2009 J1 第23節
vsFC東京
2009.8.23(日)18:34キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:24,593人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs FC東京
3 2 前半 0 1
1 後半 1
4分:ダニーロ(新井場 徹)
21分:マルキーニョス
77分:大迫 勇也
得点
(アシスト)
85分:カボレ(大竹 洋平)
78分:大迫 勇也 警告 86分:大竹 洋平
  退場  
56分:IN:大迫 勇也
    (OUT:興梠 慎三)
68分:IN:中田 浩二
    (OUT:ダニーロ)
82分:IN:増田 誓志
    (OUT:マルキーニョス)
交代 60分:IN:大竹 洋平
    (OUT:羽生 直剛)
60分:IN:鈴木 達也
    (OUT:中村 北斗)
85分:IN:近藤 祐介
    (OUT:カボレ)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
ダニーロ MF 11
野沢 拓也 MF 8
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
パク チュホ DF 35
中田 浩二 MF 6
増田 誓志 MF 14
遠藤 康 MF 25
田代 有三 FW 9
大迫 勇也 FW 34
 
FC東京
権田 修一 GK 20
徳永 悠平 DF 25
ブルーノ クアドロス DF 4
今野 泰幸 DF 6
長友 佑都 DF 5
米本 拓司 MF 28
梶山 陽平 MF 10
中村 北斗 MF 14
羽生 直剛 MF 22
カボレ FW 9
平山 相太 FW 13
 SUB
塩田 仁史 GK 1
茂庭 照幸 DF 2
椋原 健太 DF 33
大竹 洋平 MF 19
鈴木 達也 MF 40
赤嶺 真吾 FW 24
近藤 祐介 FW 32
 
ダニーロの今季初ゴールなどで、難敵FC東京に3-1と快勝!!
 
ダニーロの今季初ゴールを皮切りにマルキーニョス、大迫がゴールを決め、難敵FC東京に3-1と快勝した。ここ3試合で1ゴールと得点力不足に悩んでいた鹿島が、7月1日の第10節名古屋戦以来となる今季2度目の3得点を記録し、夏休み最後のホームゲームをゴールショーで飾った。
 
 
 
序盤からボールを支配しいいリズムを作った鹿島が開始4分、野沢の芸術的なパスで試合を動かす。左サイドで新井場からのパスを受けた野沢が、相手DFの意表を突くワンタッチのヒールパスで再び新井場へ戻す。このパスに反応した新井場がゴール中央のダニーロへマイナス気味のパスを送ると、これをダニーロが倒れこみながらゴール左隅に流し込み、鹿島が早い時間で先制点を奪う。その後も攻撃の手を緩めない鹿島は6分に興梠、12分にはダニーロのミドルシュートと怒涛の攻撃を見せる。すると21分、曽ヶ端の蹴ったゴールキックが前線のマルキーニョスへダイレクトで繋がる。ゴールキーパーの位置を見極めたマルキーニョスが冷静にループシュートを放つとこれがゴールネットを揺らし、リードを2点に広げる。前半、ヒヤリとした場面は平山が放ったバー直撃のミドルシュートのみと守備陣が安定したプレーを見せ、危なげない試合運びで前半を折り返す。
 
 
 
「久々に最後まで自分たちのサッカーが出来た」。試合後、キャンプテン小笠原がそう語ったように後半に入っても、細かいショートパスをつなぎサイドチェンジを有効に使うなどピッチを大きく使った鹿島らしいサッカーでFC東京を圧倒する。興梠に代わりピッチに送り込まれた大迫が77分、リーグ戦今季3点目となるゴールをヘディングで押し込む。左サイドを駆け上がった新井場がニアサイドのマルキーニョスへグラウンダーのクロスを送りこむと、このボールのこぼれ球を後ろから走り込んだ大迫が見事なヘディングで決め、3-0と試合を決定づけた。大迫にとっては、これがリーグ戦初ゴールとなった4月12日の味の素スタジアムでの一戦に続き、対FC東京2戦連続弾。試合終了間際にはカボレに右足で押し込まれ1点を返されるものの、終始ゲームをコントロールした鹿島が3-1と勝利を飾った。
 
 
 
 
2位川崎が勝利したため、勝点差は依然8のままだが、第23節にして勝点を50にまで積み上げた。ここ5試合で1勝2分2敗と悪い流れが続いていた鹿島にとって、この快勝は悪い流れを断ち切るために結果、内容共に納得のゲームとなった。しかし、古巣との対戦を終えたばかりの伊野波は試合後、「今日は、あんまり運動量が多くなかったし、ミスも多かったと思う。このチームはもっと出来るチーム」と『常勝鹿島』復活に向け、再び気合いを入れ直した。リーグ3連覇に向け、まだまだ油断できない戦いが続く。
 
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・守備のバランスを崩されないようにマークの受渡しを的確にすること。
・奪ったボールはサイドへ展開し攻撃しよう。
FC東京:城福浩監督
  ・相手のロングボールへの対応を考えてやること。
・ボールは回せる。サイドを起点に攻撃すること。
・先に1点とれば変わる。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  相手に対していろいろと対策を考えていた中で100%機能したわけではなかったが選手は規律を持って取り組んでくれたし素晴らしかったと思う。今日の対戦相手は手強いチームであり、攻撃力の高い、質の高い選手が揃っているチーム。失点はしたが、総合的に考えれば満足のできる試合であったと思うし、相手の能力・質を抑えて我々のサッカーができた試合だった。
FC東京:城福浩監督
  チームの状況が芳しくない状況のなか、いつも熱い応援をしてくれているサポーターには残念な思いをさせてしまった。我々にとっても残念というよりも悔しいという気持ちの方が大きい。全員が強い気持ちを持ってピッチに立っているが、ケアレスミスで失点してしまうと(チームが)苦しくなるという状況は肝に銘じなければいけない。今日は最初の2失点が大きかった。1点を返したものの結果的に苦しい展開になってしまったのは自分たちが招いてしまったこと。今日の経験を次に活かしていきたい。
 

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