなくなっている。まずは彼らの自信を取り戻すことを第一に考えて対策を考えていきたい。人間必ずしも毎回完璧にできるわけではない。一番力を発揮しなければいけない時に力を発揮することができなかった。ただ選手は消極的なプレーはしていなかったし、悪い時間帯で彼らの流れの中で失点してしまっただけ。そこを踏ん張ればまた違う展開になっていたと思う。(ペースダウンしてきていると言われているが)悲観的には考えていない。一生懸命取り組む姿勢は持っているのでチームが変わる可能性は十分ある。彼らが積極的にやろうとしている気持ちを高めて正しい方向に向かせるようにしていきたい。
名古屋グランパス:ストイコビッチ監督
  今日の試合は重要であったし勝てたことを誇りに思っている。(今日は)美しいサッカーができたし、技術面でもパーフェクトであった。4ゴールを決められ満足している。アウェイのカシマでゴールを決める事は難しいこと。それが達成できたことを嬉しく思う。
 

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