2009 J1 第21節
vs大分トリニータ
2009.8.15(土)18:34キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:25,674人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs 大分トリニータ
1 1 前半 0 0
0 後半 0
32分:伊野波 雅彦(野沢 拓也) 得点
(アシスト)
 
62分:伊野波 雅彦
74分:新井場 徹
警告 58分:高松 大樹
69分:家長 昭博
  退場  
67分:IN:大迫 勇也
    (OUT:興梠 慎三)
85分:IN:中田 浩二
    (OUT:野沢 拓也)
89分:IN:田代 有三
    (OUT:マルキーニョス)
交代 45分:IN:フェルナンジーニョ
    (OUT:小手川 宏基)
68分:IN:家長 昭博
    (OUT:深谷 友基)
82分:IN:前田 俊介
    (OUT:鈴木 慎吾)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
野沢 拓也 MF 8
ダニーロ MF 11
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
パク チュホ DF 35
中田 浩二 MF 6
増田 誓志 MF 14
小谷野 顕治 MF 26
田代 有三 FW 9
大迫 勇也 FW 34
 
大分トリニータ
西川 周作 GK 1
深谷 友基 DF 4
森重 真人 DF 6
上本 大海 DF 22
エジミウソン MF 5
金崎 夢生 MF 8
鈴木 慎吾 MF 11
高橋 大輔 MF 20
小手川 宏基 MF 27
東 慶悟 FW 21
高松 大樹 FW 13
 SUB
下川 誠吾 GK 16
坪内 秀介 DF 2
家長 昭博 MF 14
井上 裕大 MF 30
藤田 義明 MF 33
フェルナンジーニョ FW 17
前田 俊介 FW 19
 
伊野波が値千金の決勝ゴール!! 公式戦5試合ぶりの勝利でリーグ再開を祝う。
 
 
伊野波が鹿島での初ゴールを決め、公式戦5試合ぶりの勝利の立役者となった。守っても曽ヶ端、岩政らと最後まで集中力を保ち、無失点で90分を終えた。これで鹿島は勝点を47に伸ばし、2位川崎との差を8のまま保った。
 
 
前半、攻守の入れ替わりが激しい慌ただしい展開となるが、鹿島はワンチャンスをものにし先制する。32分、右サイドで内田がファウルをもらい、絶好の位置でFKを得る。このチャンスにキッカーの野沢はゴール前に低く鋭い弾道のボールを入れ、これを見事なポジショニングから相手マークを外した伊野波が頭で捉え、大分ゴールに突き刺した。この伊野波の嬉しい鹿島初ゴールでの1点を守ったまま、前半を終えた。
 
 
 
後半に入っても、ダイレクトパス中心につないでくる大分に対しボールをカットし、カウンターを狙う。60分にはダニーロ、マルキーニョス、興梠が3人がかりでボールを奪い、ダニーロが右サイドでフリーとなった野沢へ絶妙のスルーパスを送る。これを野沢が切り返してからシュートしたが、惜しくもGK西川に止められた。
 
 
 
 
その後もカウンターで再三のチャンスをつかむが、鹿島は追加点をなかなか奪えない。試合終了まで後わずかとなった後半ロスタイムには、途中出場の田代がビッグチャンスを得るもこれもGK西川に止められ、結局1-0のまま、試合を終えた。
 
 
 
なかなか攻めきれず、悔しさも残った試合となったが、「最近勝ててなかったので、勝ったことが一番大事だった」と青木が語るように、公式戦5試合ぶりの勝利はリーグ3連覇に向けて非常に大きい結果と言えよう。ここからまた連戦が始まるが、このいい流れに乗って突き進みたいものだ。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・サイドチェンジを多用し、相手の守備バランスを崩せ。
・守備のバランスを崩さず、もっとアグレッシブに動こう。
大分トリニータ:ポポヴィッチ監督
  ・これ以上、相手に点を与えないでゴールを奪いに行くだけ。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  (今日の試合で)我々が消極的になっていたことはなかったと思う。多少、後半の入りで順応する時間が遅くなり相手のペースになることはあったかもしれないが、その後は上手くやれていたと思うし、(時間が経つにつれて)我々の求めていた状況ができていたと思う。
(4試合ぶりの勝利については?)
勝ち点3を取ったからといってどうこうは思わない。まだ厳しくタフなリーグ戦がつづくので、気を緩めることなく自分たちのサッカーを積極的にやり続ければ勝利の確立も高まっていくもの。自分たちの作業をやり続けていくことが今後我々がやるべきことの課題だと思う。
大分トリニータ:ポポヴィッチ監督
  今日は難しい試合だった。負けはしたが内容はすばらしかったと思う。相手は1位、うちは最下位という状況だが、うちのチームも負けず劣らず素晴らしい試合をしていたが、セットプレーから失点を許してしまった。シュートには結びつかなかったが、それ以外でのプレーはよくできていたと思うし、鹿島に対して守ろうとせず、自分たちのサッカーを目指した。今持っている力を出して攻撃的なサッカーができたと思うが、残念ながらゴールにはつながらなかった。今日は2つのチームが素晴らしかったし、日本サッカーにとってもいい宣伝になったのではないか。今日は両チームの選手たちをほめてあげたい。我々は自分たちのやっていることを続け、結果がついてくるようにこれからしっかりとやっていきたい。
 

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