2009 J1 第18節
vs清水エスパルス
2009.7.18(土)19:00キックオフ
 
会場:アウトソーシングスタジアム日本平・観衆:20,203人・天候:晴
鹿島アントラーズ vs 清水エスパルス
2 2 前半 1 2
0 後半 1
26分:野沢 拓也
43分:マルキーニョス
得点
(アシスト)
44分:岡崎 慎司(ヨンセン)
53分:ヨンセン(市川 大祐)
  警告  
  退場  
64分:IN:ダニーロ
(OUT:本山 雅志)
75分:IN:新井場 徹
(OUT:パク チュホ)
81分:IN:大迫 勇也
(OUT:興梠 慎三)
交代 65分:IN:藤本 淳吾
(OUT:兵働 昭弘)
74分:IN:青山 直晃
(OUT:太田 宏介)
79分:IN:原 一樹
(OUT:本田 拓也)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
中田 浩二 DF 6
パク チュホ DF 35
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
新井場 徹 DF 7
當間 建文 DF 24
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
田代 有三 FW 9
大迫 勇也 FW 34
 
清水エスパルス
山本 海人 GK 29
市川 大祐 DF 25
岩下 敬輔 DF 5
児玉 新 DF 2
太田 宏介 DF 4
伊東 輝悦 MF 7
本田 拓也 MF 16
兵働 昭弘 MF 13
枝村 匠馬 MF 8
ヨンセン FW 18
岡崎 慎司 FW 23
 SUB
西部 洋平 GK 21
青山 直晃 DF 3
廣井 友信 DF 27
高木 純平 DF 14
マルコス パウロ MF 6
藤本 淳吾 MF 10
原 一樹 FW 11
 
苦手清水に追いつかれ、2-2のドロー。しかし、リーグ16戦無敗記録を達成!!
 
相手のミスに乗じて、前半瞬く間に2ゴールを奪った鹿島だったが、ホームの利に乗じた清水に追いつかれ、2-2の引き分けに終わった。しかし、これでリーグ16戦無敗のJリーグタイ記録を達成し、2位浦和との差を9と伸ばした。また内田は100試合出場、そして新井場は300試合出場を記録するなど2つの個人記録も達成された試合となった。
 
 
序盤、引き気味の清水に対しボールをキープする鹿島は果敢に前へ出る。そして開始直後に本山のパスから小笠原が今日最初のシュートを放つ。これは惜しくもクロスバーの上を越えたが、鹿島は完全に試合の主導権を握った。そして守っても負傷の伊野波に代わってセンターバックに入った中田が、見事なポジショニングで相手の攻撃の芽を摘み、抜群の安定感を見せた。
 
 
そして26分、早くも最初の歓喜が鹿島に訪れた。26分、岩下のトラップミスを逃さずにボール奪取した野沢がそのまま 左足でゴール左隅に決める。この先制点で勢いに乗った鹿島は44分、今度は興梠が岩下からボールを奪取し、マルキーニョスへボールを送る。これを受けたマルキーニョスは絶妙のフェイントから今季7点目となるゴールを決めた。
 
 
 
リードを2点とし楽勝ムードかと思われた鹿島だったがその直後、一瞬の隙を突かれ、ヨンセンのクロスから岡崎にヘディングシュートを決められ、1点差とされる。そして少々風向きが怪しくなったまま、前半を終えた。
 
 
 
後半に入っても勢いの落ちない清水に押された鹿島は、開始直後の53分、今度はヨンセンに決められ同点に追いつかれる。その後も清水の猛攻を食らい逆転負けの悪夢もよぎったが、曽ヶ端や中田らが落ち着いた守備を見せ、何とか持ちこたえる。
 
 
その後、ダニーロ、新井場、大迫と次々と交代のカードを切ったオリヴェイラ監督は、チーム全体に勝利への執念を訴えかける。それに応え、選手たちも野沢、マルキーニョスが相手ゴールに迫るが後一歩が出ない。逆に87分には岡崎に決定的なチャンスを与えてしまうがここは内田が体を寄せ、シュートはクロスバーの上へと逃げた。
 
 
 
そして鹿島のラストチャンスとも言える小笠原の左CKが誰にも合わず、サイドラインを越えたところで試合終了のホイッスルが鳴った。2点をリードしながらも最終的には追いつかれた鹿島にとっては残念なドローとも言えるが、これでJリーグタイ記録となるリーグ16戦無敗を見事に達成した。さらに2位の浦和が最下位の大分に15試合ぶりの勝利を献上したため、鹿島は勝点差を9へと広げる結果を得た。これで次節カシマで柏を迎え、17戦無敗の新記録に挑む。次は間違いなく見逃せ ない一戦となることだろう。
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・前線の4人がもっと守備の意識を高く持って走らなければならない。
・まだ、1点のアドバンテージがあるが、後半はもっと集中して戦うこと。
・気持ちを強く持って戦うこと。
清水エスパルス:長谷川健太監督
  ・試合のテンポ、緊張感と言うことない、いい試合だ。
・もうやらすな!次の1点が勝負。
・みんなで戦うこと。みんなで勝とう!!
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  試合をコントロールしていたにもかかわらず、自分たちからリズムを崩し、スペースを与えてしまった。清水は素晴らしいチームであり、得点力のある選手がいる。だからドローになったことはある意味、仕方がないが、勝点3取れるチャンスを自ら失ったことは残念。鹿島は完璧なチームと言われるが、そんなチームは存在しない。毎試合、反省点や修正点があるし、今日もそれはある。失点も守備陣だけの責任ではなく、今日はチーム全体の意思統一が出来なかった時間帯があった。
清水エスパルス:長谷川健太監督
  もったいなゲームだった。気持ちを出して90分戦ってくれたし、ホームで期待に応えたいという気持ちを見せてくれた。前半(終了間際)の岡崎のゴールがチームに勇気を与えてくれたし、(2失点の原因となった)岩下も後半はしっかりしていた。
 

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