2009 J1 第24節
vs大宮アルディージャ
2009.8.29(土)18:00キックオフ
 
会場:NACK5スタジアム・観衆:13,555人・天候:曇
鹿島アントラーズ vs 大宮アルディージャ
1 0 前半 1 3
1 後半 2
89分:野沢 拓也(マルキーニョス) 得点
(アシスト)
4分:内田 智也(藤本 主税)
81分:土岐田 洸平(ラファエル)
85分:マト(橋本 早十)
17分:青木 剛
58分:新井場 徹
警告 60分:片岡 洋介
77分:土岐田 洸平
82分:江角 浩司
  退場  
67分:IN:大迫 勇也
    (OUT:ダニーロ)
74分:IN:中田 浩二
    (OUT:青木 剛)
78分:IN:田代 有三
    (OUT:興梠 慎三)
交代 75分:IN:土岐田 洸平
    (OUT:内田 智也)
89分:IN:藤田 祥史
    (OUT:ラファエル)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
ダニーロ MF 11
野沢 拓也 MF 8
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
大岩 剛 DF 4
中田 浩二 MF 6
パク チュホ MF 35
増田 誓志 MF 14
田代 有三 FW 9
大迫 勇也 FW 34
 
大宮アルディージャ
江角 浩司 GK 21
塚本 泰史 DF 2
片岡 洋介 DF 6
マト DF 3
波戸 康広 DF 4
金澤 慎 MF 23
橋本 早十 MF 17
藤本 主税 MF 11
内田 智也 MF 7
石原 直樹 FW 9
ラファエル FW 16
 SUB
高木 貴弘 GK 1
冨田 大介 DF 5
青木 拓矢 MF 26
土岐田 洸平 MF 25
市川 雅彦 FW 27
藤田 祥史 FW 13
ドゥドゥ FW 18
 
大宮にまさかの3失点。今季4敗目を喫する。
 
立ち上がりの失点が最後まで響いた。ここまでリーグで一度も負けたことがない大宮相手だったが、今季リーグ戦最多となる3失点を喫した上に初勝利を献上し、2位川崎との直接対決を前に勝点を伸ばすことは叶わなかった。
 
 
 
序盤、トップスピードで仕掛けてきた大宮に対し、いつになく慌ててしまった鹿島は4分という早い時間帯に先制点を献上した。ゴール前の攻防で相手選手と接触したマルキーニョスを欠く中、藤本のクロスから内田(智)にダイレクトのボレーショートを決められる。これでビハインドを背負った鹿島は追いつくべく前へ前へと出るが、焦りからかミスが目立ち、逆にカウンターを食らう場面も見られた。青木のミドルシュートなどで惜しい場面も作った鹿島だったが、全体を通してどこかチグハグな前半を終えた。
 
 
 
「慌てないでプレーしよう」とオリヴェイラ監督に指示を出され入った後半はさすがに落ち着きを取り戻し、セットプレーから再三いい形がみられる。しかし、なかなか同点に追いつけず、67分にはダニーロに代え大迫が入り、興梠がサイドに張る攻撃的布陣を敷く。
 
 
 
とにかく1点が欲しい鹿島だったが、前がかりになり過ぎ逆にカウンターを狙われる。そして81分、その恐れていた展開から2失点目を喫した。その4分後にもFKからマトにヘディングシュートを決められ、今季リーグ戦最多となる3失点目を挙げられる。ロスタイムに野沢が意地を見せ1点は返したものの、最後の最後までいつもの調子を取り戻せなかった鹿島は今季4敗目となる完敗を喫した。
 
 
 
 
この試合終了時点ではまだ2位川崎の試合が終わっていないため、勝点差が変わるかどうかは分からないが、直接対決となる次節がリーグ3連覇に向け大きな意味合いを持つこととなった。カシマでのゲームだけに絶対に負けられない。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・先ずは落ち着くこと。慌てなければ問題はない。
・前に出過ぎて、カウンターのチャンスを与えないこと。
・勝てる試合。気持ちを強く持とう。
大宮アルディージャ:張外龍監督
  ・前半はとても良く出来ている。後半も最終ラインのコントロールに集中して戦うこと。
・中盤はシンプルにボールを動かし、フォワードが積極的に相手の裏を狙うこと。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  サッカーではよく事故が起こる。神戸戦でも前半早々にミスから失点をしてしまい、それを繰り返さないように教訓としていたが、今日も注意力や集中力が欠けてしまって失点に繋がってしまった。残念な部分。後半は、サイドチェンジやスピードアップのタイミングを考えてやるように伝えて、何度かチャンスを作れた。2失点目はパスミスもあったが、相手の戦術にはまってしまった。
大宮アルディージャ:張外龍監督
  鹿島の高い攻撃力を中盤で抑えることを徹底したことが、こういう結果に繋がったと思う。Jリーグチャンピオンである鹿島相手に3-1と素晴らしい結果を収めて、これからの試合に向けて選手たちは良い自信がついたと思う。
 

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