2009Jリーグ ディビジョン1 第17節
vs大宮アルディージャ
2009.7.11(土)19:03キックオフ
 
会場:カシマサッカースタジアム・観衆:17,903人・天候:曇
鹿島アントラーズ vs 大宮アルディージャ
2 1 前半 0 0
1 後半 0
16分:マルキーニョス(興梠 慎三)
89分:大迫 勇也(ダニーロ)
得点
(アシスト)
 
69分:青木 剛
警告 20分:藤本 主税
  退場  
82分:IN:大迫 勇也
    (OUT:興梠 慎三)
83分:IN:中田 浩二
    (OUT:本山 雅志)
84分:IN:ダニーロ
    (OUT:野沢 拓也)
交代 55分:IN:土岐田 洸平
    (OUT:藤本 主税)
89分:IN:内田 智也
    (OUT:片岡 洋介)
89分:IN:福田 俊介
    (OUT:パク ウォンジェ)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
曽ケ端 準 GK 21
新井場 徹 DF 7
岩政 大樹 DF 3
伊野波 雅彦 DF 19
パク チュホ DF 35
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
興梠 慎三 FW 13
マルキーニョス FW 18
 SUB
小澤 英明 GK 1
後藤 圭太 DF 31
中田 浩二 MF 6
ダニーロ MF 11
増田 誓志 MF 14
田代 有三 FW 9
大迫 勇也 FW 34
 
大宮アルディージャ
角 浩司 GK 21
塚本 泰史 DF 2
冨田 大介 DF 5
マト DF 3
波戸 康広 DF 4
片岡 洋介 MF 6
橋本 早十 MF 17
藤本 主税 MF 11
パク ウォンジェ MF 14
石原 直樹 FW 9
藤田 祥史 FW 13
 SUB
高木 貴弘 GK 1
福田 俊介 DF 28
内田 智也 MF 7
斉藤 雅人 MF 15
金澤 慎 MF 23
土岐田 洸平 MF 25
渡部 大輔 FW 30
 
マルキーニョスの先制点、大迫の追加点で2-0と快勝!! リーグ前半戦を勝点42で終える。
 
昨シーズンも同カードでゴールを奪ったマルキーニョスが先制点を決めれば、試合終了間際に大迫が第5節FC東京戦以来、今シーズンリーグ戦 2点目となるゴールを叩き込み、2-0と勝利した。これで2005年に1シーズン制が始まって以来、最多となる勝点42を記録した鹿島は2位の浦和に8差をつけ、首位の座をキープ。3月22日の広島戦以来、15戦負けなしでシーズンを折り返した。
 
 
 
相手の出方を窺う大宮に対し、鹿島は試合序盤から相手陣営を攻め立てる。
5分に興梠、6分にはマルキーニョスと、立て続けに大宮ゴールを脅かし、早い時間での先制点を狙いに行く。
すると16分、相手DF陣の裏を狙っていた興梠から先制点が生まれる。自陣でボールを受けた野沢が、相手DFの裏に走り込んだ興梠へ浮き球のパスを送る。興梠はこれをうまくトラップしゴール中央へラストパスを送ると、並走していたマルキーニョスがヘディングで押し込み、鹿島が1-0と先制する。
 
 
 
その後、藤田、石原の2トップを中心に同点ゴールを狙う大宮に対し、出場停止の内田に代わり5月2日の千葉戦以来の8試合ぶりの先発出場となる新井場が、体を張った守備を見せピンチを脱する。早い時間で追加点を奪い試合を有利に進めたい鹿島だが、その後はなかなか攻撃の形が作れず1-0のまま前半を折り返す。
 
   
 
「後半は疲れました」。試合後にパクが語るように後半に入ると、主導権を握られた鹿島は、中盤でボールを回されるシーンが多くみられるようになる。我慢の時間が続く鹿島は、81分に興梠とのパス回しから抜け出したマルキーニョスがシュートを放ち、この日2点目を狙うがGKのセーブに遭い、追加点を奪うことが出来ない。その後、オリヴェイラ監督は大迫、中田、ダニーロと立て続けに投入し、試合のリズムを変える。するとその策が見事に的中し、途中交代した2人のコンビネーションから追加点が生まれる。試合終了間際のロスタイム、右サイドを走るダニーロへパスを送った大迫が、中央へ走り込む。再びダニーロからパスを受けた大迫がダイレクトでゴール左に決め、2-0とした。
 
 
 
なおリーグ戦2点目となった大迫のこのゴールは、カシマスタジアムでの嬉しいリーグ戦初ゴールとなった。そして、これでリーグ15戦無敗とした鹿島。勝点を42まで伸ばし2005年の1シーズン制導入以来、リーグ前半戦での最多勝点記録という最高の形でリーグ前半戦を折り返した。しかし、「いい結果だとは思うけど、前半戦では4試合勝てていないので 反省点もたくさんある。今後も気を引き締めてやっていくことが 大事」と試合後、本山が語るように前人未到の3連覇を目指し後半戦も1試合1試合しっかりと戦うことが大事だろう。
 
 
 
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
・相手の背後のスペースを使おう。
・サイドチェンジからのつなぎを丁寧にしよう。
・積極的に行こう。
大宮アルディージャ:張外龍監督
  ・ボランチがシンプルにボールを動かして、サイドチェンジを使うこと。そこから攻撃しよう。
・前半、各ポジションの役割が出来ている。後半も自信を持ってプレーしよう。
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  今のチームの状況というのは、急激にチームが良くなってきたわけではない。1年目から取り組んできた意識が結果として結び付いている。今はまだリーグ戦折り返しにたどりついたばかりで、我々の目標は12月5日の最終戦に(この状況を)結びつけていかなければならない。今の状況に満足せずに謙虚さを持って1試合1試合を戦っていきたい。
(Q:興梠について)
今日の1点目については、守備的なところで背後を狙っていたなかであの場面で興梠はいい判断をしてくれた。自分でもシュートを打てた状況だったが、落ち着いてマルキーニョスを見てパスを出したのは彼がチームのためにプレーを心がけているのが伝わってくる場面だった。彼も成熟してきているという証拠。これからは守備の部分でも成熟してくれればと期待している。
大宮アルディージャ:張外龍監督
  今日はJリーグチャンピオン相手の試合であったが、我々のミスから失点してしまった。選手はがんばったと思うが、結果は残念だった。今後の課題として、もっとプレーの判断を早くする必要があると思っている。
 

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