2009 J1 第19節
vs柏レイソル
2009.7.25(土)19:04キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:18,773人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs 柏レイソル
1 0 前半 1 1
1 後半 0
56分:マルキーニョス(新井場 徹) 得点
(アシスト)
44分:村上 佑介
25分:興梠 慎三
45分:内田 篤人
警告 14分:パク ドンヒョク
17分:小林 慶行
39分:近藤 直也
  退場  
53分:IN:新井場 徹
    (OUT:パク チュホ)
67分:IN:ダニーロ
    (OUT:本山 雅志)
75分:IN:大迫 勇也
    (OUT:興梠 慎三)
交代 45分:IN:鎌田 次郎
    (OUT:パク ドンヒョク)
68分:IN:栗澤 僚一
    (OUT:大谷 秀和)
75分:IN:アンセウモ ハモン
    (OUT:フランサ)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
パク チュホ DF 35
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
新井場 徹 DF 7
中田 浩二 MF 6
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
田代 有三 FW 9
大迫 勇也 FW 34
 
柏レイソル
菅野 孝憲 GK 33
古賀 正紘 DF 5
近藤 直也 DF 3
パク ドンヒョク DF 6
村上 佑介 MF 25
大谷 秀和 MF 7
小林 慶行 MF 40
大津 祐樹 MF 27
李 忠成 MF 20
ポポ MF 11
フランサ FW 10
 SUB
南 雄太 GK 21
鎌田 次郎 DF 2
蔵川 洋平 DF 23
菅沼 実 MF 15
栗澤 僚一 MF 28
北嶋 秀朗 FW 9
アンセウモ ハモン FW 16
 
17戦無敗の新記録達成も、ホームで悔しいドロー。
 
前半終了間際に先制され、苦しい展開になるもマルキーニョスが意地の同点ゴールを決め、1-1に終わった。リーグ戦におけるホームゲーム通算観客数500万人突破、そして17試合無敗というJ新記録を達成しながらも、ホームでのドローという結果に試合後の選手たちは悔しさに包まれた。
 
 
 
前半、前線の興梠がそのスピードを生かし仕掛けるも、なかなか好機を見いだせない。降格圏内の17位に低迷し、東京V、名古屋などで指揮を執ったネルシーニョ氏を新監督に迎え、浮上を期す柏に押される時間帯もあるなど苦しい展開になり、ついに終了間際の44分に先制点を献上してしまう。
 
 
 
3-4-3の前線にポジションを取り、ゴールを狙うフランサのパスを伊野波がカットするも、このこぼれ球が不運にも右サイドでフリーとなっていた村上に渡ってしまう。その村上に鋭いミドルシュートを打たれ、守護神曽ヶ端が必死のダイビングを見せるが惜しくもボールには届かず、ゴールを割られた。その直後に審判の笛が鳴り、1点のビハインドを背負い前半を終えた。
 
 
 
後半に入り、ホームでの負けは許されない鹿島は相手選手数人に囲まれながらも前線で耐えるマルキーニョス、野沢らがリズムを作り、ゴールを目指す。そして53分にパク チュホと交代し、ピッチに立った新井場が同点ゴールを演出する。56分、左サイドでボールを受け、状況を冷静に見極めた新井場はふわりとしたクロスをゴール前に送る。これをマルキーニョスは相手DFと競りながらもヘディングで捉え、鹿島はついに同点に追いついた。
 
 
 
 
その後も交代で入ったダニーロ、大迫らが積極的に仕掛け、新記録となるリーグ17戦無敗を勝利で飾るべく前へ前へ出る鹿島だったが、粘る柏を攻めきれずゴールが奪えない。結局、1-1のまま試合終了のホイッスルを聞き、ドローに終えた。「17戦無敗という記録は選手たちのがんばりが生んだもの」と試合後、無敗記録を称えたオリヴェイラ監督だったが、その表情は終始固かった。リーグ戦ではここ4試合で3つのドローと勝ちきれない鹿島。リーグ3連覇のため、ここが正念場なのかも知れない。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・先制されたがまず精神的なバランスを崩してはいけない
・確実に組みたてながら早くボールを動かすこと
・自分達のリズムで戦うこと
柏レイソル:井原正巳ヘッドコーチ
  ・守備に関してはうまく機能している。このまま集中していこう。
・攻撃はボールを奪った後、簡単に取り返されないように。状況に応じて両サイドを使い分けて攻撃しよう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  ネルシーニョ監督になるということで、レイソルが変わるということは予想されていたことであり、その中で上手くやろうと考えていたし、この場で最大の力を発揮できる選手たちをピッチに送り出した。ネルシーニョ監督とはブラジル時代から何度か対戦している。今日のゲームの主導権を握っていたと思う。失点はしたが同点に追いついて、その後逆転するチャンスは何度もあったが決められることができなかった。今日は引き分けとなり、結果として残念ではあったかもしれない。チームのパフォーマンスが物足りなかったという点もあったかもしれないが、選手が一生懸命やっていた姿は伝わったのではないかと思う。
(Q:今日で連続無敗記録が17になったが?)
素晴らしいことであり、名誉なこと。引き続き、できるだけ記録を更新できるように頑張りたい。
柏レイソル:井原正巳ヘッドコーチ
  ネルシーニョ監督を迎えての初めての試合でベンチに入ったが、守備についてはうまくできていたと思う。今日は初めて3バックで臨んだがアントラーズの中盤を消していくことに注意していた。
(Q:アンセウモハモンの交代については?)
3人目の交代については、ネルシーニョ監督が決めました。
 

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