2009 J1 第26節
vs横浜F・マリノス
2009.9.19(土)16:04キックオフ
 
会場:日産スタジアム・観衆:28,581人・天候:曇
鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノス
1 1 前半 2 2
0 後半 0
12分:小笠原 満男 得点
(アシスト)
10分:坂田 大輔
15分:渡邉 千真
62分:小笠原 満男 警告 13分:長谷川 アーリアジャスール
72分:小椋 祥平
89分:兵藤 慎剛
  退場  
58分:IN:田代 有三
    (OUT:興梠 慎三)
58分:IN:中田 浩二
    (OUT:青木 剛)
87分:IN:増田 誓志
    (OUT:ダニーロ)
交代 72分:IN:金 根煥
    (OUT:渡邉 千真)
79分:IN:河合 竜二
    (OUT:長谷川 アーリアジャスール)
86分:IN:金井 貢史
    (OUT:松田 直樹)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
ダニーロ MF 11
野沢 拓也 MF 8
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
大岩 剛 DF 4
パク チュホ DF 35
中田 浩二 MF 6
増田 誓志 MF 14
田代 有三 FW 9
大迫 勇也 FW 34
 
横浜F・マリノス
榎本 哲也 GK 1
田中 裕介 DF 5
栗原 勇蔵 DF 7
中澤 佑二 DF 22
小宮山 尊信 DF 13
松田 直樹 MF 3
小椋 祥平 MF 30
長谷川 アーリアジャスール MF 29
兵藤 慎剛 MF 17
渡邉 千真 FW 9
坂田 大輔 FW 11
 SUB
秋元 陽太 GK 31
金井 貢史 DF 24
金 根煥 DF 15
水沼 宏太 MF 20
狩野 健太 MF 14
山瀬 功治 MF 10
河合 竜二 MF 6
 
一瞬の隙を突かれ、2失点。アウェイゲーム4連敗。
 
試合開始10分で先制される苦しい展開ながらも、そのわずか2分後にキャプテン小笠原が今シーズン3点目となるゴールを決め一時は同点に追いつくも、その3分後に渡邉に決められ、慌ただしい15分間が今日の試合の全てとなった。このまま、スコアは動かず鹿島は1-2と敗北。後半に入り、田代、中田を投入し、高さでゴールを奪いに行った鹿島だったが、守りを固める相手を崩しきれず、アウェイ4連敗という屈辱を味わった。
 
 
 
攻守両面で主導権を握ろうとする横浜FMに対し、鹿島は落ち着いて試合序盤から攻撃の形を作りだす。しかし10分、一瞬の隙を突かれ、横浜FMに先制点を与えてしまう。左サイド小椋からのクロスに反応した坂田にヘディングシュートを決められ、0-1。まさかの劣勢に陥った鹿島だったが、「残りの試合、全部勝つつもりで戦う」と試合前、力強く語ったキャプテン小笠原が、わずか2分後の12分に意地の同点弾を叩き込む。左サイド新井場からダニーロとつなぎ、再びパスを受けた新井場がゴール中央へマイナス気味の速いクロス。このボールを逆サイドに走りこんだ小笠原が豪快に蹴り込み、浮き足立つチームを鼓舞した。今シーズン3点目となる小笠原のゴールで、勢いづくと思われたが、そのわずか3分後、今度は渡邉に豪快なミドルシュートを叩きこまれ、またしてもリードを許す。その後、新井場や興梠が決定機を作るも同点に追いつくことなく、1点ビハインドのまま前半を終えた。
 
 
 
1点のリードを受け、守備的な布陣をひく横浜FMに対し、鹿島は中 盤で落ち着いてボールを回し攻撃のチャンスをうかがう。しかし攻撃のアイデアに乏しい鹿島は、その後も横浜FM守備陣を崩すことが出来ず、時間だけが過ぎていく。58分には興梠に代え、田代、青木に代え、中田を同時投入。「ロングボールを受けて、マルキーニョスにボールを落とせ」。そうオリヴェイラ監督に指示を送られた田代がその狙い通り、後方からのボールを受け続けたが、セカンドボールをなかなか拾えず決定機を作り出すことが出来ない。
 
 
 
67分には新井場のクロスにマルキーニョスがヘディングで合わせるも、ボールは無情にもバーの上を通過してしまう。87分にはダニーロに代え、増田を投入。最後まで果敢に攻める姿勢を貫いたが得点を奪うことが出来ず、1-2のまま終了のホイッスルを聞くこととなった。
 
 
 
 
「いつも以上に、立ち上がりを意識して行こう」。試合前、ベンチでそう声を掛け合った鹿島の選手たちだったが、またしても序盤の失点に泣かされることとなってしまった。これで広島戦、神戸戦、大宮戦に続きアウェイ4連敗となってしまった鹿島はラストスパートをかけるどころか、大失速の危機的状況に陥った。先制点を奪われ、引いて守る相手をどう崩すか。攻撃のバリエーションと共に、ここ3試合で8失点の守備陣の修正が急務となりそうだ。
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・あわてず、しっかりボールを回そう。
・ポジションチェンジをしていこう。
・球際をしっかり厳しくいこう。
横浜F・マリノス:木村浩吉監督
  ・全体的に問題はない。
・守備の時、サイドで負けないこと。簡単にクロスをあげさせないこと。
・攻め上がる時に、人数のバランスを考えること。もう1点取って勝とう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  相手より明らかにチャンスは上回っていたが、それを決めきれなかった。チャンスができると選手たちは変に緊張してしまう。落ち着いて1本決めることができれば変わってくると思う。これまでに数多くの試合で逆転をすることができたし、サッカーは必ずしも内容に見合う結果がでるものではない。
横浜F・マリノス:木村浩吉監督
  今日は内容はともかく勝てて良かった。縦と横のゾーンを空けないようにして、なるべく早くシュートまでいけるようにやっていた。残り15分は引いてカウンターでいいと選手交代で伝えた。後半のできは本当に良くなかったが、勝てて良かった。
 

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